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3/14【DDT】HARASHIMAが4年ぶり返り咲きで「新しいDDT見せたい」、上野「このベルトに一番似合う男に」 3・17KO-D戦会見

 3・17後楽園大会『Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜』へ向けた公開会見が14日、行われ、メインイベントのKO-D無差別級王座戦で対決する王者・上野勇希、挑戦者・HARASHIMAが出席。4年2ヵ月ぶりの返り咲きを狙うHARASHIMAが「KO-Dのベルトを獲って、時間を戻すのではなくて、新しいDDTを見せたい」と誓った。

 3・17後楽園大会のメインイベントは王者・上野にHARASHIMAが挑むKO-D無差別級王座戦。28歳の上野に対し、HARASHIMAは49歳で“21歳差対決"となる。前哨戦では1度ずつ直接勝利を奪い合ってきた。

 10度の同王座最多戴冠歴を誇るHARASHIMAは約3年ぶりの挑戦で、2020年1月に第73代王者から陥落以来、4年2ヵ月ぶりの返り咲きを狙う。「3年ぶりにKO-D無差別級に挑戦するのは楽しみにしてる。挑戦するにあたって、同世代の選手の気持ちを感じて。今のチャンピオンの上野とは20歳以上も差はあるけど、そういうこととは関係なく、今のDDTで一番強いチャンピオンを決める戦いを楽しみにしてます」と燃えるHARASHIMAは「前哨戦を戦ってきて、非常に手応えは感じていて、試合が待ちきれないくらい」と自信満々。「僕はKO-Dのベルトを獲って、時間を戻すのではなくて、新しいDDTを見せたい」と言い切った。

 同王座のベルトは2022年3月に新調されたため、HARASHIMAは一度も巻いたことがない。そのベルトを目の前にして、「今見て思うのはたぶん僕が巻いたら、メチャメチャかっこいいと思います」と目を輝かせたHARASHIMAは「若い選手も伸びてきてるし、いろんな選手が出てくれたり、いろんな選手を呼べる団体になってるんで。具体的な名前は挙げませんけど、やりたい試合はたくさんあります」と戴冠後を見据えた。

 対する上野は2・14新宿大会で男色ディーノを退けて以来3度目の防衛戦。DDTの象徴的な存在と立て続けに戦うことになり、「そのベルトを持ってるイメージはHARASHIMAさんで、それはすごいことで。ベルトも新しくなって、チャンピオンは僕で、そんな僕にHARASHIMAさんが挑戦してくれて。僕と試合することを楽しみにしてくれてるHARASHIMAさんを超えていくことで、このベルトに一番似合う男になって。ベルトを見たら僕のことを思い浮かべてしまうようなDDTのチャンピオンになる」とミスターKO-Dを目指す構えだ。

 前哨戦を通じて上野は「HARASHIMAさんは今年50歳になられるということですけど、よく“年齢なんて記号だよ"って言われます。HARASHIMAさんには年齢は記号ですらないくらい関係ない」とHARASHIMAの健在ぶりを実感。「思いきりぶつけ合えるし、HARASHIMAさんの思いっきりをぶつけ合える上野になってる自信はあります」と確信しつつ、「17日は僕が最後まで立っていたい」とHARASHIMA超えを誓った。

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