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8/8【全日本】8・17世界タッグ戦へ諏訪魔がレイに激辛ラーメン対決に完敗 鈴木「勝てる要素がありません」

 8・17立川大会の世界タッグ選手権試合へ向けた会見が8日、東京・湯島の全日本事務所で行われ、王者・斉藤ジュン&斉藤レイ、挑戦者・諏訪魔&鈴木秀樹が出席した。

 7・15横浜大会で諏訪魔がジュンにピンフォール勝ちを収め、鈴木と世界タッグ挑戦に合意。8・3仙台大会の試合後、ジュン&レイに直接要求し、8・17立川大会での世界タッグ戦が決まった。両チームは斉藤ブラザーズが2度目の戴冠を果たした3・30大田区大会以来、5ヵ月ぶりの再戦。バカバカコンビにとっては雪辱戦となる。

 諏訪魔と鈴木は斉藤ブラザーズに対抗するように、この日の会見にカップラーメンを持参。その場で湯を注ぎ、鈴木が「すみれ」、諏訪魔が「蒙古タンメン」を食べ始めた。が、諏訪魔はあまりの辛さにむせてしまう。それでも食べ続けたものの再びせき込み、「鼻に入った…」と苦もん。レイが「やけにうまそうじゃねえか」とタンメンを食べ始め、当初はせき込んだものの完食。「うめえな、これ」と満足げな表情を見せた。

 激辛ラーメン対決が突如勃発し、レイが勝利した形となった。諏訪魔は「辛いラーメンを涼しい顔で食いやがって。俺の立場がねえな。悔しい限りです」と形無し。それでも「立川では間違いなく俺がプロレスでは上だって証明してやりますよ」と誓ったものの、パートナーの鈴木は「やってしまったなと。勝てる要素がありません。人気実力ともに」と不安をのぞかせた。

 対する斉藤ブラザーズはジュンがあずきバー、レイがビールとチューハイを会見中に堪能した。ジュンが「今から勝ったあとに何のスイーツを食べようか考えているんだが、鈴木秀樹は猫ちゃんが大好きらしい。だから猫ちゃんのスイーツを何か食べるとしよう」と予告すれば、「俺たち斉藤ブラザーズに勝てるタッグチームはこの日本に、いやこの世に存在しねえ」と断言したレイは「8・17はこの二人をボッコボコにして、試合後にキンキンに冷えたうまいビールを飲んで、誰よりも夏をエンジョイしてやるぜ」と宣言した。

 会見後、諏訪魔があずきバーをジュンの口に突っ込んで憂さ晴らし。レイは「俺たち斉藤ブラザーズは食べ物を粗末にするヤツは絶対に許せねえ! ぶっ倒してやるぜ」と報復を誓っていた。

【会見の模様】

※諏訪魔&鈴木が先に会見場にやってきて、カップラーメンに湯を注ぐ

▼鈴木「7月15日に横浜ラジアントホールで、伝説のマイクがあった日ですね。諏訪魔がチャンピオンチームに勝ってしまい、挑戦せざるを得なくなりました。不満です」

▼諏訪魔「当然、俺が勝ったわけだから、挑戦する資格が生まれてしまったんでね。獲れるものは獲ろうよ。(二人が世界タッグを巻いた写真がプリントされたTシャツを示して)過去の栄光。これを現在進行形に戻すために…」

▼鈴木「それだけのために挑戦するのか? これに合わせるために?」

▼諏訪魔「それが一番だ。俺らが勝ちます」

▼ジュン「斉藤ブラザーズ、兄の斉藤ジュンだ。バカバカコンビと世界タッグのタイトル戦をするのはこれで2度目だが、前回同様に俺たち斉藤ブラザーズが叩き潰してやる。そうだな。今から勝ったあとに何のスイーツを食べようか考えているんだが、鈴木秀樹は猫ちゃんが大好きらしい。だから猫ちゃんのスイーツを何か食べるとしよう。DOOM」

▼鈴木「やめろよ、猫食べんのは」

▼諏訪魔「猫のエサ食べるの?」

▼レイ「斉藤ブラザーズ、弟の斉藤レイだ。今回、このバカバカコンビが俺たちの持つ世界タッグに挑戦表明をして今回防衛戦をすることになったが、ハッキリ言おう。俺たち斉藤ブラザーズに勝てるタッグチームはこの日本に、いやこの世に存在しねえ。そうだな。8・17はこの二人をボッコボコにして、試合後にキンキンに冷えたうまいビールを飲んで、誰よりも夏をエンジョイしてやるぜ。楽しみにしてろ!」

