3/14【DDT】遠藤「他団体でKO-Dを広めたい」、安齊「巻くことができたら全日本でも防衛したい」 KO-Dタッグ戦会見
3・17後楽園大会『Judgement2024〜旗揚げ27周年記念大会5時間スペシャル〜』へ向けた公開会見が14日、都内で行われ、KO-Dタッグ王座戦で対決する王者・遠藤哲哉&飯野雄貴、挑戦者・本田竜輝&安齊勇馬が出席。「僕の今年の大きな目標として、KO-Dタッグのベルトを巻いて、他団体でKO-Dという名前を広めたい」と描く遠藤が返り討ちを宣言すれば、安齊は「KO-Dタッグを巻くことができましたら、全日本でも防衛したい」と戴冠後を見据えた。
全日本の“New Period"本田&安齊は2・7新宿大会に参戦。同大会で佐々木大輔&KANONを破ってKO-Dタッグ王者となったバーニングに挑戦表明した。3・17後楽園大会でのタッグ王座戦が決まり、3・6新宿大会における前哨戦はNew Periodが制している。
安齊は「2・7新宿大会で挑戦表明したときにも言いましたが、初めてのDDTのリングがとても楽しく、もっともっと強い人と戦いたいと思ってます。その相手がKO-Dタッグ王者のお2人。とても楽しみです」とたかぶるばかり。「KO-DタッグもDDTのプロレスも決して甘いものではないとわかっていますが、全日本プロレスの明るく楽しく、そして激しいプロレスが負けているとは思ってません。3月17日、俺たちが必ず勝ちます」と言い切った。
パートナーの本田は立ち上がるや「俺の目的は2つあるんだよな。1つ、このKO-D、俺たち全日本プロレスの2人でさらに高めていくこと。そして2つ、この中にはDDTのプロレスしか見たことない人がいると思う。3月17日もDDTのプロレスしか見たことない人もいると思うんだな。そんなお前たちを、俺たちNew Periodの試合で、全日本プロレスのリングに持って帰るぞ!」とテーマを設定。「この前、(3・6)新宿大会でヨシヒコと友だちになったんだ。お前らの弱点いろいろ聞いて、ヨシヒコを俺の庭に招待したいと思う」と対策も万全といわんばかりだ。
王座奪取後のプランについて、安齊は「KO-Dタッグを巻くことができましたら、全日本でも防衛したい」と描きつつ、「他団体の人と戦うのは楽しいので。DDTの方も他団体に(ベルトが)出てしまったら必死になって獲り返しにくると思うんで。DDTもっと個性豊かな選手がいますよね。そういう人と戦いたいなと思います」と希望。本田は「俺たちが獲ったからには、他団体、DDTのレスラー、誰でも挑戦受けて、このベルトは俺たちが責任をもって価値を高めていくから安心しとけ!」と豪語してみせた。
バーニングは初防衛戦でいきなり外敵を迎え撃つ。「お2人のコメントを聞いて、3月17日、挑戦者として僕らの対面に立ってくれるのが非常に今から楽しみになってきました」と歓迎した遠藤は「バーニング、去年の12月に秋山(準)さんが抜けて、1月に飯野が加入して、僕らこのベルトを巻きましたけど。僕の今年の大きな目標として、KO-Dタッグのベルトを巻いて、他団体でKO-Dという名前を広めたい」と描いており、「そのために今回、僕らが倒さなきゃいけないんで。New Period、新しい時代。素晴らしい名前じゃないですか。でもまだまだ俺たちの時代、渡しません。俺たちが勝って、俺たちが現在進行形ということを証明します」と返り討ちを宣言した。
パートナーの飯野は「私は一人でバーニング合宿してきました。このタイトルマッチのために。午後2時に帰ってきました」と告白。「セブでめちゃめちゃバーニングしてきましたんで、このタイトルを絶対防衛して、私たちが真のバーニングとして、今後バーニングとしてやってやります」とうそぶき、「あいつらはニュー・ピリオドじゃなくて、ニュー・バーニングにしてやりますよ」と吠えた。他団体流出のリスクを背負うことになるが、「私はセブに行ってバーニングしてきたからね。負けることなんか考えてないんだよ」とキッパリ。遠藤も「やる前から負けることを考えるヤツがいるか、バカヤロー!ってことです」と言い切った。
フォトセッションの際、飯野が「バーニング!」を連呼すると、本田が「意味わかってないだろ?」と指摘。これに飯野が興奮し、本田の胸を突き飛ばして口論に発展。本田も受けて立つ構えを見せたが、今林久弥GMが慌てて止めに入って事なきを得た。それでも飯野は「バーニング!」と叫び続けて興奮は収まらず、遠藤が「冷静になれ」となだめていた。
