【全日本】ジェイク&野村がチーム力強化の課題痛感も世界タッグ再挑戦プランを披露 2019/7/28
『2019 SUMMER ACTION SERIES』最終戦 エディオンアリーナ大阪 第2競技場(2019年7月28日) ○野村直矢&ジェイク・リー&崔領二vsジョー・ドーリング&ボディガー&ディラン・ジェイムス× ジェイク&野村が世界タッグ獲り失敗から一夜明け、チーム力強化の課題を痛感しつつ、再挑戦プランを披露した。 前夜の大阪大会でジェイク&野村は世界タッグ王者・諏訪魔&石川に挑戦。熱戦を繰り広げたものの、最後は野村が諏訪魔のラストライドに沈み、約2年ぶりの返り咲きはならなかった。「終始、向こうのリズムだったと思うんですよね。向こうのチームも苦しい部分はあったと思うけど、本当の芯の部分に僕らは触れられたのかなと。やっぱり勝ちパターンっていうものが僕らの中で凄くあやふやなものがある」(ジェイク)、「また組み始めて期間も短かったし、暴走大巨人は本当に強くて厚い壁だなって改めて感じましたね」(野村)とともに完敗を認める二人が痛感させられたのはチーム力の差だった。 全盛期を掲げる暴走大巨人はタッグチームとして完成の域に達しつつある。対するジェイク&野村は再結成したばかりで、チームとしてはまだまだ発展途上。野村の潜在能力を引き出すと宣言しているジェイクは、ベルト獲りの手応えをつかみつつ、「今後、僕らが継続して組んでいきたいし、今回凄く悔しいから。だから諏訪魔さんから獲るって本人は言ってるんで、そうできるようにチームワークを強固なものにしていこうと思ってます」と宣言。野村は「全日本プロレスで一番強いタッグチームって暴走大巨人だと思っているんで、だからその二人からベルトを獲りたい」と打倒・暴走大巨人を自らに課し、特に「昨日、諏訪魔さんから自分が獲られたんで、ここは借りを返したいのが自分の中である」と諏訪魔を強く意識している。 今すぐにでも暴走大巨人と再戦し、リベンジしたい気持ちは強いが、二人は「実際問題、対峙してみてまだまだ差がある、今すぐ獲れない」(ジェイク)、「昨日戦って自分の中で結構、壁を感じたし、今すぐ戦ってもまた同じ結果になるのは目に見えてる」(野村)と口をそろえる。その前にチーム力を高めるのが最優先。そのうえで再挑戦に動くつもりで、ジェイクは「年末に行われる最強タッグ、これを勝ち上がってこそ、またあの二人にチャレンジする、やっとそこにたどりつけるのかなという気がする」との青写真を披露。野村も「その二人に勝つためには実績作らないといけないし、それこそ最強タッグもあるし。そこでいい結果を残して、あの二人にリベンジしたい」と呼応した。 世界タッグ戦から一夜明けたこの日、二人は崔とトリオを結成し、ジョー&ディラン&ボディガーと対戦。苦戦を強いられながらも最後は野村がスピアーからのジャックナイフでディランに逆転勝利を収めた。再挑戦へ向けて実績を作っていくつもりの二人にとって、ジョー&ディランのザ・ボンバーも倒さなければいけないチームで大きな壁となりそう。世界タッグ再挑戦と打倒・暴走大巨人によるベルト奪取を成し遂げるべく、ジェイク&野村の積み重ねがこれから始まる。 【ジェイク&野村の話】(試合前) ――暴走大巨人に敗れ、世界タッグ獲りならなかったが? ▼野村「昨日は結局、僕が獲られてしまったんですけど、タッグチームとしては前組んでたとはいえ、敵対してまた組み始めて期間も短かったし、暴走大巨人は本当に強くて厚い壁だなって改めて感じましたね。だからそんな甘くないなって思いましたね。ただ、リベンジは必ずしたいと思ってます。自分もチャンピオン・カーニバルで諏訪魔さんからシングルで取ってるけど、昨日、諏訪魔さんから自分が獲られたんで、ここは借りを返したいのが自分の中であるんで。その時がいつになるかわからないけど、諏訪魔さんと当たる時は僕が直接獲れるように、その準備だけはしておきます」 ――野村選手にとって倒さなければいけない相手の一人? ▼野村「もちろんそうですよ。