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4/1【全日本】世界タッグ奪還の斉藤ブラザーズが会見 ジュンが桜餅&団子に舌鼓、レイはビール解禁で祝杯

 3・30大田区大会で世界タッグ王者に返り咲いた“斉藤ブラザーズ"斉藤ジュン&斉藤レイが1日、東京・湯島の全日本事務所で会見。桜餅&串団子とビールでらしさ全開の祝杯を上げた。

 右肩関節脱臼のため欠場していたレイが大田区大会でスピード復帰。世界タッグ王者・諏訪魔&鈴木秀樹に挑戦した斉藤ブラザーズは返上からわずか1ヵ月の早期返り咲きを果たした。

 試合後、総帥・TARUからブードゥー・マーダーズ卒業を言い渡され、二人は諏訪魔と握手。2度目の戴冠は斉藤ブラザーズにとって大きな転機ともなった。脱ヒールとなるが、二人はこれまで通り。ジュンが「一つ言えることは斉藤ブラザーズはあくまで斉藤ブラザーズということだ。そうだな。しいて言えばヒールではなくなったことで、もっと自由に俺たちは暴れられる」と強調すれば、レイも「俺たち斉藤ブラザーズは自分たちのファイトスタイルを変えるつもりは微塵もねえ。俺たち斉藤ブラザーズはベビーだとか、ヒールだとか、そういうものを超越した存在。今まで以上に暴れ回ってやるぜ」と口をそろえた。

 この日の会見で二人はらしさ全開の祝杯を上げた。レイが大好物のビールを大量に持ち込んでその場で飲み始めれば、スイーツ大好きのジュンは桜餅や串団子に舌鼓。負傷以来、禁酒していたレイは「昨日の時点でもう朝起きたら痛みは全くねえし、試合もしっかりやったということで、ビール解禁でいいだろうということで昨日ビールをしこたま飲んで、今も飲んでるな。いうことねえな」とご満悦。ジュンは「これじゃ全然足りないから、ベルト防衛し続けて甘いもの食べていきたいな」とタイトルマッチ後バックステージでのスイーツ&ビール恒例化を見据えた。

 二人の次なる大きなテーマはチャンピオン・カーニバルだ。ともにBブロックにエントリーし、7ヵ月ぶりの宮城凱旋となる5・3仙台大会では斉藤ブラザーズ対決による公式戦も控える。シングル戦績はジュンの2戦2勝。レイが「俺はこいつに、兄に今のところ2連敗中だから、仙台大会では俺がしっかりと勝って、ここらで勝たなきゃいけねえな。俺の方が今は上だってことをしっかりとみせつけてえな。ぶっ倒してやるぜ」と雪辱を予告すれば、ジュンも「兄に勝る弟なんていないんだよ。何回でも跳ね返してやる」と徹底抗戦の構えをみせていた。

【会見の模様】

▼ジュン「斉藤ブラザーズ、兄の斉藤ジュンだ。先日3月30日の大田区でTARUのオジキからブードゥー・マーダーズの卒業を言い渡されたわけだが、まあ特に何かが変わるわけでもない。一つ言えることは斉藤ブラザーズはあくまで斉藤ブラザーズということだ。そうだな。しいて言えばヒールではなくなったことで、もっと自由に俺たちは暴れられる。そういうことだ。これからが俺たち自身、とっても楽しみである。DOOM」

▼レイ「まずはブードゥー・マーダーズ、そしてTARUのオジキにお礼を言いたい。ブードゥー・マーダーズ、そしてTARUのオジキに俺たちが今までしてもらったこと。俺たちを育ててくれたことには本当に感謝しかねえな。こうして世界タッグ俺たちの手に戻ってきたし、これで俺たちヒールは卒業と。そういうわけだが、ただな、一つ言わせてくれ。今、ジュンが言った通り、俺たち斉藤ブラザーズは自分たちのファイトスタイルを変えるつもりは微塵もねえ。自分たちのファイトスタイルを俺たちが変えることはできねえし…」

▼ジュン「うん、無理だな」

▼レイ「変えるつもりも全くねえ。俺たちは、俺たち斉藤ブラザーズはベビーだとか、ヒールだとか、そういったものを超越した存在。それを全員よく覚えておけ。さすがにな、ヒール卒業だから凶器とかは使わねえかもしんねえけども、俺たちはこの体自体が凶器だから」

▼ジュン「(レイが話している間に桜餅を食べてから)まあ、凶器はたまに使う」

▼レイ「たまに使うか。俺たちがヒールを卒業して優しくなるかと思ったら、それは大間違いだ。今まで以上に暴れ回ってやるぜ。全員、楽しみにしてろ! 好きにやるから、ちょっと待ってろ。(退室してから缶ビールを手に戻ってきて)好きにやるからな。ビールだって全然飲むぜ。冷やしておいた。キンキンだぞ。好きにやるぞ(とビールを飲み始める) まぁ、そういうことだな」

――ビールは今日から解禁した?

