7/11【ZERO1】壮絶頭突き合戦 小峠が永尾との血染め対抗戦制して「気持ちよかった」
『朝凪Present's-破壊・創造・誕生-プロレスリングZERO1 弾丸戦士・田中将斗レスラー生活30周年!記念大会 D・A・N・G・A・N anniversary!』新宿FACE(2024年7月11日)
○小峠篤司vs永尾颯樹×
NOAH・小峠が永尾との血染めの対抗戦を制した。
今年に入って勃発したREAL ZERO1とTEAM NOAHの対抗戦。NOAH7・13日本武道館大会で王者・齋藤彰俊に潮崎豪が挑む世界ヘビー級王座戦も控える中、永尾と小峠が一騎打ちに臨んだ。
両者とも気合十分。まずは永尾がショルダータックルで先制打。小峠がスピードを駆使してフロントハイキックで反撃すると、永尾が場外戦に持ち込んでも客席、鉄柱に叩きつけて返り討ち。敵地で小峠コールが発生する中、小峠は攻撃の手を緩めず、飛びヒザ蹴り、ドロップキックと攻勢を続け、スリーパーを絞め上げた。
永尾もドロップキックでやり返して反撃を開始。手拍子に後押しされてジャンピングエルボーを連発し、バックドロップで叩きつける。小峠も後頭部へのレッグショットで鎮圧。トペコンヒーロで突っ込む。リングに戻してもダイビングボディプレスを投下し、テキサスクローバーホールドで捕らえた。
このまま終われない永尾も意地で耐え抜くと、場外でのブレーンバスターで逆襲。ダイビングエルボードロップ、垂直落下式ブレーンバスターで巻き返す。頭突きを叩き込むと、小峠も頭突きで徹底抗戦。ともに額が割れて流血戦になると、小峠はコウモリ吊り落としで追い討ち。すかさずキルスイッチをさく裂させて3カウントを奪った。
壮絶な流血戦の末、小峠が永尾との対抗戦を制した。顔面が真っ赤に染まりながらも試合後は「こうやって気持ち出してくれて、熱く来てくれる若い子がいるっていうのはうれしいですね。選手冥利に尽きます。いやあ気持ちよかったです」と充実感をむき出し。「ホントにプロレス簡単じゃなくて、1試合1試合、全力で投球していかないと、やっぱ勝てないですね。あらためて今日身に沁みました」と気づきもあり、収穫ある参戦となったようだった。
【小峠の話】「うれしいです、勝てて。今、別に中途半端な感じになってるけど、こうやって気持ち出してくれて、熱く来てくれる若い子がいるっていうのはうれしいですね。選手冥利に尽きます。いやあ気持ちよかったです。ホントにプロレス簡単じゃなくて、1試合1試合、全力で投球していかないと、やっぱ勝てないですね。あらためて今日身に沁みました。参戦させていただいて、ありがとうございました」