【大日本】ドリューが8ヵ月ぶりデスマッチ王座返り咲き 足場死闘で宮本にリベンジ 2022/5/5
『BIG JAPAN WELCOME BACK』神奈川・横浜武道館(2022年5月5日) BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 ○ドリュー・パーカーvs宮本裕向× ドリューが宮本に雪辱を遂げ、8ヵ月ぶり2度目のデスマッチ王座戴冠を果たした。 昨年9・5名古屋大会で宮本はデスマッチ王座3度目の戴冠を果たした。その時の相手がドリュー。横浜武道館を舞台に8ヵ月ぶりのリマッチが立場を変えて実現した。 ラダーを使用しての工事現場用の足場がリングに設置されて両者が入場。ともに足場の上で対峙して開始のゴングを聞いた。ロックアップで組み合うと、宮本がフェースバスターで先制。足場を利してのロメロスペシャルで絞め上げた。ドリューも宮本の背中にダーツを何本も突き刺して反撃。宮本はバット攻撃を連発して応戦した。 その後、ドリューが左腕から大流血。ラリアットを叩き込んだ宮本はイスの上にサンダーファイアーパワーボムを敢行。バルキリースプラッシュはドリューがイス山への自爆を誘い、パワーボムでイス山に叩き落として反撃に転じた。 ここからドリューのスワントーンボム、宮本のファイアーサンダーが不発に終わる読み合いに。ドリューがお株を奪う蒼魔刀をぶち込み、テーブルを持ち出せば、宮本は正面飛びドロップキックで阻止。再び戦場が足場に移ると、ムーンサルトダブルニーを投下した宮本がリング上に設置しておいたテーブルめがけてパワーボムで叩き落とす荒技を敢行。足場上からムーンサルトアタックを発射した。 それでもドリューは3カウントを許さない。宮本がファイアーサンダー、蒼魔刀とたたみかけると、足場上からの攻撃を狙ったが、意地のドリューも追いかけた。エルボー合戦を制したドリューがボディスラムで宮本をリング下に叩き落とすと、足場の上からスワントーンボムを発射して宮本から3カウントを奪った。 ドリューが8ヵ月ぶりの再戦で宮本にリベンジを果たし、2度目のデスマッチ王座戴冠を果たした。会場の都合で蛍光灯が使用できなかったが、制限のある中でもタイトルマッチにふさわしい激闘を展開。「この大会前、聞いたのは、蛍光灯ダメだよ。僕が残念だな、血が出ないかもしれない。やっぱりデスマッチは蛍光灯だけじゃない」と胸を張ったドリューは「俺のファンの時に自分が一番好きな選手は竹田誠志と宮本裕向。だからこのリングの上で俺が宮本裕向に勝ってるのは結構うれしいよ」と喜びを表現。「宮本裕向は自分の大先輩だけど、まだまだこのデスマッチのリングで凄い凄いデスマッチファイター。いつかこのシングルまたやる。ぜひお願いします」と再戦を見据えてメッセージを送り、宮本もうなずいた。 再びデスマッチの頂点に立ったドリューは「このベルトを上げたい。もっと上げたい」とこれからの防衛ロードでデスマッチ王座の価値をさらに高めるような戦いを繰り広げるつもり。5・13新木場大会で大日本所属ラストマッチを控える中、石川が挑戦を表明し、同大会でのV1戦が浮上。ドリューは石川と拳を合わせて誓い合うと「フリーになるけど負けないよ。俺がこのベルト、世界に持っていくよ」と言い切ってみせた。 【試合後のドリュー、石川】 ▼ドリュー「リングで言ったんですけど、聞いてるの。横浜武道館が蛍光灯なし、ガラスなし、画鋲なし。ちょっと残念だった。デスマッチのヘビー級挑戦でいっぱい血出たい。蛍光灯ありなし関係ねぇぞ。まだこんなに血が出てる。あぁ、宮本さんにリベンジできた。ちょうど8ヵ月、名古屋から。自分の未来よくわかんない。