▼レイ「2回目だな。本当は復帰した30日の試合のあとに飲もうと思ってたんだけど、肩がまだ痛かったんでな。いろいろ攻められたから。やめておいたんだけども、昨日31日か。昨日の時点でもう朝起きたら痛みは全くねえし、試合もしっかりやったということで、ビール解禁でいいだろうということで、昨日ビールをしこたま飲んで、今も飲んでるな」

――世界タッグに返り咲き、味も格別?

▼レイ「もう言うことねえな。キンキンに冷やしておいたからな。メチャクチャうめえぞ」

▼ジュン「3本じゃ足りないだろ?」

▼レイ「ああ」

▼ジュン「俺もビールは大好きなんだけど、やっぱり斉藤ジュンっていったら甘いものだから。桜餅でお祝いして。でも俺が二つに対して、あっちビール3缶もってるから、俺もおかわり(と懐から串団子を取り出して食べ始める)」

▼レイ「お前まさかもっと持ってるわけじゃねえだろうな? (ジュンが懐からさらに串団子を取り出して)持ってんのかよ。どんだけ持ってんの? お前」

※しばしジュンが団子を食べ、レイはビールを飲む

――世界タッグを獲り返して食べる甘いものの味は違う?

▼ジュン「もっとおいしいね。でも、これじゃ全然足りないからベルト防衛し続けて、これからもどんどん甘いもの食べていきたいな。お前、もう3缶目? もうちょっとペース落とした方がいいんじゃないか?」

――タイトルマッチ後はバックステージに甘いものとビールが不可欠になりそう?

▼レイ「そうだな。それはもちろんだし、何ならビールのコマーシャルとか狙ってるからな。早く来てほしいもんだぜ」

――防衛ロードへ向けては?

▼ジュン「さっきヒールではなくなったことで斉藤ブラザーズはもっと自由に暴れ回ると言ったが、これからはもっとパワフルにだな、自由になった分、圧倒的にもっと力を、パワーを出して防衛していきたいと思う。確かに負けてベルトを落としたわけではなく、ケガが原因でベルトを返上して、またこうして一発で取り戻したわけだから、これからも防衛し続けて、早く20回、30回と防衛していきたいな」

▼レイ「要は負けねえってことだな。どんどんベルトを増やしていきてえ」

――防衛ロードの前にチャンピオン・カーニバル出場、斉藤ブラザーズ対決を控えるが?

▼レイ「そうだな。チャンピオン・カーニバルとなれば、いくらタッグパートナーといっても話は別だからな。俺はこいつに、兄に今のところ2連敗中だから、仙台大会では俺がしっかりと勝って、ここらで勝たなきゃいけねえな。俺の方が今は上だってことをしっかりとみせつけてえな。ぶっ倒してやるぜ」

▼ジュン「前にも言ったと思うが、兄に勝る弟なんていないんだよ。何回でも跳ね返してやる」

▼レイ「お前、ジャギじゃねえか?」

――レイ選手、好きなビールの銘柄は?

▼レイ「そうだな、俺は…そんな質問が来ると思わなかったな(苦笑) 俺は日本とかアメリカであるようなラガービールも好きだし、海外のエールビール、そういったものも好きだから。これが一番っていうのはないな。それこそ今のエビスも」

▼ジュン「飲みすぎだよ」

▼レイ「このモルツもうまいし。しいて言えば日本のビールだったらサッポロが好きだな。俺たちのコスチューム見たらわかると思うけど、何で背中に星マークがついてるか、それ考えてほしい」

――サッポロビールも兼ねていた?

▼レイ「兼ねてたっていうか、それだな、実は」

――ジュン選手、初防衛戦で勝ったら食べたいスイーツは?

▼ジュン「そうだな。甘いもの好きって言っても、その時の気分でいろいろ変わるからな。また変わるかもしれないけど、今あんこを食べたから、次の気分だったらティラミスだな。ちょっと苦み強いやつを食べたい」

――兄弟喧嘩はよくしていた?

▼レイ「そうだな、だいぶやったな。あんまり言うといろいろイメージが変わっちまうから言えねえけども、激しい戦いが何回かあったな」

――その時、決着はつく?

▼レイ「結果的には俺がボコボコにされたな。こいつは格闘技っていうかそういうのをちょっとやってたからな。普通にボコボコにされたな。だからこそ、次の仙台では俺が勝つ!」

――プリン体、糖質など健康診断での値は大丈夫?

▼ジュン「そこは斉藤ブラザーズだから、いくら食べても病気にはならない。心配は無用だ」

▼レイ「もうブードゥーじゃないから言うけど、普段、健康に結構、気を使ってるからな。お茶とか水ばっかり飲むし、ジュンだって普段スイーツ食べてないからな。いや、食べたいのを我慢して、たとえば週末のご褒美にあんこ1キロとかそんな感じだな。俺も毎日飲むわけじゃねえからな。復帰してから歯止めが効いてないから気をつけねえといけねえな」

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