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7/13【全日本】あすなろ杯無念の準V 北斗がまさかのEnfants Terribles加入

『2020 SUMMER ACTION SERIES開幕戦〜ファンクラブ会員限定 特別興行〜』東京・新木場1stRING(2020年7月13日)
「第5回あすなろ杯争奪リーグ戦」公式戦 ○田村男児vs大森北斗×

 あすなろ杯の優勝候補と目された北斗が無念の準優勝。「俺は俺の選んだ道を行く。俺は自由なプロレスをする」と宣言し、Enfants Terriblesに電撃加入した。

 開幕前からあすなろ杯優勝に自信を見せていた北斗は、ここまで亮生、HAYATOを連破。無敗で最終戦を迎え、田村と対決し、必殺のジャーマンで勝機を作ったものの逆転負けを喫した。「ぜってぇお前なんかに負けねぇと思ってたし、てめぇら3人なんか相手にならねぇと思ってた」という北斗だが、それを田村によって覆され、準優勝に終わった。

 「次は俺のやり方で、俺のプロレスでテメエを叩き潰す」。そう田村にリベンジを通告した北斗は、「王道とか、あすなろとか、そんなのに縛られたくねぇんだよ。俺は俺の選んだ道を行く。俺は自由なプロレスをする。俺は! Enfants Terriblesに入る」と宣言した。これには声援を自粛していた観客も思わず驚きの声を上げるしかない。

 北斗がアンファン入りを決意したのは、芦野らの戦いぶりをみて、「俺もこうやって自由に戦いてぇなって思った」からだった。すると芦野も「今までは気にも留めてなかったけど、あの試合を見せられたからね。いやあ、気持ちは動きましたよ」とアンファンのタオルをプレゼントして加入を認めた。

 「全日本プロレスはこれで大きく変わりますよ。勢力図が一気にまた変わると思う。彼はね、できますよ。何か変わりそうな気がする。きっと彼も変わるだろうし、俺たちも大森北斗の加入で新しい影響があるだろうし」と芦野が予想したように、北斗の思いがけない行動によって新たな流れが起きるのは間違いない。

【試合後の北斗】
▼北斗「落としてしまった…。これまであいつに何回も何回も勝ってきたのに、この大切なところで落としてしまった。だからまぁ、あいつも偉そうに、俺に向かってマイクでしゃべれだの言ってきて。でも、これが全てだよなって思いましたね、負けたんだから。でも、もう俺はリング上でも言った通り、ここから変わる。何にも縛られない自由なプロレスを目指していきますよ」

※芦野、羆嵐、児玉が姿を現すと

▼芦野「いやあ、聞いたよ、君のマイク」

▼北斗「ありがとうございます」

▼芦野「アンファン入りたいの?」

▼北斗「僕はこうやって無観客試合の時にアンファンと戦ったんですよ。羆嵐さんとはシングルマッチもやったんですけど、悔しいというより、やっぱ俺もこうやって自由に戦いてぇなって思ったんですよね。だから入りたいって、何の相談もせずに口走っちゃって、リングであんなこと言っちゃいましたけど」

▼芦野「いやいや、リング上で何かやるかっていうのは本当にエネルギーのいることなんで。純粋に試合を見てて、今までは気にも留めてなかったけど、あの試合を見せられたからね。いやあ、気持ちは動きましたよ。良かったと思う。Enfants Terriblesの意味知ってる?」

▼北斗「クソガキみたいな感じでしたっけ?」

▼芦野「まぁまぁまぁ、近いな」

▼北斗「フランス語で」

▼芦野「勉強してるね。恐るべき子供たちって意味なんだよ。俺はね、このユニットの名前にキャリアは関係ねぇっていう意味を込めてるんだ。何年だろうが、プロレス歴が浅かろうが何だろうが変えられるという。その思いを込めて、このユニットを作ったんだよ。だから今、北斗の気持ちっていうのはまさにそれだと思う。特別にアンファンに加入させましょう。タオルあげるよ。俺のタオルあげるよ」

▼北斗「ありがとうございます」

▼芦野「どうします、これ?」

▼児玉「まぁまぁまぁ、ちょっと急な話でしたけど」

▼芦野「4人でね」

▼北斗「お願いします」

▼芦野「いや、全日本プロレスはこれで大きく変わりますよ。勢力図が一気にまた変わると思う。彼はね、できますよ。何か変わりそうな気がする。きっと彼も変わるだろうし、俺たちも大森北斗の加入で新しい影響があるだろうし。これは物凄い楽しみなんで。次の大会からバリバリ動いていきましょう」

▼羆嵐「北斗!」

※記念撮影に応じると

▼芦野「最後に何か言わなくていいの? 伝えろ、伝えろ」

▼北斗「俺はここから自由になって、田村…次に当たる時はお前をグチャグチャにしてやるからな。覚悟しとけ!」

▼芦野「これだよ、これ。よし、これからじゃあ、4人でやっていくから」

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