2/19【新日本】マグヌス&ディフントの報復にSHO逆ギレ デスペ戦へ「ボッコボコにする理由できた」

『NJPW PRESENTS CMLL FANTASTICA MANIA 2024』東京・後楽園ホール(2024年2月19日)
○ティタン&内藤哲也&KAMAITACHI&BUSHIvsマグヌス&金丸義信&SHO&ディフント×

　マグヌス&ディフントの報復を受けてSHOが逆ギレ。2・23札幌大会で行われるIWGPジュニア王者エル・デスペラードとのタイトル戦に向けて、「あのメキシコにかぶれたデスペラード、ボッコボコにする理由がもう1つできたぞ」と吠えた。

　王者デスペラードからベルトを強奪し、FANTASTICA MANIAでは自分が王者だと言わんばかりにそれを持って入場しているSHO。前日の後楽園大会ではHOUSE OF TORTUREの面々とCMLLのルチャドール・マグヌスでカルテットを結成したが、誤爆からマグナスが敗れると、拷問軍はそのまま放置してリングをさっさと去っていき、遺恨が発生していた。

　この日、拷問軍のSHO&金丸はマグヌス&ディフントと組んで、L・I・Jのティタン&内藤&BUSHIにKAMAITACHIを加えたカルテットと対戦した。

　FANTASTICA MANIAらしい華やかな攻防が続くが、拷問軍はそれに付き合わず、いつもの無法ファイトを展開する。だが、SHOは内藤の猛攻を受けて守勢を強いられると、マグヌスとの誤爆が続き、亀裂はさらに悪化した。SHOが内藤の変型足4の字固めに捕まると、マグヌスがカットイン。内藤のみならずSHOにもストンピングを浴びせる。

　その後もSHOのエルボーがマグヌスに誤爆してしまい、流れを掴めず。最後は孤軍奮闘したディフントがティタンのジャベ・インモルタルに捕まってギブアップ。ティタンが快勝を収めた。

　試合後、SHOと金丸は暴挙に出る。倒れるディフントを介抱し、マグヌスを称えるように手を掲げるが、態度をひょう変させて、2人に襲いかかったのだ。SHOはトーチャーツールで殴りつけようとしたものの、避けたマグヌスはダイヤモンドカッターで返り討ち。ディフントもパワースラムで金丸を鎮圧した。拷問軍が報復される結末になると、場内は拍手喝采となる。

　IWGPジュニア戦を前に赤っ恥をかかされたSHOは「これだからよ、メキシコ人はクソどもなんだよ! それからよ、日本人でもちょっとでもよ、メキシコにかぶれているヤツはよ、全員クソどもなんだよ」と自分から裏切っておきながら勝手菜理屈で激高。「札幌でもよ、あのメキシコにかぶれたデスペラード、ボッコボコにする理由がもう1つできたぞ、このクソッタレがオラ!」と逆ギレして、デスペラードへの憎悪を燃やしていた。