【NOAH】「ベルトが腐っちまう」北宮が“王座救出"宣言、杉浦&桜庭撃破に執念 3・7横浜タッグ戦へ調印式 2021/3/4 18:00
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3・7横浜武道館大会のGHCタッグ王座戦「(選手権者)杉浦貴&桜庭和志vs中嶋勝彦&マサ北宮(挑戦者)」に向けた調印式が4日、都内ホテルで開かれ、2度目の挑戦となる北宮が「ベルトが腐っちまう」と“王座救出"を宣言した。 かつて2度に渡ってタッグ王座を巻いた“ジ・アグレッション"中嶋&北宮組が金剛バージョンとして復活。昨年のプロレス大賞最優秀タッグの王者組・杉浦&桜庭組に挑むが、特に執念を燃やすのが北宮だ。 豪華メンバーが自由に振る舞う杉浦軍を「居酒屋のノリでフザけ倒すおっさんども」と忌み嫌っていた北宮は、昨年末に征矢学とのコンビで杉浦&桜庭組に挑んだものの敗退。ならばと一度は別れたかつての兄弟子・中嶋とのジ・アグレッションを復活させて今度こその王座獲りに向かう。 先月25日の前哨戦で王者・杉浦も「ふざけてる」の指摘に、「楽しんでやってる」と応戦していたが、負けじと北宮もこの日の会見で反撃。「プロレスっていうのは、リングの上っていうのは闘いなんだよ。楽しんでやって、何が生まれるんだよ。命削って信念持ってリングに立つからお客魅了できるんだろ」と主張したうえで、「7日は俺たちの信念でベルトを奪い取る。ふざけてる連中にいつまでも任してたら、ベルトが腐っちまうよ」と“ベルト救出"を宣言した。 一時は中嶋のことを「入門した頃から嫌いだった」と告白して別離していたものの、「時代は流れてる、時間は流れてるからさ、常に流れを読んで動いてる。信念持って金剛に入ってきた中嶋勝彦となら喜んで組みたい、喜んでベルトを獲りにいきたい」と金剛の同志となったことで翻意。中嶋も「いつまでも二人の“おっさんずラブ"…もう見飽きただろ?」とニヤつきつつ、「見ての通り、固い絆でつながってるからね。新しいジ・アグレッションで、このままの勢いでベルトを獲る」と相棒と口を揃えた。 迎え撃つ王者組は4度目の防衛戦とあって泰然自若。「“おっさんずラブ"ってなんだよ。さすがにコレ(桜庭)はいかねえぞ?」とツッコミを入れた杉浦ではあったが、「3月7日、またプロレスを“楽しんで"、その上で勝ちたいと思います」と改めて“楽しむ"発言での防衛を誓った。 一方、前哨戦ではカーフキックで中嶋を崩したと思われた桜庭は、「僕はカーフを狙ってない。ふくらはぎですよね? よく分かんないですけど、僕は普通にローキックをやったつもりなんで」と説明。「試合で狙うって言っても、また逆に反撃食らうんで。流れでできればいいですね」と再発射も示唆しつつ「毎回言うことは一緒ですけど、一生懸命頑張ります」といつも通りの桜庭節でひょうひょうと煙幕を張った。 【会見の模様】 ※まず両軍が調印書にサイン ――決戦に向けた意気込みを ▼北宮「このチャンピオンチームは俺から言わせりゃ『ふざけてる』って言ったんだけど、チャンピオンの言い分は『楽しんでやってる』ときた。だけどな、プロレスっていうのは、リングの上っていうのは闘いなんだよ。楽しんでやって、何が生まれるんだよ。命削って信念持ってリングに立つからお客魅了できるんだろ。7日は俺たちの信念でベルトを奪い取る。ふざけてる連中にいつまでも任してたら、ベルトが腐っちまうよ。以上だ!」 ▼中嶋「ベルトを獲って、そしてプロレス大賞(最優秀タッグ)も獲って、そりゃあ楽しいだろうよ。でもな、いつまでも二人の“おっさんずラブ"…もう見飽きただろ? 俺たちジ・アグレッションが、ベルトも、そして観る者の心も手に入れる」 ▼桜庭「どうも桜庭でございます。毎回言うことは一緒ですけど、一生懸命頑張ります」 ▼杉浦「杉浦軍・杉浦貴です。3月7日、またプロレスを“楽しんで"、その上で勝ちたいと思います。…あと、“おっさんずラブ"ってなんだよ。さすがにコレ(桜庭)はいかねえぞ?