7/25【WWE】5年ぶり日本公演幕開け 初凱旋イヨが女子世界王座に緊急挑戦もリヴに敗戦
『WWE SuperShow Summer Tour』エディオンアリーナ大阪(2024年7月25日)
女子世界王座戦 〇リヴ・モーガンvsイヨ・スカイ×
初の日本凱旋を果たしたイヨが急きょ女子世界王者・リヴに挑戦したものの敗戦に終わった。
約5年ぶりのWWE日本公演で“ダメージCTRL"イヨ&アスカ&カイリが凱旋。イヨは2018年6月の日本公演のリング上でWWE入団を発表しているが、日本公演での試合出場は初めて。マリーゴールド7・13両国大会で林下詩美に勝利して以来、12日ぶりの日本マット登場となった。当初はダメージCTRLによる6人タッグマッチに登場予定だったが、当日になって女子世界王者・リヴに挑戦するチャンスが巡ってきた。
アスカはヒザの負傷による欠場のためセコンドとしての登場。第1試合開始前、大歓声とともに地元・大阪のリングに上がると、「大阪でこうやってしゃべれんのうれしい!」と関西弁で喜びを爆発。「5年ぶりやな。その間、私チャンピオンになって、グランドスラムを達成したり、記録を保持したりですね、いろいろ活躍してきたんですけども、なかなかここに来ることができなかったんですけど、今回皆さんの前で試合できるかと思ったんですけど、ヒザの手術で試合をすることができなかったんです」と無念そうに続けると、「けれども私、スーパースター・アスカは地元・大阪で誕生して、大阪の皆さんに育てられたと言っても過言ではありません」と感謝。「今日は私、試合できないんですけど、私の仲間、カイリちゃん、イヨちゃん、ダコタが私の代わりに魅了してくれると思いますので、皆さん、応援よろしくお願いします」と関西弁で呼びかけ、「アスカ!」コールの大合唱を浴びた。
そしてアスカに呼び込まれてイヨが登場。大「イヨ」コールに後押しされて王者・リヴに挑んだ。イヨが攻勢に出て大歓声になり、リヴがロープにはりつけにしてのキャメルクラッチで絞め上げると、場内はブーイング。イヨも反撃に移ろうとするもののラリアットで止められた。
スリーパーを耐えたイヨは「イヨ」コールに応えるように後頭部へのランニングダブルニーで反撃を開始。得意のスワンダイブ式ミサイルキックを放ち、ジャーマンで攻め込んだ。さらにダブルアーム式バックブリーカーもさく裂させたが、ムーンサルトはリヴが両足を突き上げて撃墜。スクールボーイで丸め込まれたイヨは返せず3カウントを聞いた。
イヨが緊急女子世界王座挑戦となったものの敗戦。初の日本凱旋でのベルト戴冠はならなかった。