2/15【NOAH】遠藤&飯野がメイン完勝「もっと“バーニング"刻む」 潮崎はデビュー20周年大会開催へ
『ザ・リーヴPresents LIMIT BREAK ex.』横浜ラジアントホール(2024年3月20日)
○遠藤哲哉&飯野雄貴vs潮崎豪&夕張源太×
TEAM NOAH主体興行『LIMIT BREAK』第2戦となる横浜大会メインで、大将・潮崎と猛火花を散らしたDDTの遠藤&飯野組が完勝。「もっと“バーニング"を刻む」と予告した。一方の潮崎は6月19日にデビュー20周年興行を後楽園ホールで行うことを発表した。
旗揚げ後楽園から横浜ラジアントホールに舞台を移して行われた『LIMIT BREAK』第2弾は超満員札止めの大盛況。そのメインではTEAM NOAHの大将・潮崎が、DDTから乗り込んできた“バーニング"遠藤&飯野組を迎え撃った。
潮崎も全日本時代に“バーニング"に属しており、元バーニングvs現バーニングの構図。抜擢出場となったJTOの夕張(24歳、キャリア2年半)とのコンビで臨んだ潮崎は、奇襲してきた
遠藤相手にのっけから大暴れし、床直撃のボディスラムまで繰り出した。
飯野とも猛烈な逆水平合戦を展開。両雄の胸板が紫色に変色していくにつれて場内のボルテージも上がる。捕まった夕張もパワーを活かして遠藤相手に巻き返したものの、遠藤はハンドスプリング式レッグラリアットで逆転。巨体の夕張を旋回式トーチャーラックボムで完璧に投げると、最後は華麗なバーニングスタープレスで3カウントを奪ってみせた。
“敵地"メインを制してみせた遠藤&飯野は、「ナイスバーニング!」のマッスルポーズを見せつけて試合後も潮崎に殺到。紫色となった胸板を満足気にさすった飯野が「まだバーニング打ち込んでやるよ。もっともっとバーニングしてやるよ」と叫べば、遠藤も「今のバーニングは俺たちだ。耳に突っ込んでやるぞ」と、さらなる“刻み込み"を予告した。
締めのマイクはなくとも、激しい削り合いに札止めの観衆も拍手喝采を送って幕。「これがLIMIT BREAKだよ」と変色した胸を張った潮崎は「ひとつ伝えたいこと。6・19、LIMET BREAK、俺の20周年記念試合を行います」と6月19日に後楽園ホールでデビュー20周年記念大会を行うことを発表し、「カードはまだ決まってないですけど、俺の20年に相応しい戦いを見せます」と節目を見据えてさらに燃え上がった。
【試合後の遠藤&飯野】
▼遠藤「よっしゃあ、飯野。ナイス・バーニング」
▼飯野「OK。ナイス・バーニング! イヤー! 潮崎豪、やっぱあの豪腕からのチョップ、刺激になるよ」
▼遠藤「刺激になったな」
▼飯野「メッチャアドレナリン出るよ。最高だよ」
▼遠藤「(飯野の腫れた胸板を見て)DDTでなかなかないぞ、こんなの」
▼飯野「メチャメチャいいチョップ。そして、あのラリアット。刺激的だよ。もっともっと、まだやり足りないよ」
▼遠藤「まだまだだな」
▼飯野「まだバーニング打ち込んでやるよ。もっともっと、バーニングしてやるよ」
▼遠藤「今のバーニングは俺たちだ。耳に突っ込んでやるぞ」
▼飯野「おい、潮崎豪。耳にI am BURNING、突っ込んでやるよ。イヤー!」
▼遠藤「そして、夕張選手。あの選手も一発目のチョップ凄かったな」
▼飯野「なかなかだよ。ビックリしたよ」
▼遠藤「会場の空気、全部持っていったぞ、あのチョップで。まだ若いんでしょ? 24。調べたら2000年生まれ。2000年生まれって最近だよ」
▼飯野「若えな」
▼遠藤「この発言がオジサンだな」
▼飯野「30超えたらオジサンになっちゃいますよ」
▼遠藤「でもね、まだまだ伸びしろもあるし。もちろん今日もよかったんだけど、もっと伸びるよ。もっともっと伸びる。JUST TAP OUT、俺が知る限り、ホントにどの選手も素晴らしいから。もっと世の中に出てきてほしい」
▼飯野「もっともっと夕張選手。最初のタックルいい刺激だったな。なかなかよかったよ。バーニングを感じた」
▼遠藤「次回、まだまだLIMIT BREAK続くからな」
▼飯野「もっともっとこのLIMIT BREAKでバーニングを見せてやるよ。イヤー!」
▼遠藤「バーニング!」
▼飯野「イヤー!」
【試合後の潮崎&夕張】
▼潮崎「まだまだ終わりじゃないでしょ? 夕張選手。終わりじゃないでしょ?」
▼夕張「終わりじゃないよ。さんざっぱらよ、俺のこと誰だとか、知らねえとか、言ってるヤツ大勢いたよな。なぜ今の対抗戦に俺がいるか。俺も正直わかんねえよ。でもよ、ここにいる潮崎豪も、遠藤哲哉も、飯野雄貴もよ、心にあの人がいるじゃねえか。俺はあの人が好きで、プロレスラーになったんだよ。こんなところで俺は終わらねえんだよ。それだけだ、バカヤロー」
▼潮崎「これがLIMIT BREAKだよ。1つ、伝えたいこと。6・19、LIMET BREAK、俺の20周年記念試合を行います。カードはまだ決まってないですけど、俺の20年に相応しい戦いを見せます」