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8/17【全日本】斉藤ブラザーズがバカバカコンビ返り討ちで世界タッグV3 本田がスイーツ強奪で綾部と名乗り

『熱闘!サマーアクションウォーズ2024』アリーナ立川立飛(2024年8月17日)
世界タッグ選手権試合 ○斉藤ジュン斉藤レイvs鈴木秀樹&諏訪魔×

 斉藤ブラザーズが5ヵ月ぶりの再戦で諏訪魔&鈴木を返り討ちにし、世界タッグ王座3度目の防衛に成功。本田竜輝がジュンからスイーツを強奪したうえで綾部蓮とともに挑戦を表明した。

 7・15横浜大会で王者組に直接勝利したバカバカコンビが世界タッグ挑戦を表明。この日、斉藤ブラザーズが2度目の戴冠を果たした3・30大田区大会以来の再戦が実現した。

 鈴木が斉藤ブラザーズの同士討ちを誘い、コブラツイストでレイを絞め上げたが、レイはフライングボディアタックで鎮圧。ならばと諏訪魔がジュンに投げ技を連発したが、鈴木との連係がギクシャク。鈴木がジュンにツームストンを仕掛けたものの、諏訪魔は鈴木のバックを取って投げようとしてしまい、勝機を逃した。

 それでも鈴木がジュンに雪崩式ブレーンバスターを狙うと、諏訪魔もパワーボムで援護射撃に出たが、不発に終わってしまう。投げられそうになった鈴木もフランケンシュタイナーで諏訪魔を吹き飛ばして難を逃れたものの、次の瞬間、ジュンがダイビングラリアットを発射。すかさず斉藤ブラザーズがダブルチョークスラムで諏訪魔を叩きつけると、鈴木のカットもレイの張り手、ジュンのランニングニーの連続攻撃で返り討ち。すかさずジュンがジャックハマーを爆発させて諏訪魔を仕留めた。

 斉藤ブラザーズがバカバカコンビを退け、世界タッグ王座3度目の防衛に成功。その座を盤石とした。試合後、「バカバカコンビを倒して、世界タッグを防衛したぞ」(ジュン)。「前にも言った通り、この世界タッグは俺たち斉藤ブラザーズが永遠に防衛してやるぜ。フォー!」(レイ)と吠えまくった二人。ジュンが「先日の会見でも言った通り、俺たちが勝ったからな。鈴木秀樹が大好きな猫ちゃんのスイーツを食べてやろうと思って用意したぜ。これは肉球の形をしたフィナンシェだ」と勝利の美酒ならぬ勝利の甘味を堪能しようとした。

 そこへ現れたのがELPIDAの本田と綾部。ジュンから奪い取ったフィナンシェその場で食べてブーイングを浴びた本田は「俺はお菓子が大好きなんだ。そして、お菓子以上に大好きなものがある。それは世界タッグのベルトだ! 次、俺たちが奪うのはお前たちが持っている世界タッグのベルトだ」とせき込みながらも挑戦表明。綾部も「つまり、その世界タッグに挑戦させろってことだ。その舞台は…そうだな、次のビッグマッチ、9月1日、福岡でどうだ? 記念すべき第100代王者組は綾部蓮&本田竜輝組でいただくよ」と宣言した。

 斉藤ブラザーズも拒む理由はない。レイが「おい、面白えじゃねえか。ムカつくお前ら2人をぶっ倒してやるぜ。楽しみにしてろ」と受諾。ジュンも「ELPIDA、いや、本田竜輝。お前を許さない。DOOM」とスイーツの恨みを爆発させながら宣戦布告した。


【試合後のジュン&レイ】

▼レイ「フォー! 勝ったぜ。また世界タッグのベルトを防衛したぜ。さっきもリング上で言った通り、このベルトは誰にも渡さねえ。俺たち斉藤ブラザーズが永遠に防衛し続けてやるぜ。楽しみにしてろ。(ジュンに)どうした?」

▼ジュン「(お菓子の箱を見て)中身が入ってないぞ。おい、せっかく用意した猫ちゃんのフィナンシェを本田竜輝の野郎、全部持っていきやがった。1個も食べてない。9月1日、福岡大会、あいつらを返り討ちにしてやる。本田竜輝、ELPIDA、ボコボコにしてやるよ。DOOM」

▼レイ「楽しみにしてろ。フォー!」


【試合後の諏訪魔&鈴木】

▼鈴木「今日も勝ったね」

▼諏訪魔「勝った?」

▼鈴木「勝っただろ。このあと、SNSで投票するから。どっちが面白かったか。そこからが俺たちの勝負だから」

▼諏訪魔「そうだよね」

▼鈴木「そこから寝るまで。だから、今日お酒飲んじゃダメだよ? 酒は飲んでもいいけど、飲まれるな。わかる? 酒が悪いんじゃない。酒が本性を暴き出すんだ。その人の本性を出しちゃう、お酒が。酒は飲んでも飲まれない。はい!」

▼諏訪魔「酒は飲んでも飲まれない」

▼鈴木「よし」

▼諏訪魔「ありがとうございます。ああ、申し訳ない」


【本田&綾部の話】

▼本田「なんで俺がこのお菓子を奪ったかわかるか? 俺はお菓子が大好きなんだよ! そして、お菓子をよりも大好きなものがもう1つある。あの世界タッグのベルトだ。次、俺たちが奪ってやるのは、斉藤ブラザーズの持つ世界タッグのベルトだ。俺たちが一発で獲ってやるぜ」

▼綾部「まあ、この全日本プロレスでまだ俺はベルトを獲ったことがないからな。斉藤ジュン、斉藤レイの世界タッグ、しかも次に獲ったら、第100代というおまけ付きだ。これを逃す手はないだろう。本田竜輝、やってやろうか?」

▼本田「やってやろうぜ!」

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