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3/17【NOAH】緊急挑戦のREAL返り討ち、モリス&グリーンがGHCタッグV4 清宮&大岩に決着戦呼びかけ

『GREAT VOYAGE 2024 in YOKOHAMA』横浜武道館(2024年3月17日)
GHCタッグ選手権試合 ○ジャック・モリス&アンソニー・グリーンvsティモシー・サッチャー&サクソン・ハックスリー×

 GHCタッグ王者のモリス&グリーン組が、急きょ挑戦となった“REAL"サクソン&サッチャー組の挑戦を退けて4度目の防衛に成功。緊急事態でも横浜武道館メインを熱闘で染めた王者コンビは、当初挑戦予定だった“VCタッグリーグ覇者"清宮海斗&大岩陵平組との決着戦を訴えた。

 当初はVCタッグリーグを制した清宮&大岩組が挑戦予定だったが、清宮が練習中の負傷で直前欠場。急きょ準優勝チームのサクソン&サッチャー組が挑戦することになった。

 昨年9月に現王者コンビに敗れて王座から陥落したサクソン&サッチャー組は、思わぬチャンス到来に大暴れ。のっけから興奮状態で奇襲を仕掛け、サッチャーが“テクニック・モンスター"っぷりを見せつければ、サクソンは“パワーモンスター"っぷりをことごとく発揮して押しまくり、半年ごしの雪辱と半年ぶりの戴冠へ猛進した。

 捕まったグリーンが脱出すると、モリスがヘビー級とは思えぬ動きで駆け回って逆襲。ケブラーダや飛距離十分のミサイルキックで見せ場を作り、必殺タイガードライバーでサッチャーを追い込んだが、サクソンのカットに3カウントを阻まれた。

 逆にモリスをサッチャーが担ぎ上げると、サクソンがロープを飛び越えながらの合体ダイビングエルボードロップを敢行。すかさずサクソンはネックハンギングボムで仕留めにかかったものの、今度はグリーンが飛び込んで阻止だ。ならばとサクソンはグリーンをネックハンギングボムでKOして排除した。

 だが、救われたモリスも発射直後のサクソンの側頭部を低空グッドルッキングニーでえぐると、巨体をタイガードライバーでぶっこ抜きにかかる。踏ん張られても生ヒザ式のグッドルッキングニーを叩き込むや、コーナー最上段からのシューティングスタープレスを投下して3カウントをもぎ取った。

 急きょカード変更となった横浜武道館メインを熱闘空間にいざなったうえで、GLGの王者コンビが4度目の防衛に成功。マイクを握ったモリスが「このリングにチャンピオンとして入って、チャンピオンとして出る。つまり俺たちがチャンピオンのままだ!」と叫べば、グリーンは「僕が言いたいことはシンプルだ。清宮&大岩、いつでもお前らの挑戦を受ける。オネガイシマス」と清宮&大岩との“決着戦"を見据えた。

 GLGとしてもモリス&グリーンがタッグ王座防衛に成功。次は3・31後楽園大会でリーダーのジェイク・リーがイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.のGHCヘビー級王座に挑戦する。

 二人を祝福したジェイクもマイクを拝借するや「ワグナー! 聞こえるか! 3月31日だ。後楽園ホール、GHCのタイトル。キミからのそのベルトを奪い取ってやる」と改めて宣告し、「だが、なぜそこまで私が自信満々に言えるのか。なぜなら、私がこのリングの舵を取っているからだ!」と締めくくり、GLGの面々が存在感を際立たせながら横浜武道館大会の幕が下ろされた。

【試合後のモリス&グリーン】

▼グリーン「君にとっては初めてじゃないかもしれないけど、僕にとって初めてビッグマッチでのメインイベント。この結果を出せて君に感謝してるよ」

▼モリス「今日は清宮&大岩と対戦予定だったけど、俺たちはチャンピオンらしく変更に対応してREALの2人を倒した。厳しい戦いだったけど、こうなると信じてた。俺たちはこの10年で最高のタッグチームだ」

▼グリーン「元チャンピオンの清宮海斗。あなたはタッグリーグで優勝したのだから、その時が来たらいつでも挑戦してくれ」

【試合後のサクソン&サッチャー】

▼サクソン「俺たちは挑戦者にふさわしいからベルトに挑戦した。だけど何かが狂ってしまっただけだ」

▼サッチャー「イタイ、モンダイナイ。イタイ、モンダイナイ。俺たちを痛い目に合わせたら、俺たちも痛い目に合わせてやる」

▼サクソン「ビッグ・サックスとビッグ・ティムは止まらない。このまま山の頂上まで進んでいく」

▼サッチャー「REALに気をつけろ! REALに気をつけろ!」

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