2/23【全日本】諏訪魔&鈴木が本田&安齊撃破 宮原&青柳との世界タッグ決定戦へ
『エキサイト・シリーズ2024』岡山コンベンションセンター(2024年2月23日)
世界タッグ王座決定戦進出チーム決定戦 ○鈴木秀樹&諏訪魔&vs安齊勇馬&本田竜輝×
諏訪魔&鈴木が本田&安齊を破り、宮原&青柳との世界タッグ王座決定戦へと駒を進めた。
斉藤レイが「右肩関節脱臼」のため欠場し、斉藤ブラザーズが世界タッグ王座を返上。2・25京都大会で予定されていた宮原&青柳との防衛戦も消滅した。そこで名乗りを上げたのが諏訪魔&鈴木と本田&安齊。宮原&青柳との新王者決定戦への出場権をかけて両チームが激突した。
序盤から一進一退のせめぎ合いが続く中、諏訪魔と鈴木の連係が機能せず。鈴木が劣勢に。本田&安齊のラリアット&ジャンピングニー、スライディングラリアット&ランニングニーのサンドイッチ攻撃を食らって攻め込まれた。それでも鈴木はツームストンパイルドライバーで本田を突き刺して逆転。ラリアットを連発されても卍固めで本田を捕らえた。諏訪魔もスリーパーで安齊を分断し、鈴木の勝利につなげた。
諏訪魔&鈴木が本田&安齊を撃破。2・25京都大会での世界タッグ王座決定戦出場を決めた。昨年暮れの最強タッグで“バカバカタッグ"を結成してから3ヵ月。ベルト獲りに王手をかけた。試合後、鈴木が諏訪魔に抱きつくと、二人は肩を組んで飛び跳ねながら喜びを爆発させた。
鈴木は「これで世界タッグ獲ったね。世界タッグ奪取」と勘違いしてぬか喜び。諏訪魔も思わず「バカだなあ」とこぼし、鈴木も「恥ずかしいよね、こんな喜び方して」と照れ臭そうに。諏訪魔は「今日は良かったよ。結果良ければいいじゃない? いや、嬉しかった。秀樹、熱いよね」と鈴木を称えた。
しかも試合中、目が合ったことで諏訪魔は二人の間に芽生えた「愛情」を感じた。二人の距離がさらに近づいたことも好材料。諏訪魔&鈴木が世界タッグ獲りに王手をかけた。
【試合後の諏訪魔&鈴木】
▼鈴木「疲れた。パートナーはちょっと今日はいないので、ひとりで。どこ行っちゃったのかな。帰っちゃったのかな。先に福岡に行ったみたいなんで。(遅れて諏訪魔がやってくると)ああ、やった!」
▼諏訪魔「やったぜ!」
▼鈴木「これで世界タッグ獲ったね。世界タッグ奪取」
▼諏訪魔「うん?」
▼鈴木「え? 今日世界タッグでしょ。やる前に世界タッグで言ったじゃん」
▼諏訪魔「バカだなあ」
▼鈴木「世界タッグ決定戦でしょ? 今日」
▼諏訪魔「今日は良かったよ。結果良ければいいじゃない?」
▼鈴木「恥ずかしいよね、こんな喜び方して」
▼諏訪魔「いや、嬉しかった。秀樹、熱いよね」
▼鈴木「秀樹?」
▼諏訪魔「昨日ラーメン食ったから調子いいんじゃないの?」
▼鈴木「目が合ったでしょ」
▼諏訪魔「うん」
▼鈴木「止まれなかった?」
▼諏訪魔「愛情だな」
▼鈴木「愛情で? ああ。だから、我々が負ける時はお互いのせいですよね。相手がどうのこうのじゃない。俺たちは自分たちの力で勝って、自分たちの力で負ける。そういうチームだ。なんか言い返しなさいよ」
▼諏訪魔「いや、熱血だなと思って。熱いよ、秀樹」
▼鈴木「でも、今日だと思ったのに」
▼諏訪魔「大丈夫?」
▼鈴木「京都もじゃああるんですね。今日との相手は誰ですか?」
――ビジネスタッグ
▼鈴木「こっちはビジネスじゃないから」
▼諏訪魔「本気だからね」
▼鈴木「もっとビジネスだから、こっちは」
▼諏訪魔「え?」
▼鈴木「本当にビジネスだからな」
▼諏訪魔「そんなつらいこと言わないでよ」
▼鈴木「あとは思いの丈を喋ってください」
※と鈴木は姿を消す
▼諏訪魔「いやあ、秀樹のネチっこさというかね。それがいいほうに出た試合だったなって」
※鈴木が戻ってきて
▼鈴木「よし、優勝だ!」
▼諏訪魔「なんで喋らせてくれないんだよ」
▼鈴木「あんまり喋ってもいいことないから」
▼諏訪魔「ひどいなあ」
※と諏訪魔とともに控室へ
【試合後の本田&安齊】
▼本田「クッソー、タップしてないよ! ふざけんじゃねえ!」
▼安齊「今日の結果で俺たち負けを認めたわけじゃないからな。まだまだNew Period、ベルトを狙っていくぞ」