【全日本】元ECWタッグ2勝目 手負いのTAJIRI苦闘も田中決めて陣狩り 2020/11/29
『2020世界最強タッグ決定リーグ戦〜赤城牛×福豚×親方焼肉弁当 presents〜』群馬・ヤマダ グリーンドーム前橋(2020年11月29日) 「2020世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦 ○田中将斗&TAJIRIvsジェイク・リー&岩本煌史× 元ECWタッグがTAJIRIの首負傷をものともせず陣を破って2勝目。田中は「残り全て勝ちゃあ、たぶん他の奴らが負けてって優勝できる」と確信するように豪語した。 今年の最強タッグにおいて台風の目と言っていい存在がTAJIRI&田中の元ECWタッグ。初戦ではヨシタツ&崔を破ったものの、続く関本&小林に初黒星を喫し、TAJIRIは首を負傷してしまった。11・23後楽園大会ではTAJIRIが毒霧で宮原&青柳の顔面を染め、田中が予告通り宮原にテーブルクラッシュを敢行したものの逆転負けを喫した。 予想外の不振にあえぐ二人がこの日、4戦目に登場。ジェイク&岩本と激突した。やはり手負いのTAJIRIが狙われる展開に。開始直後こそ、岩本との対戦を避けるなどスカしたものの、踏みつけられたり絞め上げられたりと首に集中砲火を浴びて防戦一方に追い込まれた。 TAJIRIがしのぐと、田中がジャンピングエルボーや高速DDTで岩本を攻め込んで巻き返す。こだわりのヒジでエルボー合戦も制したものの、攻勢を陣連係に止められてしまう。ジェイクのニーリフト、岩本のネックスクリューを立て続けに敢行された。 勝機を悟った陣はジェイクが控えのTAJIRIにフロントハイキックを放って田中孤立化を狙ったものの、これが裏目に出た。読んだTAJIRIは回避すると、竹刀でジェイクの右足を殴打。逆に岩本をローンバトルに追い込むと、TAJIRIはレフェリーを場外に転落させておいて、竹刀攻撃をお見舞い。すかさず田中がスライディングDをぶち込んで岩本から3カウントを奪った。 元ECWタッグが2勝目を挙げ、勝ち点4をマーク。勝敗をイーブンに戻して後半戦に突入することになった。「2試合連続で田中さんにはほぼハンディキャップマッチをやらせて申し訳ないですね」と謝罪するTAJIRIに、田中は「いろんな経験を積んで、いろんな引き出しをもっとるレスラー二人組んどったら、一人が首を負傷していようが、そんなの関係ないねん。誰かケガしとったら、チームの俺が動けばいいだけ」と問題視せず。初顔合わせが続出の最強タッグにおいて田中は「いろんな団体に出てきて、ほぼ上がってない団体がない中で、初対決というのはもう何千何百と対戦してるし、海外でもほぼ初対決とやってるんで、そういう経験というのは凄く今生きてると思うし、別にどういうタイプがこようが全て一緒ですよ。田中将斗のプロレスに引きずり込む」と経験に裏打ちされた自信は揺るがず。「これで2勝2敗。残り全て勝ちゃあ、たぶん他の奴らが負けてって優勝できるやろうし、俺はそこしかみてない」と言い切ってみせた。 次戦は12・4名古屋大会の芦野&羆嵐戦。首位タイに位置するEnfants Terriblesに2敗目をつけ、首位から引きずりおろせば優勝の2文字はさらに近づく。一方、陣は2敗目を喫して4点止まり。次戦は12・4名古屋大会で首位タイの関本&小林と激突する。 【試合後のTAJIRI&田中】 ▼TAJIRI「2試合連続で田中さんにはほぼハンディキャップマッチをやらせて申し訳ないですね」 ▼田中「いやいや。いろんな経験を積んで、いろんな引き出しをもっとるレスラー二人組んどったら、一人が首を負傷していようが、そんなの関係ないねん。