7/20【WWE】シコアが2週連続で統一WWE王者コーディをKO、LAナイトがサマースラムでUS王者ローガンに挑戦決定
スマックダウンが現地時間19日、ネブラスカ州オマハで行われ、統一WWE王者コーディ・ローデスが先週に続き、『サマースラム』での挑戦者ソロ・シコアによってKOされた。また、LAナイトが王者ローガン・ポールに挑戦するUS王座戦が決まった。
統一WWE王者・コーディは先週、8・3クリーブランド大会『サマースラム』でのシコア迎撃を宣言した。が、ロープにはりつけにされた状態でシコアのサモアンスパイクを食らってKOされた。
この日、コーディはケビン・オーエンズと組んで“Aタウン・ダウンアンダー"オースティン・セオリー&グレイソン・ウォーラーと対戦。オーエンズがスタナーでウォーラーを蹴散らすと、コーディがセオリーをクロスローズで仕留めた。
試合後、シコア、タマ・トンガ、トンガ・ロアのブラッドラインが現れた。そこへコーディがトペスイシーダで突っ込むと、シコアを捕まえ、オーエンズとのテーブル葬を狙った。そこへジェイコブ・ファトゥが現れて不発に終わらせ、コーディは鉄階段に叩きつけられてしまう。オーエンズはファトゥにサモアンレッキングボールを4連発されて大の字。それでも飽き足りないファトゥはダイビングヘッドバットを投下した。
そしてコーディがシコア&ファトゥ&タマによるトリプルパワーボムの餌食に。実況席に叩きつけられた。大の字となったコーディの眼前で一族の長の証“ウラ・ファラ"を首にかけたシコアはブラッドラインのメンバーとともに天を指さした。
先週に続き、コーディがブラッドラインによってKOされた。仲間のランディ・オートン、オーエンズも次々に粉砕され、サマースラムの統一WWE王座戦へ向けてコーディはシコアによって着実に劣勢へと追い込まれている。
『サマースラム』でのUS王座戦も決まった。先週、ナイトが王者・ローガンへの挑戦を表明。この日、王座戦の契約書を手にしたニック・オールディスGMが立ち会う中、両者が向き合った。マネー・イン・ザ・バンク予選でローガンに勝利しているナイトは「そろそろ俺の番じゃねえか」と主張したが、ローガンは「そんなにこれが欲しいか? お前は俺との試合が必要なんだろ? 俺には全く必要ない。俺とお前じゃ格が違う」と拒否した。
引かないナイトは「てめえは偽物だ。この会社をだましてUS王者のフリをしている詐欺野郎だ。お前の弟はマイク・タイソンとやるんだよな? お前は俺とやる度胸すらねえんだな」と挑発。するとローガンも「俺と試合したいか? 契約書にサインしてやるよ。挑戦させてやるよ。サマースラムで俺が勝ったら、お前には何もなくなる」と受諾し、サインした契約をナイトめがけて投げつけた。
オールディスGMが仲裁に入る中、ローガンとナイトは近距離でにらみ合って一触即発。一度はリングを降りたローガンだが、踵を返してリングに戻り、背後からナイトに襲いかかると、ボディブローを連打した。ナイトも徹底抗戦し、スタナーを仕掛けたが、阻止したローガンはリング下に退避した。ともあれ、ローガンが受諾したことで、サマースラムでナイトのUS王座挑戦が決まった。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。