◇Aブロック◇
▼棚橋「このG1 CLIMAXは俺にとって絶好のチャンスです。ずっとエースって言ってますけど、今年上半期、エースらしい結果を残せていないので、このG1 CLIMAXでしっかり結果を残して、エース復権、エース復活。先日行われた新日本総選挙、最後まくって1位になりましたけど、G1は最初から全力でトップギアでずっと首位を走ります。期待してください」
▼真壁「格の違いを見せつけてやる。G1のGは“グレード"のG。すなわち格だよな? 毎日毎日ご多忙だけどよ、コンディションはばっちりだよ。是が非でも優勝、狙ってやるよ!」
▼AJ「G1の歴史の中でガイジンが優勝したことはない。以前、アンダーソンがファイナルまで行ったことはあるが優勝はしていない。だが、歴史はAJによって変わる。最初のガイジンG1チャンピオンになる」
▼内藤「ロス・インゴベルナブレス。ラ・ソンブラ、ルーシュ、ラ・マスカラ、マルコ・コルネオーネ、イ・ナーイトゥ…」
▼飯伏「全試合全力で頑張ります。優勝します。以上です」
▼天山「自分自身、今回で20回目の出場。この大会に出られることを大変光栄に思います。ただ、ひとつ気になることを言わせてもらいます。今から15年以上前ですかね。ある尊敬する大先輩に呼ばれて、『おい天山、もう終わってるな? 早く辞めたほうがいいんじゃねえか?』と言われて、何言ってんだ人と、一瞬殺意が芽生えたことがあったんですが、昨日、あるインタビューの記事をみて、あるクソガキ(内藤?)が同じことを抜かしてました。そいつにだけは絶対に負けない。よく覚えとけよ、小僧」
▼柴田「意気込みを語る前に、先日の高崎大会、福島大会を欠場してしまってすみませんでした。怪我の状況を言うなど言い訳はしたくないので、G1開幕から全力で戦っていきたいと思います。以上」
▼矢野「ご存知! CD、CHAOS! そしてDVD! ご存知! DVD・CHAOS! あわせて5000円! 千枚ずつ買っても、たったの500万円!!」
▼ギャローズ「歴史あるこのリーグ戦。名だたる選手が揃ってるが、俺はG1を獲るためにやってきた。G1は俺のためにある。ガイジンモンスターが必ず制覇する! 俺がクライマックスまで到達して全てを制覇する」
▼ファレ(※トンガ語で感情的にまくしたてて翻訳しろと無理難題を突きつけて去っていく)
▼オカダ「第63代IWGPヘビー級チャンピオン、そしてG1ディフェンディングチャンピオンのオカダ・カズチカです。各ブロック、各大会ごとに分かれて試合しますけど、僕は別に公式戦がなくても全会場にカネの雨を降らせて、このメンバーをみる限り、僕が軽く優勝したいと思います」
◇Bブロック◇
▼オカダ「第63代IWGPヘビー級チャンピオン、そしてG1ディフェンディングチャンピオンのオカダ・カズチカです。各ブロック、各大会ごとに分かれて試合しますけど、僕は別に公式戦がなくても全会場にカネの雨を降らせて、このメンバーをみる限り、僕が軽く優勝したいと思います」
▼後藤「初めてチャンピオンとして臨む今回のG1 CLIMAX。体調はメチャクチャいいんで、必ずIC王者として優勝して、このベルトに新たな歴史を刻みたいと思います」
▼中邑「いい感じに力が抜けて、コンディションもまずまずと言ったところでしょうか。BブロックにはIWGP、ICチャンピオンがおります。Bブロックの各選手、その2人に勝てば副賞がついてきます。例年のG1後の傾向をみると、G1での勝敗がタイトルに関わってくるということは、おいしいブロックだと思ってます。例年通り、楽しんで、ひっかきまわして良い夏の思い出を作りたいと思います」
▼石井「上半期は何も残してないんでG1で一気に巻き返していきたいと思います」
▼アンダーソン(※トンガを伴って)「かつて2012年、ファイナルまで行った。六本木で朝4時までのんでたよ。今年こそ勝って、六本木でホステスとかオネーチャンと祝杯を上げるぜ」
▼小島「G1 CLIMAXは、肉体的にも、精神的にも限界以上のものがないと優勝できないと思っています。しかし、自分も限界以上のプロレスをする自信と経験があります。必ず優勝して『まさかここで小島が優勝するのか』というような、皆さんがビックリするようなプロレスをお見せしたいと思います」
▼永田「最年長で17年連続で出場しますが、今なぜ俺がG1出場で求められたか。それをリング上で見せつけます。粘り強さ、ネバーギブアップ精神すべてをリング上で見てください」
▼本間「みんなのこけし・本間朋晃です。2年連続出場、本当にうれしく思います。ただ、奇跡的に補欠で出られた去年とはまったく違う状況での戦いになると、じゅうじゅう承知したうえで、しっかり戦っていきたいと思います。自分の信じた道をしっかり信じて戦っていきたいと思います! I believe…」
▼裕二郎「もちろんこの俺もG1優勝狙ってますよ。同じブロックのチャンピオンに勝てば、もしかしたらそのベルトに挑戦できるかもしれない。レインメーカー・オカダカズチカ。オカダ、良い試合しようぜ?(※と握手を求めるもオカダは無視) そしてICチャンピオン・後藤。お前、ベッドの上じゃ討ち取り損ねてるらしいな? 俺なんかいつも討ち取りまくり。これ、マジ」
▼エルガン「俺は自分が言ってきたことは必ず実行してきた。俺を信じろ。俺の前にはあらゆる男がひれふしてきた。こいつらは色々と言っているが、すべて嘘っぱちになる。お前ら全員にみせてやる。このトロフィーを持って帰るところを」
◇質疑応答◇
――棚橋選手、開幕戦の飯伏戦についてと、今回の山場は?