でも今日、これが大日本のデスマッチヘビー級チャンピオン」 ――高さを利した攻撃は得意? ▼ドリュー「スキャフォールド、大日本で4回、5回ぐらいやったけど、毎回、上に上がったら高い。結構、飛んだら気持ちいいですね」 ――2度目の戴冠で次の目標は? ▼ドリュー「とりあえずこのベルトを上げたい。もっと上げたい」 ※石川が現れて ▼石川「ちょっと待った。ドリューおめでとう。5月13日、新木場。ドリュー、大日本プロレス所属ラストマッチでしょ?」 ▼ドリュー「そう」 ▼石川「ドリューが大日本を離れる前に、そのベルトをかけて俺と勝負してくれ」 ▼ドリュー「2月にお前が勝ったから全然いいよ。じゃあタイトルマッチしよう。新木場で」 ▼石川「2月勝ったからね。俺に負けたまま海外に行きたくないでしょ?」 ▼ドリュー「はい。でも忘れないで。俺がフリーになるけど負けないよ。俺がこのベルト、世界に持っていくよ」 ▼石川「だから13日、俺と勝負しよう」 ※二人が右の拳を合わせる ▼石川「13日、新木場。タイトルマッチ決定」 ▼ドリュー「お願いします。ぜひ」 ▼石川「お願いします」 ※石川が去る ▼ドリュー「石川いいよ。デスマッチの未来。俺はもちろん日本のデスマッチの未来、石川は自分よりちょっと年上だけど、俺キャリアあるから、それ新木場で見せるよ。この傷ちゃんとチェックする。ありがとうございました」 【宮本の話】「今日戦って負けたんですけど、まだまだいけると思いました。この数少ない、破片とかできない、そういうデスマッチ形式の中でも俺はいけるって自分の中で思ったんで、まだまだあきらめないです。今日負けてベルトもなくなったけどね。俺は全然あきらめないですよ。まだいけるでしょ。まだ俺を越えられるヤツいないでしょ? ドリューぐらいか? 今日ドリューに負けたけど、もっとやってやります。今日はね、素直に負けを認めます。ありがとうございました」
『BIG JAPAN WELCOME BACK』神奈川・横浜武道館(2022年5月5日)
BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合 ○ドリュー・パーカーvs宮本裕向×
ドリューが宮本に雪辱を遂げ、8ヵ月ぶり2度目のデスマッチ王座戴冠を果たした。
昨年9・5名古屋大会で宮本はデスマッチ王座3度目の戴冠を果たした。その時の相手がドリュー。横浜武道館を舞台に8ヵ月ぶりのリマッチが立場を変えて実現した。
ラダーを使用しての工事現場用の足場がリングに設置されて両者が入場。ともに足場の上で対峙して開始のゴングを聞いた。ロックアップで組み合うと、宮本がフェースバスターで先制。足場を利してのロメロスペシャルで絞め上げた。ドリューも宮本の背中にダーツを何本も突き刺して反撃。宮本はバット攻撃を連発して応戦した。
その後、ドリューが左腕から大流血。ラリアットを叩き込んだ宮本はイスの上にサンダーファイアーパワーボムを敢行。バルキリースプラッシュはドリューがイス山への自爆を誘い、パワーボムでイス山に叩き落として反撃に転じた。
ここからドリューのスワントーンボム、宮本のファイアーサンダーが不発に終わる読み合いに。ドリューがお株を奪う蒼魔刀をぶち込み、テーブルを持ち出せば、宮本は正面飛びドロップキックで阻止。再び戦場が足場に移ると、ムーンサルトダブルニーを投下した宮本がリング上に設置しておいたテーブルめがけてパワーボムで叩き落とす荒技を敢行。足場上からムーンサルトアタックを発射した。
それでもドリューは3カウントを許さない。宮本がファイアーサンダー、蒼魔刀とたたみかけると、足場上からの攻撃を狙ったが、意地のドリューも追いかけた。エルボー合戦を制したドリューがボディスラムで宮本をリング下に叩き落とすと、足場の上からスワントーンボムを発射して宮本から3カウントを奪った。