誰かケガしとったら、チームの俺が動けばいいだけであって」 ▼TAJIRI「開幕戦も同じこと言ったけど、田中将斗と組んでてよかったぁってやつですね(笑)」 ▼田中「これで2勝2敗。残り全て勝ちゃあ、たぶん他の奴らが負けてって優勝できるやろうし、俺はそこしかみてない」 ▼TAJIRI「俺はとにかく首を一刻も早く治さなきゃいけないですね」 ――初対決となったジェイク&岩本の手応えは? ▼田中「やってて凄いよね。ジェイク・リーというのは素質を持ってプロレスラーになったようなもんやし、岩本はジュニアのチャンピオンなんやろ。全日本の一員で、俺が他団体から来て、そういう奴には負けたくないって意地、そういうのは凄く伝わってきたし。でも俺ら優勝しか見てないんで、ここで止められるわけにいかないんで」 ――初顔合わせが続くのは田中選手にとっていい刺激では? ▼田中「別に初顔合わせっていうか、いろんな団体に出てきて、ほぼ上がってない団体がない中で、初対決というのはもう何千何百と対戦してるし、海外でもほぼ初対決とやってるんで、そういう経験というのは凄く今生きてると思うし、別にどういうタイプがこようが全て一緒ですよ。田中将斗のプロレスに引きずり込む」 【試合後のジェイク&岩本】 ▼ジェイク「オイ、オイ、オイ、オイ、オイ、竹刀にパイプ椅子だ? それにあの竹刀、何か仕込んでんじゃねぇのか? レガースの上だぞ。クソ、全然動けなかったな。しびれて。大丈夫?」 ▼岩本「クソ、持ってきてる時点で、あれも込みで戦わなくちゃいけないのは重々承知してたんだけど悔しい。悔しいし、田中将斗選手、初めてリング上で対峙しましたけど、やばい。竹刀なかったとしても最後のスライディングD、モロに首にめり込んできたから」 ▼ジェイク「俺たち、これで2勝2敗なんで」 ▼岩本「もう負けらんないよ。あぁ、クソ、悔しい、マジで」 ▼ジェイク「負けられない」 ▼岩本「あと3つ? 絶対落とさない。1敗のチームいるのか? だとしたら他力本願だろ。クソ、悔しい。あぁ、クソ! あきらめないぞ」
『2020世界最強タッグ決定リーグ戦〜赤城牛×福豚×親方焼肉弁当 presents〜』群馬・ヤマダ グリーンドーム前橋(2020年11月29日)
「2020世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦 ○田中将斗&TAJIRIvsジェイク・リー&岩本煌史×
元ECWタッグがTAJIRIの首負傷をものともせず陣を破って2勝目。田中は「残り全て勝ちゃあ、たぶん他の奴らが負けてって優勝できる」と確信するように豪語した。
今年の最強タッグにおいて台風の目と言っていい存在がTAJIRI&田中の元ECWタッグ。初戦ではヨシタツ&崔を破ったものの、続く関本&小林に初黒星を喫し、TAJIRIは首を負傷してしまった。11・23後楽園大会ではTAJIRIが毒霧で宮原&青柳の顔面を染め、田中が予告通り宮原にテーブルクラッシュを敢行したものの逆転負けを喫した。
予想外の不振にあえぐ二人がこの日、4戦目に登場。ジェイク&岩本と激突した。やはり手負いのTAJIRIが狙われる展開に。開始直後こそ、岩本との対戦を避けるなどスカしたものの、踏みつけられたり絞め上げられたりと首に集中砲火を浴びて防戦一方に追い込まれた。
TAJIRIがしのぐと、田中がジャンピングエルボーや高速DDTで岩本を攻め込んで巻き返す。こだわりのヒジでエルボー合戦も制したものの、攻勢を陣連係に止められてしまう。ジェイクのニーリフト、岩本のネックスクリューを立て続けに敢行された。
勝機を悟った陣はジェイクが控えのTAJIRIにフロントハイキックを放って田中孤立化を狙ったものの、これが裏目に出た。読んだTAJIRIは回避すると、竹刀でジェイクの右足を殴打。逆に岩本をローンバトルに追い込むと、TAJIRIはレフェリーを場外に転落させておいて、竹刀攻撃をお見舞い。すかさず田中がスライディングDをぶち込んで岩本から3カウントを奪った。
