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4/8【WWE】マッキンタイアがロリンズとの激闘制して世界ヘビー戴冠も キャッシュインのプリーストが電撃奪取

 ドリュー・マッキンタイアが現地時間7日、ペンシルベニア州フィラデルフィアのリンカーン・フィナンシャル・フィールドで行われた『レッスルマニア40』でセス“フリーキン"ロリンズとの激闘を制し、悲願の世界ヘビー級王座戴冠。試合後、ダミアン・プリーストがキャッシュインを行使してマッキンタイアから3カウントを奪い、ベルト強奪を果たした。

 マッキンタイアが2月のイリミネーションチェンバー戦を制し、レッスルマニアでの世界ヘビー級王座挑戦を決定。対する王者・ロリンズは今年1月に左ヒザを負傷して戦線離脱に追い込まれ、今月2日に復帰したばかり。世界ヘビー戦は祭典2日目のオープニングマッチに組まれた。

 上腕三頭筋断裂で欠場中のCMパンクが実況席で解説を務める中、開始早々、マッキンタイアがクレイモアを叩き込んでロリンズをニアフォールに追い込んだ。ロリンズが場外に逃れても追いかけ、フロントスープレックスを連発。フューチャーショックDDTが不発に終わると、ロリンズはペディグリーを敢行したが、自らの左ヒザを痛打。それでもリングに戻るとカーブストンプをさく裂させた。

 その後もマッキンタイアがフロントハイキック、ロリンズがトラースキックを打ち合う意地の攻防を展開。マッキンタイアがグラスゴーキッスで制したが、続くクレイモアはロリンズがキャッチし、パワーボムで叩きつける。すかさずペディグリー、カーブストンプとたたみかけたが、マッキンタイアも3カウントを許さない。

 ロリンズのダイブ式カーブストンプ、マッキンタイアのクレイモアがいずれも不発に終わると、マッキンタイアがフューチャーショックDDTで突き刺してニアフォールに追い込む。パンクのポーズを真似ると、go 2 sleepを仕掛け、ロリンズが首固めで切り返してもキックアウト。クレイモアを叩き込んだが、ロリンズはギリギリで肩を挙げた。

 ならばとマッキンタイアはパンクが陣取る実況席へのパワーボムを狙う。阻止したロリンズがカーブストンプで実況席に叩きつけたが、リングに戻るとマッキンタイアはクレイモアで逆転。それでも返して粘るロリンズにダメ押しのクレイモアを叩き込んで3カウントを奪った。

 10ヵ月以上に及んだロリンズ政権に幕。マッキンタイアが第2代世界ヘビー級王者に輝いた。誇らしげにベルトを掲げると、場内は大歓声。そして実況席のパンクの眼前でベルトを誇示して勝ち誇った。するとパンクはマッキンタイアの足をすくって転倒させると、肩に装着していたプロテクターで殴打した。

 ここで昨年のマネー・イン・ザ・バンク覇者・プリーストが登場。いつでも王座に挑戦できるキャッシュインを行使した。ブリーフケースでマッキンタイアの顔面を殴打したプリーストはサウス・オブ・ヘブン(シットダウン式チョークスラム)で叩きつけて3カウントを奪取。マッキンタイアは戴冠の喜びもつかの間、陥落の憂き目にあった。満を持してのキャッシュインで電撃奪取を果たしたプリーストは、フィン・ベイラーらジャッジメント・デーのメンバーと抱き合って喜びを爆発させた。

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