【全日本】5日後三冠戦へ本田が王者を直接ピン、安齊敗戦も「ぶっ殺してやる」 2024/7/15

『やのハートクリニック presents Evolution 6+バカの時代』横浜ラジアントホール(2024年7月15日)
○本田竜輝&竹田誠志vsライジングHAYATO&安齊勇馬×

 ELPIDA対決の三冠戦へ向けた唯一の前哨戦は本田に凱歌。王者・安齊から直接勝利を奪って弾みをつけた。

 7・13大阪大会で安齊が諏訪魔を退け、三冠王座3度目の防衛に成功。試合後、本田が挑戦を表明し、7・20後楽園大会でELPIDA同門対決による三冠戦が決まった。この日は王者・安齊がHAYATO、挑戦者・本田が竹田とそれぞれ組んで激突。これが唯一の前哨戦となった。

 「本気で潰す」と宣言している本田は本番まで待てないとばかり安齊に猛攻を浴びせた。竹田と代わる代わる連続攻撃に出て主導権を握り、安齊がフロントスープレックスで反撃しても、すぐさまスパインバスターで応戦。竹田とのスライディング延髄スライディングラリアット&ランニングニーリフトのサンドイッチ攻撃もズバリと決めた。

 終盤には両者の意地の攻防が激化。安齊がジャーマンで投げれば、本田はすぐさまラリアットでやり返す。本田のファイナルベント、安齊のバックドロップが不発に終わる読み合いを展開し、安齊が後頭部にジャンピングニーをぶち込んだが、最後は本田が飛行機投げ固めで丸め込んで3カウントを奪った。

 唯一の三冠前哨戦は本田が王者・安齊を直接撃破。5日後の決戦へ向けて追い風を吹かせた。直接勝利で手ごたえをつかんだ本田は「安齊、今日は俺の勝ちだ。おい、7月20日、楽しみだな。俺は本気でお前のこと潰すぞ」と改めて通告。安齊も「俺も超楽しみだよ。誰にもできない三冠戦やろうぜ。その上でぶっ殺してやるよ」と一歩も引かず。ELPIDA対決で二人は新時代の三冠戦を見せつける。

【本田の話】「安齊勇馬、今日は俺の勝ちだ。7月20日、後楽園ホール大会、楽しみだな。俺はな、お前に対して悔しくて悔しくて仕方ねえんだよ。お前のこと本気で潰してやるからな」

【安齊の話】「前哨戦も終わって、いよいよ7月20日、本番だ。今日の負けなんて関係ねえよ。20日に勝てばそれでいいんだよ。ELPIDAとかNew Periodとか全部関係なしにして、本田、ぶっ殺してやるよ」