【全日本】三冠王者・青柳が“侵略者"中嶋迎撃へ「俺の真骨頂を見せてやる」 2023/10/31
『#ajpw ジャイアントシリーズ2023〜北海道篇〜』今金町総合体育館 あいきゅーぶ(2023年10月31日) △青柳優馬&宮原健斗vs安齊勇馬&本田竜輝△ 中嶋勝彦との三冠ヘビー級王座V6戦が決まった青柳が「いろんな方面から侵略されがちな全日本プロレスですけど、それを守るのはチャンピオンの使命」と返り討ちを宣言した。 この日、中嶋が全日本事務所を訪れ、福田剛紀社長に11・5札幌大会での三冠王座挑戦を要求。青柳V6戦となる三冠戦が即日決定した。 この急展開を受けて青柳は驚きながらも、すでに対中嶋へ視線を向けている。中嶋とはNOAH2・21東京ドーム大会での6人タッグ戦以来の再会。だが、その時は一度も肌を触れることなく終わった。 前哨戦なしの一発勝負で、事実上の初対決。青柳の真価が問われる一戦となる。しかもこの日の今金から北海道6連戦で最後の7大会目で組まれた大勝負。コンディション面が不安視されるところだが、青柳は「普通のレスラーならやらないと言ってるでしょうけど、僕はケガなく乗り切ってV6を達成してしまいますよ」と豪語。「ここは青柳優馬の高スペックぶりが見えてしまうんじゃないかな」と逆境打破に自信を見せた。 中嶋は「全日本プロレスを乗っ取りに来た」と宣言。外敵としてのスタンスを明確にした。その一発目で迎え撃つ青柳の双肩にかかる責任は大きい。当然その責務を果たすつもりで青柳は「いろんな方面から侵略されがちな全日本プロレスですけど、それを守るのはチャンピオンの使命」とキッパリ。「ここはチャンピオンの力量を見せるところでもありますよね。侵略者を跳ね返して平和な全日本を取り戻したい」と誓ってみせた。 この日、青柳はメインで宮原と組んで本田&安齊と激突。30分時間切れドローに終わったものの、今金の少年、少女ファンの大声援と青柳コールを受けて奮戦。ロックボトム、ロックスターバスターで安齊を料理寸前に追い込んだ。 試合後には「俺たちが北海道に行った途端、急に中嶋のかっちゃんの挑戦が決まるとは、どういうこったい!? そんなに俺がチャンピオンでいるのが悔しいのか、全日本プロレス。“自称ピープルズ・チャンピオン"といわれているこの俺が、なぜこんなにも会社から嫌われなきゃいけないんだ! 随分と中嶋のかっちゃんを優遇するじゃねえか」と緊急決定への不満を爆発させた青柳。V6戦を逆風と受け止めつつ「こういう時こそ青柳優馬の真骨頂だ。逆境でこそ輝く男…それが青柳優馬だ。中嶋勝彦、俺の真骨頂を見せてやる」と言い切った。 「V5を達成してようやく全日本プロレス自体が僕に傾き始めてきたので、その体制を変えずに青柳優馬がチャンピオンで2023年を終えられたら」と王者としての越年を誓う青柳は突然、現れた強大な外敵・中嶋を何としても弾き返す。 【青柳の話※試合前】 ――中嶋選手が全日本事務所を訪れ、福田社長に三冠戦を要求し、11・5札幌大会での三冠戦が決まったが? ▼青柳「白目をむくしかないかなと。驚きですよね。結構なスパンで防衛戦やってるんで今さらですけど、最近情報量が多いなと」 ――10・21後楽園大会に中嶋選手が来場し、三冠戦の余韻をかき消されたが? ▼青柳「ホントですよ。もしかしたら健介オフィスのしがらみにとらわれてるのかもわからないですね。挑戦表明しに来たわけじゃなくて宮原健斗の方に行ったわけじゃないですか。三冠よりも実は他の目的もあったんじゃないかなという気がするんですよ。それがまさに対宮原健斗じゃないですかね。もし、こないだの三冠戦で宮原健斗が勝ったら挑戦表明しようとしたんじゃないかなと。