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8/4【WWE】レインズが4ヵ月ぶり復帰でシコア制裁 コーディが統一WWE王座死守

 『サマースラム』が現地時間3日、オハイオ州クリーブランドで行われ、ローマン・レインズが4ヵ月ぶりに復帰し、ソロ・シコアを制裁。コーディ・ローデスが統一WWE王座を死守した。

 ブラッドラインの“一族の長"シコアが統一WWE王座に狙いを定め、7月の『マネー・イン・ザ・バンク』で王者・コーディに直接勝利。真夏の祭典での挑戦を決めた。試合はシコアの要求をコーディが受諾し、4月の『レッスルマニア40』における同王座戦「コーディvsレインズ」以来となる“何でもあり"のブラッドラインルールが採用された。

 序盤から中盤にかけて正攻法による一進一退の攻防を展開。コーディがクロスローズを決めて勝機を作ると、タマとロアが乱入し、コーディをマジックキラーで叩きつけた。するとケビン・オーエンズ、ランディ・オートンがコーディ加勢に登場。オートンがRKOでロア、オーエンズがスタナーでタマを蹴散らし、シコアにはオートンが高速パワースラム、オーエンズがスワントーンボムを次々にさく裂。コーディがクロスローズで仕留めにかかった。

 それでもシコアは3カウントを許さない。ならばとコーディは鉄階段で何度も殴打。シコアのサモアンレッキンボールも鉄階段に自爆させ、クロスローズをロコモーション式で決めたが、ここでジェイコブ・ファトゥが乱入。ダイビングサマーソルトアタック、ムーンサルトプレスを立て続けに決めてコーディの動きを止めた。

 コーディがギリギリで肩を上げると、ファトゥはコーディを実況席に乗せ、コーナー最上段からのダイビングボディプレスを敢行した。すかさずシコアがダイビングボディプレスで追い討ちをかけたが、コーディは3カウントを許さず。起死回生のコーディカッターをさく裂させた。

 両者が倒れ込んだ中、ここでレインズが現れた。4月のレッスルマニアでコーディに敗れ、統一WWE王座から陥落以降、欠場を続けてきたが、4ヵ月ぶりに復帰。欠場中にブラッドラインを乗っ取ったシコアをスーパーマンパンチ、スピアーで制裁した。レインズがリングを降りると、コーディがクロスローズでダメ押し。シコアは返せず3カウントが入った。

 コーディが統一WWE王座を防衛。試合後、リング下のレインズとしばし視線を交わした。レインズがついに復帰。シコアとの敵対関係は明確となったが、コーディとの関係がどうなるのか注目される。

 サマースラムの模様は日本国内ではABEMAにてPPV放送された。

プロ格 情報局