【GLEAT】初参戦・中嶋がLIDET UWF王座を一発奪取 諏訪魔に対戦要求「UWFのベルト獲りに来いよ」 2024/7/1
『GLEAT Ver.12』TOKYO DOME CITY HALL(2024年7月1日) LIDET UWF世界王座決定戦 〇中嶋勝彦vs伊藤貴則× “××スタイル"中嶋がGLEAT初参戦でいきなりLIDET UWF王座を一発奪取。「俺がルールだ。悔しいなら、俺の首かっ切ってみろ」と言い放った中嶋は、全日本・諏訪魔にUWF王座をかけての対決を要求した。 全日本3・30大田区大会で三冠王座から陥落して以降、リングから遠ざかっていた中嶋だったが、6・9名古屋大会に姿を現し、GLEAT初参戦が浮上。鈴木裕之社長の提案を受けて、フジタ"Jr."ハヤトが返上したLIDET UWF世界王座の新王者決定戦として、初代王者の伊藤と対戦することになった。 ゴング直後からスリリングな打撃戦に。重たい掌底やローキックが交錯すると、観客は固唾を呑んで見守った。グラウンドも互角の展開が続くが、伊藤がエスケープを先取。動じない中嶋はコーナーで顔面を踏みつけ、得意の写真撮影タイムに持ち込んだものの、ここでイエローカードを提示されてしまい、さらにポイントを失う。 伊藤はここぞとばかりに打撃で圧力をかけるが、中嶋も確実に掌底をヒットさせて抵抗。フロントヘッドロックを狙って飛びつく。伊藤はブレーンバスターで引っこ抜くも、中嶋は即座にバックドロップをズバリ。伊藤も負けじとバックドロップを返すと、ハイキックは相打ちとなってダブルダウンに。互いにポイントを失った。 ロストポイント4-2でリードする伊藤は再び打撃で前に出るも、中嶋はソバットで腹部を射抜き、棒立ちになったところに鮮烈なハイキックを一閃。ダウンをもぎ取る。伊藤はギリギリで立ち上がるが、ダメージを引きずっている状態。それでもローキックを連発して中嶋の追撃を防ぐと、負けじとハイキックで蹴り飛ばしてダウンを奪い取った。 中嶋が残り1ポイントとなると、伊藤はヒザ蹴り連打からジャーマンスープレックス、ハイキックとラッシュ。再びハイキックで勝負に出る。だが、これを屈んで避けた中嶋はこん身のビンタをズバリ。ふらつく伊藤をノーザンライトボムで突き刺すと、最後は腕固めでレフェリーストップ勝ちを手にした。 中嶋がGLEAT参戦初戦でいきなりLIDET UWF王座を奪取。一発で至宝をものにした中嶋はマイクを持つと、「××スタイルの中嶋勝彦だ。まずは鈴木社長、干された俺をこのリングに上げてくれてありがとうございました」と鈴木社長に感謝の意を表した。そして、「あの時、社長と約束をした。ベルトを一発で獲ると。約束通りだ。引き続き…若手の底上げ、LIDET UWFに若手は何人いるんだ?」と挑発する。 伊藤を介抱していた田中稔、エル・リンダマンが詰め寄るも、中嶋は「3人しかいないのか。まあ、いい。俺も忙しいから、若手3人で俺が闘ってやるよ。3対1だ」と余裕の表情。ブチ切れたリンダマンを稔が抑えると、中嶋は「なんだ? 文句あるのか。かかってこいよ。来い。ただな、UWFの大切なベルトを巻いているのはこの××スタイルの中嶋勝彦だ。そう、俺がルールだ。悔しいなら俺の首かっ切ってみろ」と言い放ち、ベルトを掲げると悠然とリングをあとにした。 伊藤は過去に何度もTDCホール大会で外敵をシングルで迎え撃つも、未勝利が続いていたが、今回も敗戦に。それでも中嶋がリングを去ると、客席からは「伊藤」コールが発生する。伊藤は「すいません…。