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6/22【ブラッドスポーツ】4年半ぶり日本マットでジャクソンがシュレックを戦慄のストンピング葬 再登場に意欲

『Bloodsport Bushido』両国国技館(2024年6月22日)
○クイントン“ランペイジ"ジャクソンvs関根“シュレック"秀樹×

 4年半ぶりの日本マット登場となったジャクソンがRIZINファイターのシュレックに苦しめられながらも、容赦なしの踏みつけ攻撃で仕留めた。

 PRIDEやUFCで活躍したジャクソンは2019年12月のベラトールジャパンさいたまSA大会以来、4年半ぶりの日本マット登場となった。迎え撃つのはRIZINファイターで、プロレスラーとしても活動するシュレック。パワーファイター同士の一戦に向けて、シュレックはジャクソンがMMAで使っていたパワーボムを警戒しつつ、「ジャーマンで決めてやります」と宣言していた。

 ともに掌底でけん制し合うと、シュレックがローキックを何発か当てていく。組みついたジャクソンがヒザ蹴りを打ち込んでも、フロントスープレックスでぶん投げた。だが、腕十字はジャクソンが極めさせず。踏みつけに出た。

 再び上になったシュレックは腕十字の構え。ジャクソンによるパワーボムばりのリフトを阻止して三角絞めで絡みつく。これを振りほどいたジャクソンは首を固めてのヒザ蹴りを打ち込んだ。スタンドに戻したシュレックを豪快なボディスラムで投げ、ストンピングを容赦なく連発。パンチも挟んで踏みつけ続けると、レフェリーが試合を止めた。

 4年半ぶりの日本マットとなったジャクソンが戦慄勝利。試合後、マイクを手にし、「ジャパン、ゲンキデスカ?」と日本語であいさつ。「久しぶりに日本に戻ってこれてうれしい。素晴らしい大会を開催したジョシュ・バーネットに感謝している。また日本に戻って戦いたい。みんな、応援よろしく」と喜びつつ日本のファンに再会を誓った。

 「パンチでは全然効かなかったので、これは踏みつけるしかないなと思って、思いっきりやりました」と強烈な踏みつけ攻撃を振り返ったジャクソン。「シュレックは自分が思っていたよりも強くてデカくて、そして本当に重かったです。ブラジリアン柔術のテクニックも素晴らしかったので、自分が相手をなめてました。でも、またプロレスをやってみたいです。違う日本人と対戦したい気持ちもあります」とさらなる日本人との対決、そしてブラッドスポーツ日本大会への再登場を熱望していた。


【試合後のジャクソン】

▼ジャクソン「シュレックは自分が思っていたよりも強くてデカくて、そして本当に重かったです。ブラジリアン柔術のテクニックも素晴らしかったので、自分が相手をなめてました。でも、またプロレスをやってみたいです。違う日本人と対戦したい気持ちもあります」

――ボディスラムを投げた時の手応えは?

▼ジャクソン「最初に自分が投げられていたから、絶対にやり返したいと思って投げたので、気持ち良かったです」

――最後のストンピングについては?

▼ジャクソン「パンチでは全然効かなかったので、これは踏みつけるしかないなと思って、思いっきりやりました」

――この大会は気に入った?

▼ジャクソン「本当にこの大会は気に入りました。ロープもなく、今までやってきた試合とは全然違うのが本当にいいと思います。日本のファンは世界一だと思っているので、また日本で試合をする時は僕を呼んでほしいです。ブラッドスポーツを気に入った人たち、そしてスポンサーの皆さん、もっとブラッドスポーツを日本で開催してください。そうすれば、僕も日本でたくさん試合ができます」

――リングの上で勝ち名乗りを受けること自体久しぶりだったと思うが、気分はどうだった?

▼ジャクソン「前回の敗戦は本当に恥ずかしいものでした。あの時は試合の数ヵ月前に処方された薬が体に合わなくて、長い間不調だったので。あの時はいいパフォーマンスができなくて残念でした。ここまで回復するのに長い時間がかかりました。まだ100%回復したとは言えないですが、あと半年、1年ぐらいしたら完璧に戻れるんじゃないかと思っています。体重もコントロールできているので、100%のパフォーマンスができることを楽しみにしています」

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