プロレス/格闘技DX

『Winter Navig. 2018』東京・後楽園ホール(2018年12月7日)
○火野裕士&長井満也&KAZMA SAKAMOTOvs岩崎孝樹&常剣鋒&齋藤彰俊×

　フーリガンズの新メンバーとして火野がノア初登場。齋藤をFucking BOMBで粉砕し、圧勝のノアデビューを果たした。

　グローバル・リーグで結果を出せなかったフーリガンズは、巻き返しを図るべく新メンバー投入を予告。今大会の第6試合でとうとうその“X"が登場した。長井が「おい、お前たちにな、一足早いプレゼントを渡してやる。この俺様が連れて来た新しいフーリガンズのメンバーだ。おい、入ってこい」と呼び込むと、花道から姿を現したのがフリーの大物・火野。場内は大きくどよめいた。

　ノア初参戦となる火野はのっけから場外乱闘で暴れ回ると、岩崎&常には両腕ラリアットをぶち込み、齋藤には逆水平を連打して快音を鳴らす。齋藤も負けじとニーリフト連射からカカト落とし、アイアンクロースラムで押し返したものの、スイクルデスを読んだ火野はショートレンジのラリアットで鎮圧。もう一発ラリアットを振り抜くと、完璧なFucking BOMBで齋藤を粉砕し、圧巻のデビューを果たした。

　いきなり火野が大きなインパクトを残し、フーリガンズの追い風になった。「お前たちな、新世代だ旧世代だくだらねえ争いやってんじゃねえぞ。俺たちフーリガンズがな、ノアのリングでさらにビッシビシ行ってやるからな!」と長井の舌鋒もなめらか。さっそく火野も動き、セミファイナルでGHCタッグ王者になった中嶋勝彦&潮崎豪に宣戦布告した。

【試合後の長井&KAZMA&火野】
▼長井「この俺様が連れてきた新しいフーリガン、ミスター火野だオラ! お前たちな、新世代だ旧世代だくだらねえ争いやってんじゃねえぞ。俺たちフーリガンズがな、ノアのリングでさらにビッシビシ行ってやるからな!」

▼火野「そうしよう! いいねえ! 新世代とか旧世代とか良く分からへんけどな、そういうこっちゃ。(※横のマイバッハに)どうしたお前、口パッカーンあけて。おもろいな! (※コーディと)見てみい! 誰か分からへんけど!」

▼長井「モンスターだらけだ、フーリガンズはオラ!」

▼火野「(※コーディに)ワッチュアネーム? コーディ? カロリー? とにかくおもろそうやんけ! ノア!」

▼長井「俺たちが面白くしてやるからな! ノア!」

▼火野「そうそうそう、そうしましょう! そうしましょう!」