ドリューが8ヵ月ぶりの再戦で宮本にリベンジを果たし、2度目のデスマッチ王座戴冠を果たした。会場の都合で蛍光灯が使用できなかったが、制限のある中でもタイトルマッチにふさわしい激闘を展開。「この大会前、聞いたのは、蛍光灯ダメだよ。僕が残念だな、血が出ないかもしれない。やっぱりデスマッチは蛍光灯だけじゃない」と胸を張ったドリューは「俺のファンの時に自分が一番好きな選手は竹田誠志と宮本裕向。だからこのリングの上で俺が宮本裕向に勝ってるのは結構うれしいよ」と喜びを表現。「宮本裕向は自分の大先輩だけど、まだまだこのデスマッチのリングで凄い凄いデスマッチファイター。いつかこのシングルまたやる。ぜひお願いします」と再戦を見据えてメッセージを送り、宮本もうなずいた。
再びデスマッチの頂点に立ったドリューは「このベルトを上げたい。もっと上げたい」とこれからの防衛ロードでデスマッチ王座の価値をさらに高めるような戦いを繰り広げるつもり。5・13新木場大会で大日本所属ラストマッチを控える中、石川が挑戦を表明し、同大会でのV1戦が浮上。ドリューは石川と拳を合わせて誓い合うと「フリーになるけど負けないよ。俺がこのベルト、世界に持っていくよ」と言い切ってみせた。
【試合後のドリュー、石川】
▼ドリュー「リングで言ったんですけど、聞いてるの。横浜武道館が蛍光灯なし、ガラスなし、画鋲なし。ちょっと残念だった。デスマッチのヘビー級挑戦でいっぱい血出たい。蛍光灯ありなし関係ねぇぞ。まだこんなに血が出てる。あぁ、宮本さんにリベンジできた。ちょうど8ヵ月、名古屋から。自分の未来よくわかんない。でも今日、これが大日本のデスマッチヘビー級チャンピオン」
――高さを利した攻撃は得意?
▼ドリュー「スキャフォールド、大日本で4回、5回ぐらいやったけど、毎回、上に上がったら高い。結構、飛んだら気持ちいいですね」
――2度目の戴冠で次の目標は?
▼ドリュー「とりあえずこのベルトを上げたい。もっと上げたい」
※石川が現れて
▼石川「ちょっと待った。ドリューおめでとう。5月13日、新木場。ドリュー、大日本プロレス所属ラストマッチでしょ?」
▼ドリュー「そう」
▼石川「ドリューが大日本を離れる前に、そのベルトをかけて俺と勝負してくれ」
▼ドリュー「2月にお前が勝ったから全然いいよ。じゃあタイトルマッチしよう。新木場で」
▼石川「2月勝ったからね。俺に負けたまま海外に行きたくないでしょ?」
▼ドリュー「はい。でも忘れないで。俺がフリーになるけど負けないよ。俺がこのベルト、世界に持っていくよ」
▼石川「だから13日、俺と勝負しよう」
※二人が右の拳を合わせる
▼石川「13日、新木場。タイトルマッチ決定」
▼ドリュー「お願いします。ぜひ」
▼石川「お願いします」
※石川が去る
▼ドリュー「石川いいよ。デスマッチの未来。俺はもちろん日本のデスマッチの未来、石川は自分よりちょっと年上だけど、俺キャリアあるから、それ新木場で見せるよ。この傷ちゃんとチェックする。ありがとうございました」
【宮本の話】「今日戦って負けたんですけど、まだまだいけると思いました。この数少ない、破片とかできない、そういうデスマッチ形式の中でも俺はいけるって自分の中で思ったんで、まだまだあきらめないです。今日負けてベルトもなくなったけどね。俺は全然あきらめないですよ。まだいけるでしょ。まだ俺を越えられるヤツいないでしょ? ドリューぐらいか? 今日ドリューに負けたけど、もっとやってやります。今日はね、素直に負けを認めます。ありがとうございました」