(笑) おい…そこは違うだろ…」 ――“ジ・アグレッション"中嶋&北宮組の印象は? ▼杉浦「(二人のことは)健介オフィスの若い頃から見てきてるけど、一度は別れたんだよね? そして今、復活して。以前と印象が変わった? うーん、どうなんだろうね。まだ試合やってて“タッグチーム"って感じはしないんだけど。そんな感じかな。印象は」 ▼桜庭「印象は…二人とも違うキャラクターで。試合で当たる時はまた違う印象があるんですけど、特には」 ――北宮選手はかつて中嶋選手のことを『入門当初から嫌いだった』と言っていたが、現状の心境は? ▼北宮「随分、前の話だな。時代は流れてる、時間は流れてるからさ、常に流れを読んで動いてる。信念持って金剛に入ってきた中嶋勝彦となら喜んで組みたい、喜んでベルトを獲りにいきたい。それだけで」 ――以前のジ・アグレッションと比べて進化した点は? ▼中嶋「見ての通り、固い絆でつながってるからね。新しいジ・アグレッションで、このままの勢いでベルトを獲るよ」 ――北宮選手は杉浦&桜庭組にタッグで挑戦するのは2回目になる ▼北宮「このフザけた二人に任せておく状況が耐えられない。だから手を変え品を変えて行動を起こして、チャンピオンシップまでたどり着いた。それだけです」 ――桜庭選手は前哨戦でカーフキックを出したが、本番でも有効に使いたい? ▼桜庭「いや、誤解してるみたいですけど、あれはカーフキックじゃないと思います。僕はカーフを狙ってない。ふくらはぎですよね? よく分かんないですけど、僕は普通にローキックをやったつもりなんで。特にカーフキックがどうとかでやったワケじゃないです。相手の痛いところを狙って蹴って、それが前回たまたまピンポイントで入っただけで…。これで試合で狙うって言っても、また逆に反撃食らうんで。流れでできればいいですね」 ――中嶋選手は自身得意の蹴りで押し込まれた形だが、何か反撃は考えている? ▼中嶋「まぁ、とりあえずカーフは痛いから。試合までに何とかしてから考えようかな」
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3・7横浜武道館大会のGHCタッグ王座戦「(選手権者)杉浦貴&桜庭和志vs中嶋勝彦&マサ北宮(挑戦者)」に向けた調印式が4日、都内ホテルで開かれ、2度目の挑戦となる北宮が「ベルトが腐っちまう」と“王座救出"を宣言した。
かつて2度に渡ってタッグ王座を巻いた“ジ・アグレッション"中嶋&北宮組が金剛バージョンとして復活。昨年のプロレス大賞最優秀タッグの王者組・杉浦&桜庭組に挑むが、特に執念を燃やすのが北宮だ。
豪華メンバーが自由に振る舞う杉浦軍を「居酒屋のノリでフザけ倒すおっさんども」と忌み嫌っていた北宮は、昨年末に征矢学とのコンビで杉浦&桜庭組に挑んだものの敗退。ならばと一度は別れたかつての兄弟子・中嶋とのジ・アグレッションを復活させて今度こその王座獲りに向かう。
先月25日の前哨戦で王者・杉浦も「ふざけてる」の指摘に、「楽しんでやってる」と応戦していたが、負けじと北宮もこの日の会見で反撃。「プロレスっていうのは、リングの上っていうのは闘いなんだよ。楽しんでやって、何が生まれるんだよ。命削って信念持ってリングに立つからお客魅了できるんだろ」と主張したうえで、「7日は俺たちの信念でベルトを奪い取る。ふざけてる連中にいつまでも任してたら、ベルトが腐っちまうよ」と“ベルト救出"を宣言した。
一時は中嶋のことを「入門した頃から嫌いだった」と告白して別離していたものの、「時代は流れてる、時間は流れてるからさ、常に流れを読んで動いてる。信念持って金剛に入ってきた中嶋勝彦となら喜んで組みたい、喜んでベルトを獲りにいきたい」と金剛の同志となったことで翻意。中嶋も「いつまでも二人の“おっさんずラブ"…もう見飽きただろ?」とニヤつきつつ、「見ての通り、固い絆でつながってるからね。新しいジ・アグレッションで、このままの勢いでベルトを獲る」と相棒と口を揃えた。
