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9/14【NOAH】回転地獄五輪も披露、本田多聞の愛弟子・小田嶋大樹がデビュー

『STAR NAVIGATION 2024』後楽園ホール(2024年9月14日)
◯大和田侑vs小田嶋大樹×

 本田多聞の愛弟子で『拳王チャンネル』オーディション出身の新人・小田嶋大樹(おだしま たいき)がデビューを果たした。

 小田嶋は165cm、75kg、東京都狛江市出身の23歳。小学3年時に目にした「三沢光晴vs小橋健太」がきっかけでプロレスラーを志した。日本大学レスリング部時代には秋季東日本学生選手権・新人戦男子フリースタイル65kg級5位の実績がある。

 一貫してNOAHでのデビューを目指し続け、大学在学中に入団テストを受けたが不合格。それでも諦めずに元NOAHの本田多聞が主宰するレスリングスクールでコーチを務めながらプロレスラーを目指し続け、2023年11月に拳王のYoutubeチャンネル内で行われた新人オーディションで見事に合格して入門を果たした。

 約8ヶ月間の練習生期間を過ごして、大和田を相手にデビュー戦。赤タイツ姿で現れた小田嶋は、本田が中継解説を務めるなか、のっけからスピーディなタックルでテイクダウンを狙って場内も沸き返った。

 大和田に押し込まれても、場内は小田嶋コールで後押し。そして終盤には師匠譲りの回転地獄五輪で見せ場を作り、デッドエンドにもチャレンジして再度場内を大いに沸かせた。

 最後は逆エビ固めで完敗となったが、試合後も場内は激励の小田嶋コール。目指し続けた“NOAHのプロレスラー"としての第一歩を踏み出した小田嶋は「ようやくデビューできてうれしいですけど、全然まだまだ。序盤で息が上がってしまって、ついていくのがやっとでした。決めきることができるように精進していきたいと思います」と殊勝にコメント。「(本田に)解説に来ていただいて光栄です。これからも活躍する姿をみせたいと思います」と活躍での“恩返し"を誓った。

【試合後の小田嶋】

▼小田嶋「ようやくデビューができて、本当に嬉しいですけど、全然まだまだまったくまったく敵わなかったんで。もっともっと勝てるように精進していこうと思います。今日は本当に応援していただいてありがとうございました」

――試合をした感想は?

▼小田嶋「もう本当に序盤で息が上がってしまって。最後はついていくのがやっとだったんですけど、最後の最後自然に出たのはずっと教えていただいたことだったので。でも、まだまだ決めきることもできない、技としてしっかりしてないので、もっともっと練習していこうと思います」

――本田多聞さんは来ていた?

▼小田嶋「解説に来ていただいて本当に光栄です」

――今日はこれからなんて言おうと思う?

▼小田嶋「まずはここまで指導していただいて、本当にありがとうございますということと、まだまだこれからも自分の活躍する姿を見せたいと思うので、これからもどうぞよろしくお願いしますと」

――試合前には何か言われた?

▼小田嶋「いや、試合前は自分の世界に入らせていただいてたので、特に話はしてないです」

――今日はやりたいことをどれぐらいできた?

▼小田嶋「教えていただいたことはすべて出せたんですけど、まだまだ上手くできなくて」

――改めてどんなレスラーを目指して戦っていきたい?

▼小田嶋「私は三沢さんと小橋さんに憧れてこのリングに来たので、その2人に負けないぐらい感動を与えられる試合ができる選手になりたいと思います」

――同じ大学の先輩には個性が強いプロの選手が多いが、そういう先輩から何かアドバイスをもらうことは?

▼小田嶋「かなり正直歳も離れているので、お会いしたこともないので、それはあまり考えてないです」

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