そう考えたら申し訳ないなと」 ――中嶋選手は「全日本を乗っ取りに来た」といっているが? ▼青柳「全日本プロレスを乗っ取りに来たと、よくない第三勢力が現れてしまいましたね。いろんな方面から侵略されがちな全日本プロレスですけど、それを守るのはチャンピオンの使命ですからね。そこは何とかしないといけないですね」 ――中嶋選手とはNOAH2・21東京ドーム大会での6人タッグマッチで対戦しているが、その時の印象は? ▼青柳「実は一切触れてないんですよ。だから見た印象しかないですね。それこそファンの頃はピンクのデスロールTシャツを買って、よく着てましたよ」 ――中嶋選手のファンだったと? ▼青柳「結構好きでしたね。見てた時はNOAHのジュニアで活躍されてた時でGHCジュニアチャンピオンになられた頃。その時にみてました」 ――そんな中嶋選手と三冠をかけて戦うことに不思議な感覚もある? ▼青柳「この三冠のベルトを獲ってからというもの、せわしない日々というか、こんな人と戦うのかというのがありましたけど、V5を達成してようやく全日本プロレス自体が僕に傾き始めてきたので、その体制を変えずに青柳優馬がチャンピオンで2023年を終えられたらと思ってますよ」 ――前哨戦なしの一発勝負となるが? ▼青柳「結構な連戦の最後でっていうのもあるので、ここは青柳優馬の高スペックぶりが見えてしまうんじゃないかなという自信があるんで。今日の今金から始まって札幌が昼夜の二部制じゃないですか。その夜に三冠戦を行うわけですけど、普通のレスラーならやらないと言ってるでしょうけど、僕はケガなく乗り切ってV6を達成してしまいますよ」 ――最近の中嶋選手の試合は見たことがある? ▼青柳「ONE NIGHT DREAM(NOAH7・15後楽園vs宮原)は見ました。見た時に面白いなと。試合がどうじゃなく、当時のファンの気持ちで見てたので」 ――ドームで中嶋選手の戦いぶりを間近で見ていると思うが、その時の印象は? ▼青柳「あんまりその時は印象がなくて、ウチのチームが濃すぎたせいで、対戦相手の印象がなかったですね。そのせいで負けたのがあるかもしれないですけど。その時は意識してなかったです。宮原健斗、中嶋勝彦の組み合わせが注目されてたんで、僕は他人事のような感じでした。この二人の間に介入できる人間は佐々木健介さん以外いないので、これは僕がかかわることないなと思ってた矢先だったんで、ここはチャンピオンの力量を見せるところでもありますよね。侵略者を跳ね返して平和な全日本を取り戻したいと思います」 【青柳の話※試合後】「今金町の皆さん、とても温かく迎え入れてくれて、チャンピオン冥利に尽きますね。チャンピオン冥利といえば11月5日の札幌で、なんとV6戦、中嶋勝彦…中嶋のかっちゃんがこの俺にこの俺に挑戦してくるみたいじゃないか。おい、どうなってんだ? 全然決まらなかったクセに俺たちが北海道に行った途端、急に中嶋のかっちゃんの挑戦が決まるとは、どういうこったい!? そんなに俺がチャンピオンでいるのが悔しいのか、全日本プロレス。“自称ピープルズ・チャンピオン"といわれているこの俺が、なぜこんなにも会社から嫌われなきゃいけないんだ! 随分と中嶋のかっちゃんを優遇するじゃねえか。こういう時こそ青柳優馬の真骨頂だ。逆境でこそ輝く男…それが青柳優馬だ。中嶋勝彦、俺の真骨頂を見せてやる」 【宮原の話】「北海道に帰ってきたね! スーパースターが北海道に帰ってきたぞ。俺が一番楽しみにしている今回の北海道のテーマは、前来た時は“声出し"できなかったからな。さあ北海道! 大・大・大・大ケントコールで俺を迎えてくれよ。明日は帯広だ。帯広のみんな、大ケントコールで迎えてくれ。ありがとよ!今金町!」
