【AEW】世界王者ストリックランドがコンチネンタル王者オカダに対戦要求 次週ダイナマイトで王者対決が実現 2024/7/11

 『AEWダイナマイト』が現地時間11日、カナダ・アルバータ州カルガリーで行われ、AEW世界王者スワーブ・ストリックランドがAEWコンチネンタル王者オカダ・カズチカに対戦を要求。次週ダイナマイトで王者対決が実現することになった。

 ストリックランドは6・30『フォービドゥン・ドア』でインターナショナル王者ウィル・オスプレイを激闘の末に下し、AEW世界王座を死守。この日、プリンス・ナナを従えてリングに登場し、「俺はウィル・オスプレイを倒した。お前たちは今、世界最強のAEW世界王者を見ているんだ」と勝ち誇った。

 この日、ブライアン・ダニエルソンが「オーエン・ハート杯トーナメント」に優勝し、8・25ロンドン大会でのAEW世界王座挑戦を決定。ダニエルソンを祝福したストリックランドは「ウェンブリースタジアムで行われるメインイベントのAEW世界王座戦でお前と対戦するのは本当に名誉なことだ」と敬意を表した。

 そしてストリックランドは7・24ナッシュビル大会で行われるブラッド&ガッツ戦(5対5ハードコアマッチ)について言及した。今年5月にダニエルソンらがチームAEWとしてThe Eliteに敗戦。ストリックランドは「ブライアン・ダニエルソンが今年できなかったことを俺は二つ成し遂げる。一つはウィル・オスプレイを倒すこと。もう一つはチームAEWを率いてThe Eliteに勝利することだ」と宣言。チームAEWの一員としてThe Elite討伐に乗り出す構えをみせた。

 そこでストリックランドは自ら前哨戦を提案した。「今はダイナスティ時代だ。ダイナスティのリーダーに任命された男は3人いる。1番目は俺、2番目はインターナショナル王者のウィル・オスプレイ。3番目はコンチネンタル王者のオカダだ」と定義すると、「オカダ、対戦要求だ。世界王者がどうやって雨を降らせるか見せてやるぞ」とコンチネンタル王者・オカダに宣戦布告した。

 これを受けて次週ダイナマイトでストリックランドとオカダのシングル王者対決が実現することになった。




7/11【AEW】石井がインターナショナル王座挑戦者決定4WAY戦に出場も勝利ならず PACが王者オスプレイに挑戦へ

 『AEWダイナマイト』が現地時間11日、カナダ・アルバータ州カルガリーで行われ、石井智宏がAEWインターナショナル王座への挑戦権がかかったクラウディオ・カスタニョーリ、カイル・フレッチャー、PACとのグローバルグローリー4WAYマッチに登場するも、勝利したPACが王者ウィル・オスプレイへの挑戦を決めた。

 石井がこの日、6・29コリジョン、6・30フォービドゥン・ドアに続き、AEWマットに登場。勝者がインターナショナル王座への挑戦権を得る4WAYマッチに臨んだ。開始早々、石井はエンジン全開。ショルダータックルでフレッチャーを吹き飛ばし、カスタニョーリを相手にエルボー合戦、タックル合戦を展開。割って入ったフレッチャーをカスタニョーリとのダブルタックルで蹴散らし、なおもエルボー合戦で火花を散らした。

 その後も石井はフレッチャー、PACをバックドロップで次々に投げる大暴れを見せた。カスタニョーリのトルニージョを被弾してもトップロープからの雪崩式ブレーンバスターで逆襲し、エルボーを乱れ打って3人を相手取る。PACとフレッチャーにノーモーション頭突きをぶち込み、カスタニョーリにラリアットを叩き込んだが、最後はPACがブラックアローからのブルータライザーでフレッチャーをギブアップさせた。

 石井がAEWマットで存在感を見せつけたものの勝利ならず。PACがインターナショナル王座挑戦権を手にした。