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7/25【WWE】中邑は黒ニンジャ風コスチュームでメイン躍動 5年ぶり日本公演で「ここは俺のホームだ!」

『WWE SuperShow Summer Tour』エディオンアリーナ大阪(2024年7月25日)
統一WWE王座トリプルスレット戦 〇コーディ・ローデスvs中邑真輔vsAJスタイルズ×

 中邑が5年ぶりに凱旋。「ここは俺のホームだ!」と黒忍者風コスチュームで統一WWE王座トリプルスレット戦に臨んだものの王座獲りを逸した。

 約5年ぶりに実現したWWE日本公演が大阪の地で開幕。グレート・ムタとベストバウトをつむいだ2023年のNOAH1・1日本武道館大会以来、約1年半ぶりの日本マットとなった中邑は初日のこの日、統一WWE王座に挑戦するチャンスを得た。

 試合は王者・コーディに新日本時代に激闘を繰り広げたAJとともに挑む豪華トリプルスレット戦。大会中、メインに先駆けてVTRで登場した中邑は「ここは俺のホームだ。そうだろ? AJ、コーディ、お前らの好きにさせねえ。さあ、たぎろうか。イヤァオ!」と宣戦布告した。

 そして迎えたメインの統一WWE王座戦。中邑は黒忍者風のコスチュームで大阪の地に登場した。場内は割れんばかりの大歓声。テーマ曲に合わせた大合唱から、中邑のポーズとともに「イヤァオ!」を絶叫して場内が一体となった。

 中邑はコーディ相手にヒザ蹴りで先制。ハイキックが空を切っても、AJ相手にけいれん式踏みつけ攻撃を披露した。その後、AJの執ような足攻めに劣勢となった中邑だったが、AJにミドルキック、コーディにカカト落とし、AJにスライディングジャーマン、ダイビングニーと怒とうの波状攻撃に出た。

 終盤には「コーディ!」チャントの大合唱をかき消すように、ランドスライド、リバースパワースラムと得意技を連発してコーディを攻め込んだ。AJにはボマイェをぶち込み、コーディに仕上げのボマイェを狙ったものの、AJのフェノメナールフォーアームには阻まれて勝機を逸した。

 最後はコーディが必殺クロスローズでAJから3カウントを奪取。中邑は日本凱旋を勝利で飾れず、統一WWE王座獲りはならなかった。

プロ格 情報局