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3/15【新日本】YOH逆転勝利も…金丸がSHOに代わってIWGPジュニアベルト奪回 「俺が相手してやる」

『NEW JAPAN CUP 2024』大阪・金岡公園体育館(堺市)(2024年3月15日)
○YOH&海野翔太&タンガ・ロア&ヒクレオ&邪道vsEVIL&ジャック・ペリー&高橋裕二郎&金丸義信&ディック東郷×

 YOHが逆転勝利を飾ったが、金丸が同門のIWGPジュニア王者・SHOに代わってベルトを奪回。バックステージまで追いかけてきたYOHを返り討ちにすると、「そんなシングルやりてえのか? だったら俺が、お前のシングルの相手してやるよ」と通告した。

 YOHは2・24札幌大会で王者・SHOからベルトを強奪。SHOが以前同じようにベルトを盗んだのを逆手に取って、挑発を繰り返してきた。「ベルトを盗まれた精神的ダメージで試合できない」と言い張るSHOが欠場すると、盟友の代わりに金丸は「俺が奪い返して、SHOに返してやるよ」と予告していた。

 この日、YOHたち連合軍とHOUSE OF TORTUREが10人タッグマッチで激突。NEW JAPAN CUP公式戦で敗れたヒクレオがEVILに、海野がペリーにリベンジを狙って、大乱戦になった。

 その中で、YOHが集中攻撃を受けてピンチに陥る。東郷には股間に手刀を振り下ろされ、スポイラーチョーカーで首を絞められてしまった。だが、ヒクレオたちが割って入り、リング上が大混戦になると、その混乱に乗じて、YOHは東郷をEVILと同士討ちさせ、そのままファイブスタークラッチでクルリ。技ありの3カウントを手にした。

 試合が決した直後、金丸が動いた。試合のダメージを引きずるYOHをよそに、密かにIWGPジュニアのベルトを強奪。そのままバックステージへと逃げて、まんまとベルト奪回を果たした。YOHはバックステージでまで追いかけたものの、叩きのめした金丸は「そんなシングルやりてえのか? だったら俺が、お前のシングルの相手してやるよ」と豪語。「テメーなんか俺クラスで十分だ、バカ野郎!」とこき下ろした。

 YOHも「正々堂々、俺に挑戦してこい」と自分が王者だと言わんばかりに吠えたが、ベルトは奪い返せず。「金丸、テメーが、最初の俺の獲物だ! テメー、その前によ、そのベルト返せ!」と叫ぶばかり。王者SHO不在の状況でベルトを巡る争いがぼっ発し、シングル戦が決定的となった。

【試合後の金丸、YOH】

▼金丸「(IWGPジュニアのベルトを持って)やっと取り返したぞ、オイ! アイツは何がやりてえんだよ? YOHはよ……」

※YOHがコメントスペースにやってくると

▼YOH「金丸ーーーッ!」

▼金丸「なんだ、この野郎、テメー!」

▼YOH「オイ、返せ、オラ! (金丸に飛びかかる)」

▼金丸「(ダイブしてきたYOHを避けて)バカ野郎、お前! バカ、ふざけんな、オラ! (怒鳴りながらYOHにストンピングすると)オォ、テメー、そんなシングルやりてえのか、オイ!? アァ!? だったら俺が、お前のシングルの相手してやるよ」

▼YOH「(床に倒れながら)なんだって!?」

▼金丸「テメーなんか俺クラスで十分だ、バカ野郎!」

▼YOH「テメー!」

▼金丸「(IWGPジュニアのベルトを見せながら)ホラ、来いよ!」

▼YOH「俺に挑戦してえんだろ!?」

▼金丸「テメーに挑戦? ふざけんなよ、この野郎!」

▼YOH「正々堂々、オイ、俺に挑戦してこい、テメー!」

▼金丸「取りに来いよ! 取り返してみろよ!」

▼YOH「オォ、俺とシングル組めよ、会社よ!」

▼金丸「テメーの言うことじゃねーだろう、オイ!」

▼YOH「早急にー、エェッ!」

▼金丸「オォ、シングルだ。やってやるよ、シングルな、オイ」

▼YOH「金丸、テメーが、最初の俺の獲物だ! テメー、その前によ、そのベルト返せ、オラ! (立ち上がって再び飛びかかるが、金丸に避けられてしまい、またも床の上に自爆する。その後、金丸が立ち去ると)クソーッ……おのれ義信ーッ! (叫びながら立ち上がり、金丸が消えた方向に追いかけていく)」

【海野の話】「目先の目標は、ジャック・ペリーを倒すこと。必ずシングルマッチで借りを返すこと。俺は立ち止まってる暇はないから。やることがたくさんある。凱旋して、負けてきた先輩たくさんいるよ。悔しい思いもたくさんしてきた。言ったんだ。口では言ったんだ、『新エースになる』って。道は険しいかもしんない。たくさん非難の声を浴びるかもしんない。挫折も味わうかもしんない。わかってるよ。覚悟はできてる。でも、必ず、必ず、『新日本プロレス=海野翔太』、新時代を必ず作り上げるから。そのためにはまずはジャック・ペリー、お前から借りを返させてもらうぞ。その後はしっかり考えがあるから」

※ロア、ヒクレオ、邪道はノーコメント

【ペリーの話】「(床にあぐらをかいて)SANADA、遂に明日だ。最後にやったのは1年も前だなんてクレイジーだな。俺にとっては別の人生のような気分だ。よく憶えている。お前が言ったことを憶えている。お前に負けた時の恥ずかしさと悔しさを憶えている。あんなことは2度と起きない。お前に負けるために、はるばるここまで来たわけじゃない。前回、お前は俺のことを知らないと言ったな。最後に会った時から、俺は世界全体を変えた。お前がしたことと言えば、タイトルを失ったことだけだ」

※EVIL、裕二郎、東郷はノーコメント

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