旗揚げ戦から任されてきたメイン、東京ドームシティホールのメイン…。またこの大役を任されたのに結果が出ずに、いつも俺が大将って言いながら、また皆さんをがっかりさせてしまって、申し訳ないです」と涙ながらに謝罪。それでもリンダマンからゲキを受けると、伊藤は奮起。師匠にあたるカズをリングに招き入れると再起を表明し、最後は所属選手とともに「みんなで一緒にGLEATしようぜ!」と拳を突き上げた。 一方、勝利した中嶋は「せっかく一発で獲ったからな。ちょっとせっかくだからベルトを使わせてもらおうかな。俺は忘れてねえぞ。あの時、俺の逆指名を断っておきながら、最近、挑戦表明したらしいじゃねえか。なあ、諏訪魔。なんであの時、三冠王者だった俺の逆指名をお前は断ったんだ?」と三冠王者時代にタイトル戦が実現しなかった全日本の諏訪魔に疑問符。「このUWFの中立なリングで俺が逆指名してやる。諏訪魔、UWFのベルト獲りに来いよ。かかって来い。俺は忘れてねえ。あの時の清算を俺はしたい」と対戦要求を突き付けた。 【中嶋の話】「リング上で言った通りだ。せっかく一発で獲ったからな。ちょっとせっかくだから(ベルトを)使わせてもらおうかな。俺は忘れてねえぞ。あの時、俺の逆指名を断っておきながら、最近、挑戦表明したらしいじゃねえか。なあ、諏訪魔。なんであの時、三冠王者だった俺の逆指名をお前は断ったんだ? (ベルトを叩いて)あるぞ、諏訪魔。このUWFの中立なリングで俺が逆指名してやる。諏訪魔、UWFのベルト獲りに来いよ。かかって来い。俺は忘れてねえ。あの時の清算を俺はしたい。俺もこのあとやることがいっぱいあるからな。ちゃんと言っといてくれよ。そしてリング上で言った通り、鈴木社長、干された俺をリングに立たせてくれて、ありがとうございます。これから若手の底上げ、1対3でやってやるよ」 【試合後の伊藤】 ▼伊藤「また負けました。GLEAT旗揚げから3周年。4年連続のメインでの負けです。しかも、GLEAT旗揚げのきっかけとなった恩師カズ・ハヤシの引退試合で、またも外敵に負け。そして、LIDET UWFのベルトを獲られました。でも、さっきもリング上で言った通り、すぐには切り換えられんと思ったけど、俺にはああいうGLEATの仲間たちがいます。みんな俺を信じて、メインに送り出してくれたと思うから。こんなところで下を向かず、またメインでいけるかわからへんけど、しっかり胸を張って、前を向いて、上を向いて、あのLIDET UWFのベルトをこの俺が取り戻す。誰になんと言われようと、俺の手であのベルトを取り戻して、LIDET UWFの大将として、そしてGLEATの大将として俺はまた戻ってきます。それまで…いや、待っててくれとは言わない。すぐに追いつくから」 ※リンダマンが現れると ▼リンダマン「なに言ってんだよ。どのツラ下げて勝手に入ってきて、メインまで締めてんだ、オラ。負けたのは確かにしょうがないというか、伊藤の力の無さかもしれねえけどよ。どのツラ下げて、メインに勝手に入ってきて、1発でベルト獲って、適当な締めをしてくれてんだ? 地獄みたいな空気にしやがって。俺は許さねえからな。中嶋勝彦だか、なんだか知らねえけどな。GLEATはそんな甘くねえからな。いつでも俺がいってやるぞ」 ※リンダマンが去っていくと ▼伊藤「リンさんが言った通り、俺も負けたけど、リング上で言ってたように3対1だとか、なめ腐ったこと言いやがって。3対1ってホンマに言うのやったら、もう1回俺にやらせろ。そしてボコボコニして、しっかりわからせてやる。GLEATというものを××スタイルに叩き込んだるからな。伊藤貴則はまだまだ燃えてるぞ」