シングルで勝ったとはいえ、昨日の負けもあるし、全然まだ超えてないし。チャンピオン・カーニバルで勝ったと言っても、最終的に自分が最後、何とか追い込んで勝った感じなんで。結局、諏訪魔さんの圧力に昨日は完全にやられたわけですけど。まずあの圧力に対して自分がどうするか考えていかないとダメだなと改めて感じました」 ――ジェイク選手は野村選手の潜在能力を引き出すと発言していたが? ▼ジェイク「タイトルマッチを迎える前まで、野村さん自身が尻上がりに徐々に調子が上がるタイプで、今回それが如実に現れていたからこそ、凄く悔しいなっていうのは感じますね。それをもっともっと僕が引き出せたんじゃないかなと思う部分があるので。個々の力があってもタッグマッチは別物だと、アジアタッグを持ってそれは痛感していることなので。今後、僕らが継続して組んでいきたいし、今回凄く悔しいから。だから諏訪魔さんから獲るって本人は言ってるんで、そうできるようにチームワークを強固なものにしていこうと思ってます」 ――昨日のタイトルマッチを通じて世界タッグを獲れる手応えは? ▼ジェイク「それはありますね。僕はあると思ってます」 ▼野村「僕もあると思ってるんですけど、今のままじゃどうしてもダメだなと思います。何が必要かって試合を重ねることだと思うんで、やっていくうちに必ず形には絶対なってくると思うんで。まずは形にしないといけないと思います」 ――敗因を挙げるとすれば、マキシマムキリング、ジェイク選手のバックドロップ、野村選手のマキシマムにもっていけなかったことにあるのでは? ▼ジェイク「そうですね。終始、向こうのリズムだったと思うんですよね。向こうのチームも苦しい部分はあったと思うけど、本当の芯の部分に僕らは触れられたのかなと。やっぱり勝ちパターンっていうものが僕らの中で凄くあやふやなものがあるのかなと。もっとそこに自信をつけるために野村さんが言ったように戦い続けるしかないと思います」 ▼野村「昨日の試合、自分も結構、向こうのリズムで試合が進んでいった、向こうが終始、主導権を握って試合してた感じがして。それにうまく活路を見出して、二人で作ったチャンスも少なかったと思うし。タッグチームだから二人でやらないといけないし、そこをどう考えるかというのが今後の課題だなと思いましたね」 ――具体的な目標として世界タッグ奪取のプランは? ▼ジェイク「今すぐにっていうふうに、気持ちはそんな感じですけど、実際問題、対峙してみてまだまだ差がある、今すぐ獲れないと。全日本には暴走大巨人以外にもでかくてパワフルなチームっていうのが存在するし、そういったチームを倒したうえでベルトが見えてくるのかなという気がするので、一つの目標として世界タッグがあるけど、年末に行われる最強タッグ、これを勝ち上がってこそ、またあの二人にチャレンジする、やっとそこにたどりつけるのかなという気がするので。だからそう考えたらめどで言ったら年末もしくは年始でしょうね」 ▼野村「ジェイクさんが言ったように、実績を作っていかないといけないし、昨日戦って自分の中で結構、壁を感じたし、今すぐ戦ってもまた同じ結果になるのは目に見えてる。僕は全日本プロレスで一番強いタッグチームって暴走大巨人だと思っているんで、だからその二人からベルトを獲りたいというのは絶対思っていて。その二人に勝つためには実績作らないといけないし、それこそ最強タッグもあるし。そこでいい結果を残して、あの二人にリベンジしたい。そう思います」 ――それまでにチーム力を高めると? ▼ジェイク「チーム力を高めながら僕はアジアタッグ、そして面白いものを提供していけたらなと。タッグプレイヤーとしてもシングルプレイヤーとしてもいろんなものを引き出していきたいと思います」 ▼野村「やっぱりプロレスラーとしてはタッグのベルトもほしいし、もちろんシングルもほしい。両方狙い続ける。ただ、今の気持ちとしては昨日負けたばっかなんで凄く悔しいし、やり返したい気持ちが強いんで。リベンジしたいって燃えてます」