『#ajpw ジャイアントシリーズ2023〜北海道篇〜』今金町総合体育館 あいきゅーぶ(2023年10月31日)
△青柳優馬&宮原健斗vs安齊勇馬&本田竜輝△
中嶋勝彦との三冠ヘビー級王座V6戦が決まった青柳が「いろんな方面から侵略されがちな全日本プロレスですけど、それを守るのはチャンピオンの使命」と返り討ちを宣言した。
この日、中嶋が全日本事務所を訪れ、福田剛紀社長に11・5札幌大会での三冠王座挑戦を要求。青柳V6戦となる三冠戦が即日決定した。
この急展開を受けて青柳は驚きながらも、すでに対中嶋へ視線を向けている。中嶋とはNOAH2・21東京ドーム大会での6人タッグ戦以来の再会。だが、その時は一度も肌を触れることなく終わった。
前哨戦なしの一発勝負で、事実上の初対決。青柳の真価が問われる一戦となる。しかもこの日の今金から北海道6連戦で最後の7大会目で組まれた大勝負。コンディション面が不安視されるところだが、青柳は「普通のレスラーならやらないと言ってるでしょうけど、僕はケガなく乗り切ってV6を達成してしまいますよ」と豪語。「ここは青柳優馬の高スペックぶりが見えてしまうんじゃないかな」と逆境打破に自信を見せた。
中嶋は「全日本プロレスを乗っ取りに来た」と宣言。外敵としてのスタンスを明確にした。その一発目で迎え撃つ青柳の双肩にかかる責任は大きい。当然その責務を果たすつもりで青柳は「いろんな方面から侵略されがちな全日本プロレスですけど、それを守るのはチャンピオンの使命」とキッパリ。「ここはチャンピオンの力量を見せるところでもありますよね。侵略者を跳ね返して平和な全日本を取り戻したい」と誓ってみせた。
この日、青柳はメインで宮原と組んで本田&安齊と激突。30分時間切れドローに終わったものの、今金の少年、少女ファンの大声援と青柳コールを受けて奮戦。ロックボトム、ロックスターバスターで安齊を料理寸前に追い込んだ。
試合後には「俺たちが北海道に行った途端、急に中嶋のかっちゃんの挑戦が決まるとは、どういうこったい!? そんなに俺がチャンピオンでいるのが悔しいのか、全日本プロレス。“自称ピープルズ・チャンピオン"といわれているこの俺が、なぜこんなにも会社から嫌われなきゃいけないんだ! 随分と中嶋のかっちゃんを優遇するじゃねえか」と緊急決定への不満を爆発させた青柳。V6戦を逆風と受け止めつつ「こういう時こそ青柳優馬の真骨頂だ。逆境でこそ輝く男…それが青柳優馬だ。中嶋勝彦、俺の真骨頂を見せてやる」と言い切った。
「V5を達成してようやく全日本プロレス自体が僕に傾き始めてきたので、その体制を変えずに青柳優馬がチャンピオンで2023年を終えられたら」と王者としての越年を誓う青柳は突然、現れた強大な外敵・中嶋を何としても弾き返す。
【青柳の話※試合前】
――中嶋選手が全日本事務所を訪れ、福田社長に三冠戦を要求し、11・5札幌大会での三冠戦が決まったが?
▼青柳「白目をむくしかないかなと。驚きですよね。結構なスパンで防衛戦やってるんで今さらですけど、最近情報量が多いなと」
――10・21後楽園大会に中嶋選手が来場し、三冠戦の余韻をかき消されたが?
▼青柳「ホントですよ。もしかしたら健介オフィスのしがらみにとらわれてるのかもわからないですね。挑戦表明しに来たわけじゃなくて宮原健斗の方に行ったわけじゃないですか。三冠よりも実は他の目的もあったんじゃないかなという気がするんですよ。それがまさに対宮原健斗じゃないですかね。もし、こないだの三冠戦で宮原健斗が勝ったら挑戦表明しようとしたんじゃないかなと。そう考えたら申し訳ないなと」
――中嶋選手は「全日本を乗っ取りに来た」といっているが?
