プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

4/14【新日本/APFW】毘沙門がIWGPタッグV1 上村奮闘もYOSHI-HASHI雪辱

『WEICKER presents WRESTLING WORLD 2024 IN TAIWAN』台湾・Zepp New Taipei(2024年4月14日)
IWGPタッグ選手権試合 ○YOSHI-HASHI&後藤洋央紀vsSANADA&上村優也×

 YOSHI-HASHIが上村に雪辱を遂げ、毘沙門が台湾の地でIWGPタッグ王座初防衛を果たした。

 4・6両国大会で“毘沙門"後藤&YOSHI-HASHIがKENTA&チェーズ・オーエンズを破って3ヵ月ぶりにIWGPタッグ返り咲き。試合後、上村が挑戦を表明。3・16名古屋大会におけるタッグ対決でYOSHI-HASHIに勝利している上村は「Just 5 Guysの仲間がいるんで、パートナーを一人連れてきます」と宣言し、SANADAとのJ5Gコンビでベルト獲りに挑んだ。

 序盤から双方がチーム力を発揮。毘沙門がダブルタックル、ざんまいを上村に決め、SANADAに太鼓の乱れ打ちを見舞うなど連係を駆使して先手を取った。負けじとSANADA&上村も後藤とYOSHI-HASHIを鉢合わせにし、ドロップキックからのプランチャを同時に放って譲らず。上村はYOSHI-HASHI相手に逆水平合戦の真っ向勝負を展開し、競り勝ってみせた。

 劣勢が続いたYOSHI-HASHIだったが、SANADAをヘッドハンターで叩きつけて突破口。後藤がラリアットでSANADAをねじ伏せるなど巻き返す。SANADAも牛殺しを食い止め、低空ドロップキックで逆襲。上村もバックドロップで続き、後藤に時間差ラリアットで反撃されても、SANADAとのダブルドロップキック、ダブルフロントハイキックをYOSHI-HASHIに見舞った。

 毘沙門もこのまま終わらない。激烈一閃、隠し狭間とツープラトン攻撃を連発。YOSHI-HASHIが上村の延髄斬り、SANADAのシャイニングウィザードを立て続けに被弾したが、上村のカンヌキスープレックスは決めさせず。トラースキック、ラリアットとたたみかけると、最後は業で3カウントを奪った。

 上村の奮闘が光ったものの毘沙門がさすがのチーム力で快勝。IWGPタッグ初防衛を果たした。上村に雪辱を遂げたYOSHI-HASHIは「気持ち見せろって言ったけど、ホントに並々ならぬ気持ちは持ってきたと思う」と上村を評し、「あいつが俺のことを押せば押すほど、そのあとの俺たちのコンビネーションが冴え渡る。やられたあとの猛攻を見せて、最後勝ちまでつなげるってのが俺たち毘沙門の戦いのスタイル」と豪語。後藤は「NEW JAPAN CUPで俺に負け、そして今回タッグでも負けた。さあ次はどうする?」とSANADAに投げかけ、シングル王座獲りにも色気を見せていた。

プロ格 情報局