『2019 SUMMER ACTION SERIES』最終戦 エディオンアリーナ大阪 第2競技場(2019年7月28日)
○野村直矢&ジェイク・リー&崔領二vsジョー・ドーリング&ボディガー&ディラン・ジェイムス×
ジェイク&野村が世界タッグ獲り失敗から一夜明け、チーム力強化の課題を痛感しつつ、再挑戦プランを披露した。
前夜の大阪大会でジェイク&野村は世界タッグ王者・諏訪魔&石川に挑戦。熱戦を繰り広げたものの、最後は野村が諏訪魔のラストライドに沈み、約2年ぶりの返り咲きはならなかった。「終始、向こうのリズムだったと思うんですよね。向こうのチームも苦しい部分はあったと思うけど、本当の芯の部分に僕らは触れられたのかなと。やっぱり勝ちパターンっていうものが僕らの中で凄くあやふやなものがある」(ジェイク)、「また組み始めて期間も短かったし、暴走大巨人は本当に強くて厚い壁だなって改めて感じましたね」(野村)とともに完敗を認める二人が痛感させられたのはチーム力の差だった。
全盛期を掲げる暴走大巨人はタッグチームとして完成の域に達しつつある。対するジェイク&野村は再結成したばかりで、チームとしてはまだまだ発展途上。野村の潜在能力を引き出すと宣言しているジェイクは、ベルト獲りの手応えをつかみつつ、「今後、僕らが継続して組んでいきたいし、今回凄く悔しいから。だから諏訪魔さんから獲るって本人は言ってるんで、そうできるようにチームワークを強固なものにしていこうと思ってます」と宣言。野村は「全日本プロレスで一番強いタッグチームって暴走大巨人だと思っているんで、だからその二人からベルトを獲りたい」と打倒・暴走大巨人を自らに課し、特に「昨日、諏訪魔さんから自分が獲られたんで、ここは借りを返したいのが自分の中である」と諏訪魔を強く意識している。
今すぐにでも暴走大巨人と再戦し、リベンジしたい気持ちは強いが、二人は「実際問題、対峙してみてまだまだ差がある、今すぐ獲れない」(ジェイク)、「昨日戦って自分の中で結構、壁を感じたし、今すぐ戦ってもまた同じ結果になるのは目に見えてる」(野村)と口をそろえる。その前にチーム力を高めるのが最優先。そのうえで再挑戦に動くつもりで、ジェイクは「年末に行われる最強タッグ、これを勝ち上がってこそ、またあの二人にチャレンジする、やっとそこにたどりつけるのかなという気がする」との青写真を披露。野村も「その二人に勝つためには実績作らないといけないし、それこそ最強タッグもあるし。そこでいい結果を残して、あの二人にリベンジしたい」と呼応した。
世界タッグ戦から一夜明けたこの日、二人は崔とトリオを結成し、ジョー&ディラン&ボディガーと対戦。苦戦を強いられながらも最後は野村がスピアーからのジャックナイフでディランに逆転勝利を収めた。再挑戦へ向けて実績を作っていくつもりの二人にとって、ジョー&ディランのザ・ボンバーも倒さなければいけないチームで大きな壁となりそう。世界タッグ再挑戦と打倒・暴走大巨人によるベルト奪取を成し遂げるべく、ジェイク&野村の積み重ねがこれから始まる。
【ジェイク&野村の話】(試合前)
――暴走大巨人に敗れ、世界タッグ獲りならなかったが?
▼野村「昨日は結局、僕が獲られてしまったんですけど、タッグチームとしては前組んでたとはいえ、敵対してまた組み始めて期間も短かったし、暴走大巨人は本当に強くて厚い壁だなって改めて感じましたね。だからそんな甘くないなって思いましたね。ただ、リベンジは必ずしたいと思ってます。自分もチャンピオン・カーニバルで諏訪魔さんからシングルで取ってるけど、昨日、諏訪魔さんから自分が獲られたんで、ここは借りを返したいのが自分の中であるんで。その時がいつになるかわからないけど、諏訪魔さんと当たる時は僕が直接獲れるように、その準備だけはしておきます」
――野村選手にとって倒さなければいけない相手の一人?
