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4/1【全日本】三冠王者・安齊と世界ジュニア王者・HAYATOが若手興行4・11新木場でのシングル王者対決を熱望

 三冠ヘビー級王者・安齊勇馬、世界ジュニアヘビー級王者・ライジングHAYATOが1日、東京・湯島の全日本事務所で会見し、4・11新木場大会『NEW AGE CHRONICLE-Z 4』でのシングル王者対決を熱望した。

 若手主体興行第4弾となる4・11新木場大会はHAYATOと安齊のダブルプロデュースで開催される。前回の2・8新木場大会でHAYATOから指名された安齊はこの二人による一騎打ちを提案していた。

 だが、現時点で4・11新木場大会のカードは未決定。そんな中、3・30大田区大会で安齊が三冠王座初戴冠、HAYATOが世界ジュニア王座初防衛を果たした。この日、会見した二人は「若手を盛り上げる、新時代をコンセプト、テーマにしていて、こんな二人でプロデュース、そして二人がチャンピオン。今後巡ってこないかもしれない。心からやりたいね」(HAYATO)、「ただのシングルマッチじゃなくて三冠vs世界ジュニア、どっちが凄いのか、全日本を盛り上げていけるのか。ヘビーの方が負けてないんだぞって思いもありますし。それを抜きにして単純に戦ってみたい」(安齊)と口をそろえてシングル王者対決を熱望した。

 HAYATO&安齊のダブルプロデュース、二人が定めたテーマは「未来」だ。HAYATOが「三冠ヘビー級チャンピオンvs世界ジュニアヘビー級チャンピオン。面白くないわけないよね。俺たちは今それに会社を直訴してるんだけど、決定したら確実に今まで見れなかった景色を見してあげるよ」と約束したように、階級を超えた新世代対決で「未来」を見せるつもりだ。


【会見の模様】

▼HAYATO「今回、NEW AGE CHRONICLE-Z4回目ってことで、前回からダブルプロデューサーという形をとらせてもらってるんだけど、1回目はもちろんタッグパートナーの亮生。次、誰とやろうかなと考えた時、やっぱり安齊勇馬以外いなかったんだよね。で、俺からその提案をしたら即OKもらって、メインのあと安齊がシングルマッチしようって言ってくれて。久しぶりにリング上でうれしいなって。マイク中に思ったんだよね。で、安齊が三冠ヘビー級チャンピオンになって、俺が防衛できて、三冠ヘビー級チャンピオンvs世界ジュニアヘビー級チャンピオン。面白くないわけないよね。俺たちは今それを会社に直訴してるんだけど、決定したら確実に絶対に今まで見れなかった最高の景色を見してあげるよ」

▼安齊「前回の新木場大会でNEW AGE CHRONICLE-Z4にダブルプロデューサーどうだと指名していただいて、もちろん断る理由もないのでやらせていただいて。その時もさっきHAYATO選手が言ったように、僕からシングルマッチがしたいと言わせてもらって。で、こないだの大田区総合体育館の試合後、マイクでもジュニアは俺が盛り上げるって正面から言われて。それもあって余計二人のシングルマッチしたいって僕は今、強く思ってます。三冠ヘビーvs世界ジュニアヘビー、ぜひ実現させたいです」

――大田区の結果を受けてやるしかないという思いが高まったと思うが?

▼HAYATO「そうだね。やっぱりニューエイジ、新しい時代を築こうっていうコンセプトで始めた大会だから、その大会の意味がより重くなるし、プロデューサー冥利に尽きるというか、とにかく早く早く決定してほしいね」

▼安齊「このNEW AGE CHRONICLE-Zが今言ったように若手を盛り上げる、新時代をコンセプト、テーマにしていて、こんな二人でプロデュース、そして二人ともチャンピオンという機会は今後、もしかしたら巡ってこないかもしれないので、僕も本当に心からこのシングルマッチやりたいですね」

――安齊選手はこれが三冠王者としての初戦にあるが?

▼安齊「ただのシングルマッチじゃなくて三冠チャンピオンと世界ジュニアチャンピオンという見方。ジュニアとヘビーどっちが凄いのか、どっちが全日本を盛り上げていけるのか。いろんな見方、いろんなふうにとらえられると思うので。ヘビーの方が負けてないんだぞって思いもありますし。それを抜きにして単純に戦ってみたいというのもありますし。素直に楽しみですね」

――当日はどんなカードをラインナップしたい?

▼HAYATO「そうだね。詳しいことは言えないけど、テーマを一つだけ言うと、未来かな」

▼安齊「未来ですね」

――安齊選手が三冠王者になってパンクを感じる部分はある?

▼HAYATO「そうだね。まだないけど、安齊にパンクが必要だと思うよ。なんでかっていうとパンクっていうのは戦後の平和になって恵まれた環境でしか生まれない。安齊勇馬、実力もあるし、ルックスも体格も持ってる。言ったら温室育ち。悪い言い方したらね。でもそんな彼だからこそパンクは必要なんじゃないかと思ってるよ」

――今後、HAYATO選手の色を伝える?

▼HAYATO「いや、パンクは人から教わるものじゃないから。安齊は安齊で自分のパンクを見つけると思うよ」

――安齊選手はパンクを取り入れたい気持ちはある?

▼安齊「HAYATOさんを学んで僕もパンクにとはなれないと思うんですよ。人から学んでというか、見た真似事でやるほどカッコ悪いと思うんですよ、そういうのって。僕がパンクに詳しいわけでもないので、勝手に解釈するとパンクって信念だと思うんですよ。折れない一本の思いっていうか、常に心にあるものだと思うので。確かに今、僕はこれですっていうのが言えるほどないかもしれないですけど、僕にも何か一本筋を通せるようになりたいですね。そのきっかけがもしかしたらCHRONICLE-Z 4で見つかるかもしれないと思ってます」

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