【WWE】マッキンタイアがピアースGMに怨敵パンク戦アピールも 謝罪拒否で謹慎期間延長に 2024/7/16

 ロウが現地時間15日、オハイオ州デイトンで行われ、ドリュー・マッキンタイアが怨敵・CMパンクとの対決を『サマースラム』で実現するようアダム・ピアースGMに訴えたものの、謝罪を拒否したことで謹慎期間延長となった。

 マッキンタイアは7・7トロント大会『マネー・イン・ザ・バンク』でMITBラダー戦に勝利。世界ヘビー級王座戦「ダミアン・プリーストvsセス“フリーキン"ロリンズ」の試合中にキャッシュインしたものの、パンクの妨害によって敗戦に終わった。ピアースGMはマッキンタイアがその試合後、自身とレフェリー二人に暴行を働いたことを問題視。マッキンタイアに謹慎処分を下した。

 この日、ピアースGMがその禁を解き、マッキンタイアをリングに呼び込んだ。ピアースGMから「CMパンクvsドリュー・マッキンタイアは特別な戦いになる。私も見たい。間違いなく観客も見たいだろう。CMパンクは今、治療に専念しているが、彼も試合がしたいだろう。君はどう思うかね?」と問われたマッキンタイアは「俺がこの試合を何よりも望んでるのは知ってるだろ? 試合は必ず組んでくれ。パンクも望んでるだろう。準備はできている」と即答。8・3クリーブランド大会『サマースラム』でのパンク戦実現を訴えた。

 ピアースGMは「今まで起こったことは水に流して感情を押さえろ。そしてちゃんとプロとして振る舞え。それができるならこの試合を組んでやろう」とし、レフェリー二人への謝罪を求めた。が、マッキンタイアは「俺は謹慎処分にされた。それで終わりだ。なぜお前らに謝らなきゃいけない? 今まで俺の試合を台無しにしてきたじゃねえか。そしてお前(ピアースGM)がしっかりしてないからだろ」と怒りを爆発させながら拒否。「セス・ロリンズもだ。俺より先にパンクに手をかけるとうぬぼれやがった。パンクは土下座しても許さねえ。必ず首をかっ切る。どいつもこいつも俺を陥れやがって! もううんざりだ!」と吐き捨てた。

 するとピアースGMは「そういう態度なら仕方がない。お前は謹慎期間延長だ」と通告。収まらないマッキンタイアはレフェリー二人を突き飛ばし、ピアースGMに詰め寄った。

 そこへ現れたのがロリンズ。MITBでの世界ヘビートリプルスレット戦に介入したパンクへの怒りを爆発させたロリンズは先週、「お前が完治したら、また腕をぶっ壊して欠場させてやるよ」と復讐を宣言していた。リングに駆け込んだロリンズは『パンクは俺の獲物』と言わんばかりにマッキンタイアを何度も殴りつけ、トラースキックをお見舞い。カーブストンプを叩き込もうとした。マッキンタイアもリング下に逃れて回避したものの、謹慎延長となったことでパンク戦が遠のいてしまった。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。