▼野村「もちろんそうですよ。シングルで勝ったとはいえ、昨日の負けもあるし、全然まだ超えてないし。チャンピオン・カーニバルで勝ったと言っても、最終的に自分が最後、何とか追い込んで勝った感じなんで。結局、諏訪魔さんの圧力に昨日は完全にやられたわけですけど。まずあの圧力に対して自分がどうするか考えていかないとダメだなと改めて感じました」
――ジェイク選手は野村選手の潜在能力を引き出すと発言していたが?
▼ジェイク「タイトルマッチを迎える前まで、野村さん自身が尻上がりに徐々に調子が上がるタイプで、今回それが如実に現れていたからこそ、凄く悔しいなっていうのは感じますね。それをもっともっと僕が引き出せたんじゃないかなと思う部分があるので。個々の力があってもタッグマッチは別物だと、アジアタッグを持ってそれは痛感していることなので。今後、僕らが継続して組んでいきたいし、今回凄く悔しいから。だから諏訪魔さんから獲るって本人は言ってるんで、そうできるようにチームワークを強固なものにしていこうと思ってます」
――昨日のタイトルマッチを通じて世界タッグを獲れる手応えは?
▼ジェイク「それはありますね。僕はあると思ってます」
▼野村「僕もあると思ってるんですけど、今のままじゃどうしてもダメだなと思います。何が必要かって試合を重ねることだと思うんで、やっていくうちに必ず形には絶対なってくると思うんで。まずは形にしないといけないと思います」
――敗因を挙げるとすれば、マキシマムキリング、ジェイク選手のバックドロップ、野村選手のマキシマムにもっていけなかったことにあるのでは?
▼ジェイク「そうですね。終始、向こうのリズムだったと思うんですよね。向こうのチームも苦しい部分はあったと思うけど、本当の芯の部分に僕らは触れられたのかなと。やっぱり勝ちパターンっていうものが僕らの中で凄くあやふやなものがあるのかなと。もっとそこに自信をつけるために野村さんが言ったように戦い続けるしかないと思います」
▼野村「昨日の試合、自分も結構、向こうのリズムで試合が進んでいった、向こうが終始、主導権を握って試合してた感じがして。それにうまく活路を見出して、二人で作ったチャンスも少なかったと思うし。タッグチームだから二人でやらないといけないし、そこをどう考えるかというのが今後の課題だなと思いましたね」
――具体的な目標として世界タッグ奪取のプランは?
▼ジェイク「今すぐにっていうふうに、気持ちはそんな感じですけど、実際問題、対峙してみてまだまだ差がある、今すぐ獲れないと。全日本には暴走大巨人以外にもでかくてパワフルなチームっていうのが存在するし、そういったチームを倒したうえでベルトが見えてくるのかなという気がするので、一つの目標として世界タッグがあるけど、年末に行われる最強タッグ、これを勝ち上がってこそ、またあの二人にチャレンジする、やっとそこにたどりつけるのかなという気がするので。だからそう考えたらめどで言ったら年末もしくは年始でしょうね」
▼野村「ジェイクさんが言ったように、実績を作っていかないといけないし、昨日戦って自分の中で結構、壁を感じたし、今すぐ戦ってもまた同じ結果になるのは目に見えてる。僕は全日本プロレスで一番強いタッグチームって暴走大巨人だと思っているんで、だからその二人からベルトを獲りたいというのは絶対思っていて。その二人に勝つためには実績作らないといけないし、それこそ最強タッグもあるし。そこでいい結果を残して、あの二人にリベンジしたい。そう思います」
――それまでにチーム力を高めると?
▼ジェイク「チーム力を高めながら僕はアジアタッグ、そして面白いものを提供していけたらなと。タッグプレイヤーとしてもシングルプレイヤーとしてもいろんなものを引き出していきたいと思います」
▼野村「やっぱりプロレスラーとしてはタッグのベルトもほしいし、もちろんシングルもほしい。両方狙い続ける。ただ、今の気持ちとしては昨日負けたばっかなんで凄く悔しいし、やり返したい気持ちが強いんで。リベンジしたいって燃えてます」