▼棚橋「開幕戦の飯伏戦は1年待ったという部分と同時に、すごく注意してます。自分が持ってない動き、能力をヘビーに移行してから、体重をうまく増やしつつスピードもキープしてるんで。ただ、オカダ戦、AJ戦、中邑戦見てきましたが、どうやって勝つか自分も考えてきました。今回のG1は最初から飛ばしていきます。力尽きたら脱落と思ってるので、最初から山場です」
――それを受けて飯伏選手は? また初対決の柴田戦について?
▼飯伏「棚橋さんとの戦いは去年、凄く楽しみにしていたんですが、自分が怪我で出られなくなってしまった。ただ、この1年間で僕も凄く成長したと思うので、必ず良い結果、良い内容を残して優勝したい。柴田さんについては、組んだことはあるんですけど、戦うのは初めて。もの凄い打撃戦になるんじゃないかと思ってます」
――AJ選手、開幕戦で柴田選手と戦うが? あとは全体的にポイントになりそうなのは?
▼AJ「柴田はグレートレスラーだ。いつもと同じようにチャレンジになると思うが、いつもと同じように倒す。ポイントはこのG1で“ファーストガイジン・チャンピオン"になることだけだ」
――柴田選手、飯伏、AJのコメントを受けて?
▼柴田「今回のこちらのブロックで戦う選手…初めて戦う選手が多いのでひじょうに楽しみにしております。飯伏とは過去にタッグは組んだことはありますが、試合をしたことはない。どういう試合になるのか楽しみな部分はあります。AJとは開幕戦で当たるのですが、想像がつきません。楽しみです。“グレートな試合"になると思います」
――内藤選手は天山の発言について?
▼内藤「要するにロス・インゴベルナブレスのキャップはいつ発売されるかということですよね? トランキーロ、焦んなよ」
――あの…天山の発言について?
▼内藤「CMLLでは例年9月にビッグマッチのアニベルサリオが開催されます。今年はG1チャンピオンとしてアニベルサリオにお邪魔しちゃおうかな、と思ってます」
――後藤選手は同ブロックのオカダとの“IC王者vsIWGP王者"対決について?
▼後藤「こんなに早くにIWGP王者と競い合えるとは思ってなかったので、しっかりと白黒つけたいと思います」
▼オカダ「僕はICに興味があるわけではないので、ひとつの公式戦に過ぎないとしか思ってないっすね。Bブロック全体について? IWGPヘビー級チャンピオンの凄さをみんなに分かってもらえたらと思いますね。オカダと試合して良かったと引退してから思ってもらえるようにしたいですね。(中邑戦について)最後の公式戦が中邑さんですから、去年勝ってますし。僕としてはやっぱりIWGP王者として、そこに行くまでに決勝進出を決めたいなと思っています」
――中邑選手はそれを受けて
▼中邑「去年負けてますからねえ。しかも最終戦に。自分も若さで…なんて言えたらななんて思いますが、コンディションのキープ力は上がったんじゃないかなと、今年に関しては。Bブロックの最終戦でオカダと当たる。そこまでの戦績がどうであれ、せっかくオカダとやれるんで、しっかり味わっていろいろ叩きこみたいなと思ってます」
東京・明治記念館 孔雀の間