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3/28【NOAH】丸藤「もっとプロレスに引きずり込む」、憂流迦「心躍るすべてをぶつける」 3・31後楽園でシングル初対決

 3・31後楽園大会で実現するシングル初対決「丸藤正道vs佐々木憂流迦」に向けた会見が28日、都内で開かれた。

 元UFCファイターの憂流迦は、フル参戦を続けて急ピッチで進化中。リーグ戦初体感となった先のVCタッグリーグでも開幕2連勝を飾るなど見せ場を連発し、さらなる進化を遂げたところで、今度は拳王、丸藤とのシングル2連戦が組まれた。

 会見で憂流迦は「日々プロレスライフを堪能しております。この環境をすごい自分自身とても気に入っていますし、本当に大好き」と改めて強調。「丸藤さんと戦えるということで。これはもう自分の中でも楽しみをホント押さえきれないほど心がワクワクしております。僕の今、心躍るすべてを当日、丸藤さんにぶつけて、一つひとつを噛み締めて堪能したいと思っております」と胸を高鳴らせた。

 憂流迦とは組む機会も多かった丸藤も「たった3ヵ月の間でこれだけどっぷりプロレスに入り込み、日々、彼のプロレスに対する愛情、プロレスに対する努力。天性のものを持っていながらも、しっかり彼が努力している部分というのは見させてもらっているのでひじょうに楽しみ」と憂流迦のプロレス適性を絶賛。

 3・17横浜武道館大会での「憂流迦vs拳王」は、“MMAにはないプロレスならではの動き"を連発した拳王に軍配が上がっているが、丸藤も「拳王との試合もそうですけど、プロレスならではの試合を彼として、もっともっとプロレスの楽しさというか、世界に引きずり込みたいなと。それがおそらくNOAHにとってもプラスになると思う」と拳王とは別アプローチの“プロレスの洗礼"を予告した。

 憂流迦も「プロレスに来てから洗礼を受け、初めての衝撃というか食らったことない技もそうですし、いろいろビックリする部分はたくさんある」と認めつつも「やっぱりその一つひとつを、濃い3ヵ月間だったんですけど、すべて吸収して今の自分があるので。それらをすべて駆使して戦おうと思います」と応戦。丸藤戦に向けたシミュレーションも重ねており「考えてる部分はたくさんあって、それを当日披露するのを楽しみにしてる」と百戦錬磨の天才に、自身のアイディアを真っ向からぶつける構えもみせた。

【会見の模様】

▼憂流迦「プロレスデビューをしてから約3ヵ月が経ち、日々プロレスライフを堪能しております。戦いというのは心が沸き上がるもので、この戦いに身を置けるこの環境をすごい自分自身とても気に入っていますし、本当に大好きです。そんななか、後楽園ホール、丸藤さんと戦えるということで。これはもう自分の中でも楽しみをホント押さえきれないほど心がワクワクしております。僕の今、心躍るすべてを当日、丸藤さんにぶつけて、一つひとつを噛み締めて堪能したいと思っております」

▼丸藤「ちょっとしゃべる前に、この憂流迦との対戦がある3・31後楽園ホール大会で新発売する僕の新しいTシャツが今まさに届いたので、ちょっと公開させてもらいます。(憂流迦に)ごめんね」

▼憂流迦「いえいえ」

▼丸藤「(Tシャツを着込んでから)自分でデザインしました。はい、あらためまして3・31佐々木憂流迦選手とシングルマッチということで、当初は格闘技の方からプロレスの方に入ってくるということで注目を浴びてましたが、たった3ヵ月の間でこれだけどっぷりプロレスに入り込み、日々、彼のプロレスに対する愛情、プロレスに対する努力。天性のものを持っていながらも、しっかり彼が努力している部分というのは見させてもらっているので、試合することに関してひじょうに楽しみにしてます。彼はおそらく日々、毎日、1試合1試合、毎日の練習でどんどんプロレスラーとしてのピースをはめていってると思うので、油断することなく彼と思いっきりプロレスを楽しみたいなと。一つ前の(清宮&大岩vs拳王&大和田)会見みたいにギスギスするプロレスもあれば、こうやってプロレスの楽しさ、そういうものをお互い感じながらプロレスファンに伝えることができる。そういう試合を当日見せたいと思います」

――憂流迦選手は試合のシミュレーション、組み立てはできている? 拳王戦でプロレスの洗礼を浴びたが、それを踏まえてどんな試合をしたい?

▼憂流迦「もちろん、やっぱり考えてる部分はたくさんあって、それを当日披露するのを楽しみにしてるんですけど。プロレスに来てから洗礼を受け、初めての衝撃というか食らったことない技もそうですし、いろいろビックリする部分はたくさんあるんですけども、やっぱりその一つひとつを、濃い3ヵ月間だったんですけど、すべて吸収して今の自分があるので。それらをすべて駆使して戦おうと思います」

――丸藤選手は対佐々木憂流迦だからこそできる、どんな試合をしたい?

▼丸藤「誰とやろうとも僕はプロレスの楽しさ、激しさというものを一緒に作り上げるものだと思ってるので。彼が歩んできた道のりの中でおそらくプロレスというカテゴリーにとらわれず試合をすれば、一気に試合を終わらすことができる技術を持ってると思うんですけど。彼はおそらくそこよりも今、プロレスというものをしっかり学び、感じ、それをお客さんの前で見せる、相手にぶつけるという部分を楽しんでると思うので。今回に関してはこないだの拳王との試合もそうですけど、プロレスならではの試合を彼として、もっともっとプロレスの楽しさというか、世界に引きずり込みたいなと。それがおそらくNOAHにとってもプラスになると思うので。私もだいぶ年を取ってきましたが、彼にはまだ伝えることができると思うので、そういう試合をしたいと思います」

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