『GLEAT Ver.12』TOKYO DOME CITY HALL(2024年7月1日)
LIDET UWF世界王座決定戦 〇中嶋勝彦vs伊藤貴則×
“××スタイル"中嶋がGLEAT初参戦でいきなりLIDET UWF王座を一発奪取。「俺がルールだ。悔しいなら、俺の首かっ切ってみろ」と言い放った中嶋は、全日本・諏訪魔にUWF王座をかけての対決を要求した。
全日本3・30大田区大会で三冠王座から陥落して以降、リングから遠ざかっていた中嶋だったが、6・9名古屋大会に姿を現し、GLEAT初参戦が浮上。鈴木裕之社長の提案を受けて、フジタ"Jr."ハヤトが返上したLIDET UWF世界王座の新王者決定戦として、初代王者の伊藤と対戦することになった。
ゴング直後からスリリングな打撃戦に。重たい掌底やローキックが交錯すると、観客は固唾を呑んで見守った。グラウンドも互角の展開が続くが、伊藤がエスケープを先取。動じない中嶋はコーナーで顔面を踏みつけ、得意の写真撮影タイムに持ち込んだものの、ここでイエローカードを提示されてしまい、さらにポイントを失う。
伊藤はここぞとばかりに打撃で圧力をかけるが、中嶋も確実に掌底をヒットさせて抵抗。フロントヘッドロックを狙って飛びつく。伊藤はブレーンバスターで引っこ抜くも、中嶋は即座にバックドロップをズバリ。伊藤も負けじとバックドロップを返すと、ハイキックは相打ちとなってダブルダウンに。互いにポイントを失った。
ロストポイント4-2でリードする伊藤は再び打撃で前に出るも、中嶋はソバットで腹部を射抜き、棒立ちになったところに鮮烈なハイキックを一閃。ダウンをもぎ取る。伊藤はギリギリで立ち上がるが、ダメージを引きずっている状態。それでもローキックを連発して中嶋の追撃を防ぐと、負けじとハイキックで蹴り飛ばしてダウンを奪い取った。
中嶋が残り1ポイントとなると、伊藤はヒザ蹴り連打からジャーマンスープレックス、ハイキックとラッシュ。再びハイキックで勝負に出る。だが、これを屈んで避けた中嶋はこん身のビンタをズバリ。ふらつく伊藤をノーザンライトボムで突き刺すと、最後は腕固めでレフェリーストップ勝ちを手にした。
中嶋がGLEAT参戦初戦でいきなりLIDET UWF王座を奪取。一発で至宝をものにした中嶋はマイクを持つと、「××スタイルの中嶋勝彦だ。まずは鈴木社長、干された俺をこのリングに上げてくれてありがとうございました」と鈴木社長に感謝の意を表した。そして、「あの時、社長と約束をした。ベルトを一発で獲ると。約束通りだ。引き続き…若手の底上げ、LIDET UWFに若手は何人いるんだ?」と挑発する。
伊藤を介抱していた田中稔、エル・リンダマンが詰め寄るも、中嶋は「3人しかいないのか。まあ、いい。俺も忙しいから、若手3人で俺が闘ってやるよ。3対1だ」と余裕の表情。ブチ切れたリンダマンを稔が抑えると、中嶋は「なんだ? 文句あるのか。かかってこいよ。来い。ただな、UWFの大切なベルトを巻いているのはこの××スタイルの中嶋勝彦だ。そう、俺がルールだ。悔しいなら俺の首かっ切ってみろ」と言い放ち、ベルトを掲げると悠然とリングをあとにした。
