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2/20【WWE】コーディ屈辱 ブラッドライン暴挙でマッキンタイアに敗北

 ロウが現地時間19日、カリフォルニア州アナハイムで行われ、『レッスルマニア40』でのWWEユニバーサル統一王座挑戦を控えるコーディ・ローデスがブラッドラインの暴挙を受け、ドリュー・マッキンタイアとの一騎打ちに敗れた。

 2週間前、中邑真輔とのブルロープマッチに勝利した試合後のコーディをマッキンタイアが襲撃。クレイモアを叩き込んでKOした。先週、マッキンタイアが中邑とともにサミ・ゼインを暴行していると、コーディがやってきてコーディカッターでマッキンタイアを蹴散らした。

 遺恨を深めている両者がこの日のオープニングマッチで一騎打ち。コーディは4・6&7フィラデルフィア大会2連戦『レッスルマニア40』でWWEユニバーサル王者ローマン・レインズへの挑戦、マッキンタイアは2・24オーストラリア大会『イリミネーションチェンバー』におけるチェンバー戦をそれぞれ控え、負けられない一戦となった。

 マッキンタイアが逆水平を連発すれば、コーディは父譲りの倒れ込み式アッパーカットで応戦。フロントハイキックで返り討ちにしたマッキンタイアはコーディが場外ダイブを狙っても阻止してリングに戻ろうとしたが、コーディはロープ越しのドラゴンスクリューをさく裂。足4の字固めで捕らえた。

 リバースして逃れたマッキンタイアは風車式バックブリーカーで逆襲したが、コーディも飛びつきブルドッギングヘッドロックで応戦して譲らない。高速パワースラム、ロープに飛び乗ってのダイビングレッグラリアットと攻勢を続け、コーディカッターをさく裂させた。

 マッキンタイアも3カウントを許さず。クロスローズも決めさせない。スパインバスター、シットダウンパワーボムと豪快な技を連発。クレイモアを狙って突っ込んだが、コーディはトラースキックで迎撃。ペディグリーで叩きつければ、マッキンタイアもフューチャーショックDDTで突き刺して譲らない。ならばとコーディはトップロープからの雪崩式ブレーンバスターを敢行し、コーディカッターでニアフォールに追い込んだ。

 ここでレインズ率いるブラッドラインの一員であるジミー・ウーソが乱入。コーディが撃退したものの、反対側からソロ・シコアが現れてサモアンスパイクを叩き込む暴挙に出た。マッキンタイアも不満げな表情を見せたものの、クレイモアをさく裂。コーディは返せず3カウントが入った。

 コーディは昨年もロイヤルランブルを制し、レッスルマニアで王者・レインズに挑んだものの、ブラッドラインの介入もあって敗れた。1年前を再現するような結末は王者レインズの差し金であることは明らか。レッスルマニアへ向けてコーディに屈辱を味わわせた。

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