迎え撃つ王者組は4度目の防衛戦とあって泰然自若。「“おっさんずラブ"ってなんだよ。さすがにコレ(桜庭)はいかねえぞ?」とツッコミを入れた杉浦ではあったが、「3月7日、またプロレスを“楽しんで"、その上で勝ちたいと思います」と改めて“楽しむ"発言での防衛を誓った。
一方、前哨戦ではカーフキックで中嶋を崩したと思われた桜庭は、「僕はカーフを狙ってない。ふくらはぎですよね? よく分かんないですけど、僕は普通にローキックをやったつもりなんで」と説明。「試合で狙うって言っても、また逆に反撃食らうんで。流れでできればいいですね」と再発射も示唆しつつ「毎回言うことは一緒ですけど、一生懸命頑張ります」といつも通りの桜庭節でひょうひょうと煙幕を張った。
【会見の模様】
※まず両軍が調印書にサイン
――決戦に向けた意気込みを
▼北宮「このチャンピオンチームは俺から言わせりゃ『ふざけてる』って言ったんだけど、チャンピオンの言い分は『楽しんでやってる』ときた。だけどな、プロレスっていうのは、リングの上っていうのは闘いなんだよ。楽しんでやって、何が生まれるんだよ。命削って信念持ってリングに立つからお客魅了できるんだろ。7日は俺たちの信念でベルトを奪い取る。ふざけてる連中にいつまでも任してたら、ベルトが腐っちまうよ。以上だ!」
▼中嶋「ベルトを獲って、そしてプロレス大賞(最優秀タッグ)も獲って、そりゃあ楽しいだろうよ。でもな、いつまでも二人の“おっさんずラブ"…もう見飽きただろ? 俺たちジ・アグレッションが、ベルトも、そして観る者の心も手に入れる」
▼桜庭「どうも桜庭でございます。毎回言うことは一緒ですけど、一生懸命頑張ります」
▼杉浦「杉浦軍・杉浦貴です。3月7日、またプロレスを“楽しんで"、その上で勝ちたいと思います。…あと、“おっさんずラブ"ってなんだよ。さすがにコレ(桜庭)はいかねえぞ?(笑) おい…そこは違うだろ…」
――“ジ・アグレッション"中嶋&北宮組の印象は?
▼杉浦「(二人のことは)健介オフィスの若い頃から見てきてるけど、一度は別れたんだよね? そして今、復活して。以前と印象が変わった? うーん、どうなんだろうね。まだ試合やってて“タッグチーム"って感じはしないんだけど。そんな感じかな。印象は」
▼桜庭「印象は…二人とも違うキャラクターで。試合で当たる時はまた違う印象があるんですけど、特には」
――北宮選手はかつて中嶋選手のことを『入門当初から嫌いだった』と言っていたが、現状の心境は?
▼北宮「随分、前の話だな。時代は流れてる、時間は流れてるからさ、常に流れを読んで動いてる。信念持って金剛に入ってきた中嶋勝彦となら喜んで組みたい、喜んでベルトを獲りにいきたい。それだけで」
――以前のジ・アグレッションと比べて進化した点は?
▼中嶋「見ての通り、固い絆でつながってるからね。新しいジ・アグレッションで、このままの勢いでベルトを獲るよ」
――北宮選手は杉浦&桜庭組にタッグで挑戦するのは2回目になる
▼北宮「このフザけた二人に任せておく状況が耐えられない。だから手を変え品を変えて行動を起こして、チャンピオンシップまでたどり着いた。それだけです」
――桜庭選手は前哨戦でカーフキックを出したが、本番でも有効に使いたい?
▼桜庭「いや、誤解してるみたいですけど、あれはカーフキックじゃないと思います。僕はカーフを狙ってない。ふくらはぎですよね? よく分かんないですけど、僕は普通にローキックをやったつもりなんで。特にカーフキックがどうとかでやったワケじゃないです。相手の痛いところを狙って蹴って、それが前回たまたまピンポイントで入っただけで…。これで試合で狙うって言っても、また逆に反撃食らうんで。流れでできればいいですね」
――中嶋選手は自身得意の蹴りで押し込まれた形だが、何か反撃は考えている?
▼中嶋「まぁ、とりあえずカーフは痛いから。試合までに何とかしてから考えようかな」
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