伊藤は過去に何度もTDCホール大会で外敵をシングルで迎え撃つも、未勝利が続いていたが、今回も敗戦に。それでも中嶋がリングを去ると、客席からは「伊藤」コールが発生する。伊藤は「すいません…。旗揚げ戦から任されてきたメイン、東京ドームシティホールのメイン…。またこの大役を任されたのに結果が出ずに、いつも俺が大将って言いながら、また皆さんをがっかりさせてしまって、申し訳ないです」と涙ながらに謝罪。それでもリンダマンからゲキを受けると、伊藤は奮起。師匠にあたるカズをリングに招き入れると再起を表明し、最後は所属選手とともに「みんなで一緒にGLEATしようぜ!」と拳を突き上げた。
一方、勝利した中嶋は「せっかく一発で獲ったからな。ちょっとせっかくだからベルトを使わせてもらおうかな。俺は忘れてねえぞ。あの時、俺の逆指名を断っておきながら、最近、挑戦表明したらしいじゃねえか。なあ、諏訪魔。なんであの時、三冠王者だった俺の逆指名をお前は断ったんだ?」と三冠王者時代にタイトル戦が実現しなかった全日本の諏訪魔に疑問符。「このUWFの中立なリングで俺が逆指名してやる。諏訪魔、UWFのベルト獲りに来いよ。かかって来い。俺は忘れてねえ。あの時の清算を俺はしたい」と対戦要求を突き付けた。
【中嶋の話】「リング上で言った通りだ。せっかく一発で獲ったからな。ちょっとせっかくだから(ベルトを)使わせてもらおうかな。俺は忘れてねえぞ。あの時、俺の逆指名を断っておきながら、最近、挑戦表明したらしいじゃねえか。なあ、諏訪魔。なんであの時、三冠王者だった俺の逆指名をお前は断ったんだ? (ベルトを叩いて)あるぞ、諏訪魔。このUWFの中立なリングで俺が逆指名してやる。諏訪魔、UWFのベルト獲りに来いよ。かかって来い。俺は忘れてねえ。あの時の清算を俺はしたい。俺もこのあとやることがいっぱいあるからな。ちゃんと言っといてくれよ。そしてリング上で言った通り、鈴木社長、干された俺をリングに立たせてくれて、ありがとうございます。これから若手の底上げ、1対3でやってやるよ」
【試合後の伊藤】
▼伊藤「また負けました。GLEAT旗揚げから3周年。4年連続のメインでの負けです。しかも、GLEAT旗揚げのきっかけとなった恩師カズ・ハヤシの引退試合で、またも外敵に負け。そして、LIDET UWFのベルトを獲られました。でも、さっきもリング上で言った通り、すぐには切り換えられんと思ったけど、俺にはああいうGLEATの仲間たちがいます。みんな俺を信じて、メインに送り出してくれたと思うから。こんなところで下を向かず、またメインでいけるかわからへんけど、しっかり胸を張って、前を向いて、上を向いて、あのLIDET UWFのベルトをこの俺が取り戻す。誰になんと言われようと、俺の手であのベルトを取り戻して、LIDET UWFの大将として、そしてGLEATの大将として俺はまた戻ってきます。それまで…いや、待っててくれとは言わない。すぐに追いつくから」
※リンダマンが現れると
▼リンダマン「なに言ってんだよ。どのツラ下げて勝手に入ってきて、メインまで締めてんだ、オラ。負けたのは確かにしょうがないというか、伊藤の力の無さかもしれねえけどよ。どのツラ下げて、メインに勝手に入ってきて、1発でベルト獲って、適当な締めをしてくれてんだ? 地獄みたいな空気にしやがって。俺は許さねえからな。中嶋勝彦だか、なんだか知らねえけどな。GLEATはそんな甘くねえからな。いつでも俺がいってやるぞ」
※リンダマンが去っていくと
▼伊藤「リンさんが言った通り、俺も負けたけど、リング上で言ってたように3対1だとか、なめ腐ったこと言いやがって。3対1ってホンマに言うのやったら、もう1回俺にやらせろ。そしてボコボコニして、しっかりわからせてやる。GLEATというものを××スタイルに叩き込んだるからな。伊藤貴則はまだまだ燃えてるぞ」