9/7【新日本】NEVER6人タッグ戦へEVILが王者トリオに「負けたら本隊解散」を要求
『Road to DESTRUCTION 鷹木信悟デビュー20周年記念大会』アイメッセ山梨(甲府市)(2024年9月7日)
○金丸義信&EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷vs棚橋弘至&矢野通&ボルチン・オレッグ&タイガーマスク×
EVILがNEVER6人タッグ王座戦へ向けて王者・棚橋組に「負けたら本隊解散」を要求した。
EVILは8・18両国大会でNEVER6人タッグ挑戦を要求。9・14登別大会で裕二郎&東郷とともに王者・棚橋&矢野&オレッグに挑む。前日の名古屋大会に続き、この日も王者トリオとの前哨戦が組まれた。
場外戦で出鼻をくじいた拷問軍は矢野を4人がかりで暴行。EVILはTシャツで首を絞め上げ、裕二郎はコーナー金具攻撃を連発していたぶったが、山梨学院大学卒業のオレッグが登場すると、流れが変わる。裕二郎にボディプレスを投下し、ボルチンシェイクからの俵返しでぶん投げる。介入した金丸と東郷をブレーンバスターでまとめて引っこ抜いた。
棚橋もフライングフォーアームで続いたが、拷問軍のトレイン攻撃、東郷のパイプカットの餌食に。EVILがScorpion Deathlockに捕らえた。耐えた棚橋はツイスト&シャウトで逆襲して一矢報いたものの、最後は金丸がウィスキー噴射からのサムソンクラッチでタイガーを丸め込んで3カウントを奪った。
前哨戦を制した拷問軍は試合後、NEVER6人タッグのベルトを掲げて勝ち誇った。そしてEVILはベルトを使って棚橋ばりのエアギターを披露。バックステージで「あいつらがこのリングの諸悪の根源だろ」と主張し、「あいつらタイトルマッチで負けたらな、本隊解散しろ」と理不尽にも要求した。中心に本隊があって、ユニットが存在するのがプロレス界。本当に本隊が解散に追い込まれた場合、拷問軍がその座に居座ることになりかねない。社長を自称するEVILはNEVER6人タッグ獲りを新日本乗っ取りの足がかりとするつもりのようだ。