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8/10【WWE】コーディがオーエンズ指名で8・31『バッシュ・イン・ベルリン』での統一WWE王座戦が決定

 スマックダウンが現地時間9日、オクラホマ州タルサで行われ、統一WWE王者コーディ・ローデスがケビン・オーエンズを次期挑戦者に指名し、8・ベルリン大会で両者による王座戦が決まった。

 コーディは8・3『サマースラム』でソロ・シコアとの統一WWE王座防衛戦に勝利。ローマン・レインズ復帰のサプライズの末にベルトを死守した。

 この日、「コーディ!」チャントの大合唱の中、コーディがベルトを携えてリングに登場。「あのやばすぎたサマースラム級のことをしたい」と切り出すと、「統一WWE王座の行き先だ。バッシュ・イン・ベルリンで誰を相手に防衛しようか考えていたんだ。候補がいるんだ」と続けた。

 そこへシコア、タマ・トンガ、トンガ・ロアのブラッドラインやってきた。「お前の話はどうでもいい。お前もわかっているだろ? ローマン・レインズが来なかったら今頃は俺がチャンピオンのはずだ」と主張したシコアは「お前が誰を相手にしたいかなんか関係ない。俺と再戦しろ」と要求。コーディが「再戦できると思っているならお前はとんだ勘違い野郎だぜ」と拒むと、シコア、タマ、ロアがエプロンに上がって襲いかかろうとした。

 するとオーエンズがコーディ加勢に駆けつけた。オーエンズがイスで威嚇すると、ブラッドラインの面々はリング下に退避。シコアは「てめえはローマン・レインズのあとだ」と言い残して去っていった。

 オーエンズも去ろうとしたが、コーディが「話したいことがあるんだ」と呼び止めた。オーエンズがリングに引き返すと、コーディは「これを話すとお前はノーと答えるだろう。ケビン、俺はお前を挑戦者にしたい」と指名。オーエンズは「気持ちはうれしいが、今の俺は王座戦にふさわしくない。王座戦ってのは勝ち取らないとダメだ。俺の過去1年の戦績を見てみろ。王座挑戦には値しない」と実績不足を理由に拒否したが、観客は「王座戦にふさわしい!」チャントの大合唱で支持した。

 「ノーって言うと思ったよ。だが、俺は忘れていない。みんなも忘れちゃいない。俺が助けを求めた時、お前はいつも自分を犠牲にしてくれた。お前はまだキャリアの最盛期だ。そして俺の親友でもある」と語りかけたコーディは「いくら断っても無駄だぜ。俺は今からニック・オールディスGMに話にいく。なぜお前が『バッシュ・イン・ベルリン』での挑戦者にふさわしいか説明しにいく。GMも納得するだろう。WWEユニバースたちが納得しているようにな」と宣言した。

 コーディがブラッドラインに襲われた時、身を挺して加勢したのがオーエンズとランディ・オートンだった。意気に感じたコーディが指名したのもうなずけるところだ。コーディはバックステージでオールディスGMにオーエンズとの王座戦をアピールしたが、オーエンズは「やっぱり俺じゃないよ。俺はふさわしくない」と首を縦に振ろうとしない。今週のロウでオートンが世界ヘビー級王座挑戦を表明し、ベルリン大会での王座戦が決まったばかりだが、それでもオーエンズは「キング・オブ・ザ・リングを見ればランディは納得できる。とにかく俺じゃない」と拒もうとした。

 するとオールディスGMが「実はローマン・レインズと王座戦の話をしようと思っていたんだ」と口を開いた。前王者であることが理由だが、納得できないのがオーエンズ。「確かに4年間王者だったが、ヤツのしてきたことを見てきただろ? 俺らは何回挑戦できた? 卑怯な手も使っていたぞ。リマッチ権はもう何年も適用されていないだろ? 俺が王座を失った時、再戦はなかった。ローマン・レインズはOKなのか? ふざけるな。あいつよりふさわしいヤツはロッカールームにいくらでもいる。絶対に誰かいるから探してみろ」と異を唱えた。

 するとオールディスGMは「ロッカールームに行く必要はない。もう見つけたからね」とキッパリ。「コーディもわかってる。みんなもわかってるし、私もわかっている。バッシュ・イン・ベルリンでケビン・オーエンズvsコーディ・ローデスの統一WWE王座戦決定だ」と宣言。8・31ベルリン大会で両者による統一WWE王座戦が正式に決まった。ようやく納得したオーエンズはコーディに向かって「分かったよ。ベルリンでな」と告げて去っていった。

 今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。

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