11/20【全日本】HAYATO&安齊ようやく初日 「ここから全員まくってテッペン獲るぞ」
『世界最強タッグ決定リーグ戦2024』品川プリンスホテルステラボール(2024年11月20日)
Aブロック公式戦 ○安齊勇馬&ライジングHAYATOvsマイク・D・ベッキオ&大石真翔×
HAYATO&安齊が大石&ベッキオを破り、最強タッグ3戦目にしてようやく初白星をもぎ取った。
アジアタッグ王者として最強タッグに臨んだHAYATO&安齊だが、ここまで2戦2敗で勝ち星なし。黄信号が灯りつつある中、3戦目で大石&ベッキオと対戦した。
大石組に奇襲されたHAYATO&安齊はベッキオのノータッチトペを被弾し、完全に機先を制された。両腕ラリアットでねじ伏せられた二人はバックフリップでまとめて叩きつけられるなどベッキオのパワー殺法に攻め込まれた。
安齊がジャーマン、ジャンピングニーで反撃に出ても、次の瞬間、ベッキオがコーディカッターをさく裂させて流れを渡さない。大石はサンボ仕込みのビクトル投げからダブルレッグロック、ヒザ十字固めで次々に絡みつき、安齊はギブアップ寸前に追い込まれた。
それでもHAYATOのスワンダイブ式ミサイルキック、安齊のジャーマンが立て続けに決まってようやく流れを引き寄せた。HAYATOはスワンダイブ式プランチャでベッキオを分断。すかさず安齊がギムレットを爆発させて大石から3カウントを奪った。
HAYATO&安齊が3戦目にして初勝利。ようやく勝ち点2を得た。大石の足攻めに苦しめられた安齊だが、「俺はリング上がる時、いっつも俺の全部をくれてやるつもりで上がってんだよ。今日、ヒザ攻めか? なんだ? あれ。別に勝てるんなら足の1本ぐらい安いもんだ」と言い切り、「ここから全員まくってテッペン獲るぞ」と巻き返しを宣言した。
黒星先行で後半戦へと折り返すことになり、産みの苦しみを味わってきたが、この勝利をきっかけに突き進むのみ。4戦目は11・23所沢大会でMUSASHI&吉岡と激突する。
HAYATOは「正直1勝もできなくて、ちょっと心にきてるものがあった」というが、「今日安齊が勝ってくれて、あきらめるには早いって教えてもらったよ。ありがとう」とパートナーに感謝。「次は俺が勝つから任せて」と誓ってみせた。
【試合後のHAYATO&安齊】
▼安齊「やっと、やっと勝ったぞ。これで勝ち点2点獲得だ。俺はリング上がる時、いっつも俺の全部をくれてやるつもりで上がってんだよ。今日、ヒザ攻めか? なんだ? あれ。別に勝てるんなら足の1本ぐらい安いもんだ。ここから全員まくってテッペン獲るぞ」
▼HAYATO「俺は正直1勝もできなくて、ちょっと心にきてるものがあったけど、今日安齊が勝ってくれて、あきらめるには早いって教えてもらったよ。ありがとう、安齊。次は俺が勝つから任せて」
【試合後の大石&ベッキオ】
▼大石「返した、返した。返したよ! 返した!」
▼ベッキオ「マイフレンド。サブミッションで勝ってたよ」
▼大石「クソ」
▼ベッキオ「このリーグ戦、次こそ勝とう」
▼大石「OK。でもまだまだチャンスあるだろ? わかんねえけど。ウィ・ハブ・チャンス」
▼ベッキオ「まだチャンスはあるよ。一緒に頑張ろう」