元ECWタッグが2勝目を挙げ、勝ち点4をマーク。勝敗をイーブンに戻して後半戦に突入することになった。「2試合連続で田中さんにはほぼハンディキャップマッチをやらせて申し訳ないですね」と謝罪するTAJIRIに、田中は「いろんな経験を積んで、いろんな引き出しをもっとるレスラー二人組んどったら、一人が首を負傷していようが、そんなの関係ないねん。誰かケガしとったら、チームの俺が動けばいいだけ」と問題視せず。初顔合わせが続出の最強タッグにおいて田中は「いろんな団体に出てきて、ほぼ上がってない団体がない中で、初対決というのはもう何千何百と対戦してるし、海外でもほぼ初対決とやってるんで、そういう経験というのは凄く今生きてると思うし、別にどういうタイプがこようが全て一緒ですよ。田中将斗のプロレスに引きずり込む」と経験に裏打ちされた自信は揺るがず。「これで2勝2敗。残り全て勝ちゃあ、たぶん他の奴らが負けてって優勝できるやろうし、俺はそこしかみてない」と言い切ってみせた。
次戦は12・4名古屋大会の芦野&羆嵐戦。首位タイに位置するEnfants Terriblesに2敗目をつけ、首位から引きずりおろせば優勝の2文字はさらに近づく。一方、陣は2敗目を喫して4点止まり。次戦は12・4名古屋大会で首位タイの関本&小林と激突する。
【試合後のTAJIRI&田中】
▼TAJIRI「2試合連続で田中さんにはほぼハンディキャップマッチをやらせて申し訳ないですね」
▼田中「いやいや。いろんな経験を積んで、いろんな引き出しをもっとるレスラー二人組んどったら、一人が首を負傷していようが、そんなの関係ないねん。誰かケガしとったら、チームの俺が動けばいいだけであって」
▼TAJIRI「開幕戦も同じこと言ったけど、田中将斗と組んでてよかったぁってやつですね(笑)」
▼田中「これで2勝2敗。残り全て勝ちゃあ、たぶん他の奴らが負けてって優勝できるやろうし、俺はそこしかみてない」
▼TAJIRI「俺はとにかく首を一刻も早く治さなきゃいけないですね」
――初対決となったジェイク&岩本の手応えは?
▼田中「やってて凄いよね。ジェイク・リーというのは素質を持ってプロレスラーになったようなもんやし、岩本はジュニアのチャンピオンなんやろ。全日本の一員で、俺が他団体から来て、そういう奴には負けたくないって意地、そういうのは凄く伝わってきたし。でも俺ら優勝しか見てないんで、ここで止められるわけにいかないんで」
――初顔合わせが続くのは田中選手にとっていい刺激では?
▼田中「別に初顔合わせっていうか、いろんな団体に出てきて、ほぼ上がってない団体がない中で、初対決というのはもう何千何百と対戦してるし、海外でもほぼ初対決とやってるんで、そういう経験というのは凄く今生きてると思うし、別にどういうタイプがこようが全て一緒ですよ。田中将斗のプロレスに引きずり込む」
【試合後のジェイク&岩本】
▼ジェイク「オイ、オイ、オイ、オイ、オイ、竹刀にパイプ椅子だ? それにあの竹刀、何か仕込んでんじゃねぇのか? レガースの上だぞ。クソ、全然動けなかったな。しびれて。大丈夫?」
▼岩本「クソ、持ってきてる時点で、あれも込みで戦わなくちゃいけないのは重々承知してたんだけど悔しい。悔しいし、田中将斗選手、初めてリング上で対峙しましたけど、やばい。竹刀なかったとしても最後のスライディングD、モロに首にめり込んできたから」
▼ジェイク「俺たち、これで2勝2敗なんで」
▼岩本「もう負けらんないよ。あぁ、クソ、悔しい、マジで」
▼ジェイク「負けられない」
▼岩本「あと3つ? 絶対落とさない。1敗のチームいるのか? だとしたら他力本願だろ。クソ、悔しい。あぁ、クソ! あきらめないぞ」