▼諏訪魔「お前、ビール飲んであずきバーなんて食ってたらアル中になるぞ、お前。アル中か?」

▼ジュン「ラーメン作ってるし、ちょっと時間かかってるから俺たちも俺たちで始めようかなって」

▼諏訪魔「あずきバー早く食えよ」

▼ジュン「まだ硬いから。これは5分ぐらい待たないと食えない。(ラーメンが)もう伸びてるんじゃないか?」

▼鈴木「もういいんじゃないですか。いこう、いこう」

▼諏訪魔「カップラーメン久々だよ」

※鈴木が「すみれ」、諏訪魔が「蒙古タンメン」を食べ始めるも諏訪魔がむせて

▼諏訪魔「辛い…」

▼レイ「やけにうまそうじゃねえか」

▼鈴木「食べるか? 食っていいぞ」

▼諏訪魔「食べてみろ、このヤロー!」

▼レイ「そんなに辛くねえだろ。いただきます」

▼鈴木「ズルっといけよ」

※レイが食べ始め、やはりむせてしまう

▼諏訪魔「どうだ? オラ!」

▼レイ「全然辛くねえな」

▼諏訪魔「強がってんじゃねえぞ!」

▼鈴木「(ジュンに)あずきバー食ってないで、それ食えよ」

▼諏訪魔「お前、糖尿病予備軍だろ?」

▼ジュン「俺はメチャクチャ、ヘルシーだから。いくら甘いもの食べても大丈夫だ」

▼鈴木「諏訪魔みせてやれ。いけ、いけ」

※再び諏訪魔が蒙古タンメンを食べるものの、やはりせき込み

▼諏訪魔「鼻に入った!」

▼鈴木「噛むな、噛むな。飲め、飲め」

▼諏訪魔「鼻に入った…」

▼鈴木「どうだ? コラ。どっか不健康なとこあるんじゃないのか?」

▼レイ「俺たち斉藤ブラザーズは超人だから、どこも悪いところはない」

▼諏訪魔「お前、絶対血圧高いよ」

▼レイ「いや、普通だな」

▼鈴木「今度血圧計持ってきて、血圧で勝負だ」

▼レイ「望むところじゃねえか」

※諏訪魔がまたもタンメンを食べ始めると

▼鈴木「みせてやれ。いけ、いけ。飲め、飲め。大丈夫、大丈夫。休むな、休むな。空気と一緒に吸い込め。もっともっともっと」

※諏訪魔は断念し、ジュンから渡されたあずきバーを食べる。レイが再び蒙古タンメンを食べ始めると平らげ

▼レイ「うめえな、これ」

▼諏訪魔「立場ねえな…」

――この状況をどう感じる?

▼鈴木「やってしまったなと。勝てる要素がありません。人気実力ともに」

▼諏訪魔「辛いラーメンを涼しい顔で食いやがって。俺の立場がねえな。悔しい限りです。立川では…(レイが缶チューハイに氷とレモン汁を混ぜて飲み始めると)レモン汁入れるとおいしいの? 知らなかった。立川では間違いなく俺がプロレスでは上だって証明してやりますよ」

――バカバカコンビとは5ヵ月ぶりの再戦となるが?

▼レイ「そうだな。以前、対戦したときよりも俺たち斉藤ブラザーズはそれぞれパワーアップしてるから。さっきも言った通り俺たち斉藤ブラザーズに勝てるタッグチームは存在しねえんじゃねえかなって思ってる。ただ、油断してるとかそいうわけじゃなくて、最初から全力で叩き潰にいきたいと思う」

▼ジュン「あれぐらいのカップラーメンで辛いって言ってるヤツに俺たちは負けない」

▼レイ「結構辛かったけどな」

▼ジュン「あ、そう」

――ジュン選手はなぜあずきバー?

▼ジュン「暑いからね。やっぱ真夏っていったら、この井村屋の硬いあずきバーだから。カップラーメン待ってたし、俺も食べごろになるまで待ちたかったから、ちょうどよかったんじゃないか」

▼鈴木「何か言ってやれ」

▼諏訪魔「食いすぎだぞ、お前ら。分かってんだろうな? 酒でいろいろ問題起こすなよ」

▼レイ「俺たちはな、酒に飲まれるようなことは絶対にねえ」

▼ジュン「酔っぱらったこともないよな」

▼諏訪魔「よく言ったよ」

※写真撮影後、諏訪魔があずきバーをジュンの口に突っ込んでから

▼諏訪魔「(鈴木に)来い、早くお前(と先に退室)」

▼鈴木「(ジュンに)大丈夫ですか? ひどい。食べ物粗末に扱うなよ(と諏訪魔の後を追う)」

▼レイ「おい、いいか。俺たち斉藤ブラザーズは食べ物を粗末にするヤツは絶対に許せねえ! ぶっ倒してやるぜ。ふざけやがって。(ジュンに)大丈夫か?」

▼ジュン「ああ。この借りはキチンと返してやる」

▼レイ「ぶっ倒してやる!」

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