2/18【新日本】棚橋が天国のキャットさんに感謝、FANTASTICA MANIA継続誓う

『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2024』後楽園ホール(2024年2月18日)
○棚橋弘至&ペガソ&田口隆祐vsタイガーマスク&YOH&2代目スーパーこけしマシーン×

　棚橋が後楽園大会のオープニングマッチで快勝。天国のブラック・キャットさんにFANTASTICA MANIA継続を誓った。

　メキシコCMLL勢が大挙飛来したFANTASTICA MANIAは2・12大阪大会で開幕。終盤戦を迎え、聖地・後楽園大会2連戦に突入した。初日となったこの日、オープニングマッチにはNJPW WORLD認定TV王者で社長・棚橋が登場。ペガソ&田口とのトリオでこけしマシーン&タイガー&YOHと対戦した。

　棚橋は顔面ペイントを施し、TV王座ベルトを巻いて登場した。この日、第5試合で“ブラック・キャット メモリアルマッチ"が行われ、故・キャットさん夫人のマル幸枝さんが来場。試合前、棚橋は社長としてマル幸枝さんに2024年ユニフォームジャージセット、花束を贈呈した。

　現在、棚橋は2・23札幌大会でのマット・リドルとのTV王座V2戦へ向けて調整中。こけしマシーンとYOHに腹の肉をつままれて揺さぶりをかけられたものの、フライングフォーアームでこけしマシーンに突っ込み、太陽ブロー、ダイビングサンセットフリップと得意技を連発した。

　YOHがカットに飛び込んでも、ペガソがノータッチトペコンヒーロを放って分断。そこへタイガーがトペスイシーダ、田口がプランチャと場外ダイブが連鎖した。こけしロケット、小こけしとこけしマシーンに攻勢を許した棚橋だったが、正調こけしを自爆させると、ラリアットを食らってもスリングブレイドをさく裂。そのまま回転十字固めで丸め込んで3カウントを奪った。

　棚橋がFANTASTICA MANIA後楽園大会オープニングマッチで快勝。メモリアルマッチが行われるこの日、天国のキャットさんに勝利を捧げた。「入門して僕とか柴田(勝頼)選手とか、(鈴木)健三さんとか、井上(亘)さんとか、ブラック・キャッチさんにしごかれたから」と若手時代を回想した棚橋は「そういった感謝の思いで、これからもFANTASTICA MANIAを続けていけたらと…続けていきます」とキャットさんにルチャの祭典継続を誓っていた。