▼青柳「全日本プロレスを乗っ取りに来たと、よくない第三勢力が現れてしまいましたね。いろんな方面から侵略されがちな全日本プロレスですけど、それを守るのはチャンピオンの使命ですからね。そこは何とかしないといけないですね」
――中嶋選手とはNOAH2・21東京ドーム大会での6人タッグマッチで対戦しているが、その時の印象は?
▼青柳「実は一切触れてないんですよ。だから見た印象しかないですね。それこそファンの頃はピンクのデスロールTシャツを買って、よく着てましたよ」
――中嶋選手のファンだったと?
▼青柳「結構好きでしたね。見てた時はNOAHのジュニアで活躍されてた時でGHCジュニアチャンピオンになられた頃。その時にみてました」
――そんな中嶋選手と三冠をかけて戦うことに不思議な感覚もある?
▼青柳「この三冠のベルトを獲ってからというもの、せわしない日々というか、こんな人と戦うのかというのがありましたけど、V5を達成してようやく全日本プロレス自体が僕に傾き始めてきたので、その体制を変えずに青柳優馬がチャンピオンで2023年を終えられたらと思ってますよ」
――前哨戦なしの一発勝負となるが?
▼青柳「結構な連戦の最後でっていうのもあるので、ここは青柳優馬の高スペックぶりが見えてしまうんじゃないかなという自信があるんで。今日の今金から始まって札幌が昼夜の二部制じゃないですか。その夜に三冠戦を行うわけですけど、普通のレスラーならやらないと言ってるでしょうけど、僕はケガなく乗り切ってV6を達成してしまいますよ」
――最近の中嶋選手の試合は見たことがある?
▼青柳「ONE NIGHT DREAM(NOAH7・15後楽園vs宮原)は見ました。見た時に面白いなと。試合がどうじゃなく、当時のファンの気持ちで見てたので」
――ドームで中嶋選手の戦いぶりを間近で見ていると思うが、その時の印象は?
▼青柳「あんまりその時は印象がなくて、ウチのチームが濃すぎたせいで、対戦相手の印象がなかったですね。そのせいで負けたのがあるかもしれないですけど。その時は意識してなかったです。宮原健斗、中嶋勝彦の組み合わせが注目されてたんで、僕は他人事のような感じでした。この二人の間に介入できる人間は佐々木健介さん以外いないので、これは僕がかかわることないなと思ってた矢先だったんで、ここはチャンピオンの力量を見せるところでもありますよね。侵略者を跳ね返して平和な全日本を取り戻したいと思います」
【青柳の話※試合後】「今金町の皆さん、とても温かく迎え入れてくれて、チャンピオン冥利に尽きますね。チャンピオン冥利といえば11月5日の札幌で、なんとV6戦、中嶋勝彦…中嶋のかっちゃんがこの俺にこの俺に挑戦してくるみたいじゃないか。おい、どうなってんだ? 全然決まらなかったクセに俺たちが北海道に行った途端、急に中嶋のかっちゃんの挑戦が決まるとは、どういうこったい!? そんなに俺がチャンピオンでいるのが悔しいのか、全日本プロレス。“自称ピープルズ・チャンピオン"といわれているこの俺が、なぜこんなにも会社から嫌われなきゃいけないんだ! 随分と中嶋のかっちゃんを優遇するじゃねえか。こういう時こそ青柳優馬の真骨頂だ。逆境でこそ輝く男…それが青柳優馬だ。中嶋勝彦、俺の真骨頂を見せてやる」
【宮原の話】「北海道に帰ってきたね! スーパースターが北海道に帰ってきたぞ。俺が一番楽しみにしている今回の北海道のテーマは、前来た時は“声出し"できなかったからな。さあ北海道! 大・大・大・大ケントコールで俺を迎えてくれよ。明日は帯広だ。帯広のみんな、大ケントコールで迎えてくれ。ありがとよ!今金町!」