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3/11【NOAH】NOAHで吉江豊さん追悼10カウント 遺影抱いた齋藤「太陽のような人でした」

『SUNNY VOYAGE 2024』山口・KDDI維新ホール(2024年3月11日)

 吉江豊さんの急逝から一夜明けた11日、NOAHでも山口大会の開始前に追悼セレモニーが開かれた。

 吉江さんはNOAHにも多数の参戦経験があった。2011年にはグローバル・リーグ戦に出場。タッグ戦線では森嶋猛との巨漢タッグチーム“ピンクゴディ"で活躍し、GHCタッグ王座にも挑戦。2011年のグローバル・タッグリーグ戦にも出場した。

 追悼セレモニーでは10カウントゴングが鳴らされ、齋藤彰俊が遺影を抱くなか、出場選手、観客が黙とうを捧げた。

 新日本時代から親交の深かった齋藤は「あまりにも突然で最初聞いた時は信じられませんでした。(新日本の)合宿所でともに生活したこともあったんですが、団体が分かれた後もたびたび飲みにいって、いつも満面の笑みで…。とにかく吉江選手との思い出は笑ってるイメージしかない。太陽のような人でした」と抜群の愛きょうで多くの人に愛されたその人柄を偲んだ。

 ともに若き日の新日本マットでしのぎを削り、NOAHマットでも火花を散らした。「シングルでいっぱいいっぱいのフルタイムドローを戦ったのが思い出。これぞプロレスラーという巨体で、戦うとしんどかったですけど、怖いというよりは明るい。それが“豪快さ"を際立たせていたと思いますし、まさに“プロレスラー"でした」と振り返った齋藤。「吉江選手なら持ち前の明るさで天国でもすぐに打ち解けると思います。自分は天国は待ち合わせ場所だと思ってるんで、後から行った時はまた明るく飲んで楽しくやりましょう」と突然旅立った吉江さんにメッセージを送った。

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