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4/14【新日本/APFW】棚橋がワンナイトトーナメント制してNEVER6人タッグ返り咲き、1周年オレッグは初ベルト

『WEICKER presents WRESTLING WORLD 2024 IN TAIWAN』台湾・Zepp New Taipei(2024年4月14日)
NEVER無差別級6人タッグ王座決定トーナメント決勝戦 ○棚橋弘至&矢野通&ボルチン・オレッグvsEVIL&金丸義信&SHO×

 棚橋が矢野&オレッグとのトリオで新王者決定トーナメントを制し、NEVER無差別級6人タッグ王座返り咲き。デビュー1周年を迎えたばかりのオレッグはベルト初戴冠となった。

 オカダ・カズチカが新日本退団に伴い、棚橋&石井智宏とのトリオで保持していたNEVER6人タッグ王座を返上。アジア太平洋プロレス連盟(APFW)の第1弾興行となったこの日の台湾大会で4チーム出場による新王者決定トーナメントが行われた。

 前王者・棚橋は矢野&オレッグとのトリオでエントリーし、1回戦でグレート-O-カーン&フランシスコ・アキラ&カラム・ニューマンのUNITED EMPIREトリオを撃破。鷹木信悟&辻陽太&BUSHIのL・I・Jトリオを破ったEVIL&SHO&金丸のHOUSE OF TORTUREと決勝戦で激突した。

 矢野との学ラン姿=トオル&ヒロシで出陣した棚橋だったが、拷問軍の奇襲を受けると、オレッグが金丸に角瓶で殴打されて戦線離脱に追い込まれてしまう。矢野も両手両足をテーピングで緊縛され、ローンバトルに追い込まれた棚橋は3人がかりの集中砲火を浴びた。

 テーピングを振り払った矢野がコーナー金具ホイップ攻撃からのスクールボーイで金丸を丸め込み、息を吹き返したオレッグもEVILにボディプレスを投下。SHOと金丸をサイドスープレックスで次々に投げる大暴れを見せたが、EVILのローブローを食らって失速。金丸もオレッグの急所にダイビングブレーンチョップを振り下ろした。

 それでもオレッグがショルダータックルをEVILにぶちかまして打開すると、棚橋がフライングフォーアーム、ダイビングサマーソルトドロップと攻勢に出る。SHOのトーチャーツール攻撃を回避すると、金丸のウィスキー噴射を浴びたものの、矢野がEVILと金丸にローブローをお見舞い。孤立したSHOに棚橋がスリングブレイド、オレッグがカミカゼとたたみかけると、最後は棚橋がハイフライフローを発射して3カウントを奪った。

 棚橋&矢野&オレッグがワンナイトトーナメントを制し、NEVER6人タッグ新王者に。棚橋は返上から2ヵ月で返り咲きを果たし、今月2日にデビュー1周年を迎えたばかりのオレッグはベルト初戴冠となった。試合後、新王者トリオは3人で学ラン姿になると、ヤンキー座りを披露。棚橋が「久しぶりの台湾大会、ありがとうございました。謝謝!」と感謝し、「僕たち新日本プロレスはなかなか台湾に来れませんでした。これから新日本プロレスをもっともっと盛り上げていきます。またすぐに会いましょう」と台湾のファンに再会を約束。最後に「台湾のみなさーん! 愛してまーす!!」の叫びで締めた。

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