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3/8【新日本】“ゆかりの地"でオレッグが投げ技連発で奮闘も ヒクレオ貫録勝ちでEVILとの2回戦へ

『NEW JAPAN CUP 2024』アイメッセ山梨(甲府市)(2024年3月8日)
1回戦 ○ヒクレオvsボルチン・オレッグ×

 NEW JAPAN CUP初出場となったオレッグが大学生時代に過ごした山梨の地で投げ技連発の奮闘を見せたものの、ヒクレオが貫録勝ち。EVILとの2回戦に勝ち進んだ。

 昨年4月のデビューから約1年、オレッグがNJC初出場を果たした。初のシングル栄冠獲りのチャンスに「他の選手はみんな強いけど、私もアマレスの自信があるし、他の選手より勝ち取りたいものもいっぱいあります」と燃えるオレッグの1回戦の相手はSTRONG無差別級タッグ王者のヒクレオ。オレッグは上位食いに挑んだ。

 山梨学院大学レスリング部出身のオレッグ。試合前に花束贈呈で激励されると、ゆかりのある地でヒクレオをジャンピングボディプレスなどで攻め立て、チョップ合戦で立ち向かう。押されてもフロントスープレックスで巨体を投げ、逆エビ固めで絞め上げた。

 ヒクレオが耐えてもオレッグはブレーンバスター合戦を制し、ジャーマンで引っこ抜いたが、3カウントは奪えず。必殺のカミカゼが不発に終わると、ヒクレオが高速パワースラムで鎮圧。ゴッドセンドで叩きつけて一気に3カウントを奪った。

 オレッグが善戦空しく敗退。ヒクレオが1回戦を突破した。「1〜2年後のオレッグを見るのが待ちきれないな。半年後でさえ、ヤツはもっと強くなっているだろう。大型の素晴らしいレスラーになるだろう」と手放しで絶賛したヒクレオは「新日本プロレスにはもっとたくさんの大型レスラーが必要だ。俺だけじゃなく、オスカーやアーチャーが戻ってくるのを待ってるよ。また戦うのが楽しみだ。またやろう」とエールを送った。

 続く2回戦は3・13岡山大会。相手は1回戦シードの2020年覇者・EVILだ。ヒクレオは「お前と俺の間にはたくさんの歴史がある。直接対決か、それとも血を見ることになるか?」と宣戦布告した。

 一方、オレッグは大いに奮闘したものの1回戦敗退に終わり、「アマレスの自信もあったし、ちゃんと練習してたけど、やっぱりもっと頑張らないとね。ヒクレオさんも強かった」と反省の弁。大学生活を過ごした山梨での敗戦に「次、地元に帰ってきて、ちゃんといい試合して、活躍してみんなが喜ぶようにいい試合するように頑張ります」と誓っていた。

プロ格 情報局