プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

5/22【NOAH】NOAH参戦の内藤がジェイクKO 一騎打ちへ「チャレンジマッチになっちまうぜ」

『STAR NAVIGATION 2024〜ONE NIGHT DREAM 2〜』後楽園ホール(2024年5月22日)
○鷹木信悟&内藤哲也vsジェイク・リー&タダスケ×

 新日本のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)内藤&鷹木が『ONE NIGHT DREAM』と銘打たれたNOAH後楽園大会に参戦。ALL TOGETHER6・15札幌大会での一騎打ちを控えるジェイクをデスティーノでKOした内藤は「思いを口にしないと、ただのチャレンジマッチになっちまうぜ」とゲキを飛ばした。

 ジェイクの新日本乱入を端緒に火花を散らし始めたジェイクと内藤。ALL TOGETHER5・6日本武道館大会でジェイクが内藤からピンフォール勝ちをおさめて一騎打ちが決まり、今度は内藤がNOAHに乗り込んできた。

 しかも内藤率いるL・I・Jとジェイク率いるGLGが交わる構図となるタッグ対決。ジェイクと鷹木も2022年12月のドラディション代々木大会以来、約2年半ぶりの遭遇で、タダスケと鷹木も闘龍門の同期(15期)にあたる奥行きのある一戦となった。

 内藤と鷹木が現れると歓声とブーイングが交錯する独特の熱気に。躍動したタダスケがGLGコールを煽ったが、鷹木もすぐさま“ハツラツ"ファイトで巻き返す。

 その後は内藤とジェイクも相譲らずの火花をちらしたが、中盤過ぎには再びタダスケが躍動し、鷹木を地団駄ラリアットで吹っ飛ばすシーンも作り出してみせた。

 それでもL・I・Jは、内藤の延髄斬り→鷹木のラリアットの連係でタダスケを止めると、鷹木がMADE IN JAPANで追い込む。飛び込んだジェイクも内藤をジャイアントキリングで封じにかかったが、負けじと内藤もデスティーノでジェイクをKOした。

 孤立したタダスケも鷹木のパンピングボンバーをキックアウトしてみせたものの、最後は鷹木がラスト・オブ・ザ・ドラゴンでかつての同期を沈めてみせた。

 起き上がれないジェイクに悠然と腰掛けた内藤は、大の字のジェイクの頭上で鷹木と拳を突き合わせる。…と思いきや何度もジェイクの顔面にツバを吐き、顔面を踏みにじりながら飛び交うブーイングを味わった。

 敵地乗り込みで貫禄勝ちをおさめた内藤は「自分の思いをより多くの方に伝えるためには、いろいろな場所で、そして何度も口にする必要がある」と持論を展開したうえで、「じゃなきゃさ、6月15日、北海道立総合体育センターにて行われるALL TOGETHERでのシングルマッチは、ただのジェイク・リーのチャレンジマッチになっちまうぜ。カブロン!」と余裕のゲキ。一方のジェイクは「GLGとWAR DOGSが共に戦えば、面白いイメージが浮かんだんだよな。実現してみせるさ。必ずな」と意味深に“敗れども収穫あり"を強調してみせた。

【内藤の話】「新日本プロレス参戦後のジェイク・リー選手の東京スポーツの記事をたまたま目にしたけど、たまたま目にしただけで、俺と同じようにあまりジェイク・リー選手の気持ちや思いを知らない人、多いんじゃないの? 自分の思いをより多くの方に伝えるためには、いろいろな場所で、そして何度も口にする必要があるわけで。今からでも遅くないよ。いろいろな場所で、そして何度も自分の思いを口にするべきだよ。じゃなきゃさ、6月15日、北海道立総合体育センターにて行われるALL TOGETHERでのシングルマッチは、ただのジェイク・リーのチャレンジマッチになっちまうぜ。カブロン!」


【試合後の鷹木】

▼鷹木「今日も午前中、サウナに行ったんだけど、同じぐらい汗かいたよ。タダスケ、お前はいいチームメイトだったよ。いいチームメイトだった。なあ、タダスケ。タダスケよ。ああだこうだ言ってきた。お前が無理だって。変わらないって。変わってないと思った。だが、タダスケやってわかったよ。やっぱりお前は何も変わっちゃいねえ。何も変わっちゃいねえよ。おい、それからよ、NOAHの関係者いるのか、NOAHの関係者。ジュニアだろうが、タッグだろうが、GHCの王者に勝ったんだ。何かしらGHCのベルトに挑戦権得たんじゃないか。どうだ? ダメか、それは。どう思うよ?」

――どうなんでしょう?

▼鷹木「どうなんでしょう? バカヤロー、誰も知らねえかもしれないけど、2008年に俺、ジュニアタッグ持ってたんだからな。まあ、ジュニアタッグには特に興味ねえけど、いろいろあるじゃん。赤とか、GHC、歴史あるベルト。あと、リング上で試合後に言ってやったけどさ、このNEVERのタイトルも無差別級の名前がついてるんだ。いいぜ? 石井、内藤ばっかじゃねえぜ。新日本は鷹木信悟もいるんだ! 誰の喧嘩も売る準備も買う準備もできてるから。おい、早くしねえと、俺もどっかの誰かさんみたいにいつの間にかいなくなっちまうかもしれねえからよ。鷹木信悟とやりたいってヤツ、SNSでも試合後のコメントでもいいから、どんどん言ってこいよ。絶賛募集中です」

【ジェイクの話】「響いた……。(しばらくうめき声をあげると)GLGとWAR DOGSが共闘して、ロス・インゴでやれば、面白くなるイメージが浮かんだのにな。負けた俺じゃ説得力がないか。……いや、あるね! 1勝1敗だろ? いや、どうだったかな。1勝1敗かな。1勝2敗かな。ああ、頭が回らん。けど、次はシングルだ。そして、GLGとWAR DOGSが共に戦えば、面白いイメージが浮かんだんだよな。実現してみせるさ。必ずな」

プロ格 情報局