【DRAGONGATE】復活・悪冠一色がZ-Bratsとバチバチ火花 怒りの八木レフェリーがISHINに一撃 2024/1/10
『OPEN THE NEW YEAR GATE 2024 望月マサアキ デビュー30周年記念大会』後楽園ホール(2024年1月10日) ○加藤良輝&シュン・スカイウォーカー&ISHINvs近藤修司&菅原拓也&大鷲透× 久々に復活した悪冠一色がZ-Bratsとの極悪軍団対決でバチバチの火花を散らした。試合は悪冠一色の反則負けに。試合後のZ-Bratsの暴走に怒った八木隆行レフェリーがISHINに蹴りを入れる場面も見られた。 悪冠一色は2003年にDRAGONGATEで生まれた極悪ユニット。3人の他に“brother"YASSHIや高木“ジェット"省吾も所属していたが、2004年末に素行不良を理由にメンバー全員が解雇された過去を持つ。その後、各選手は新天地で活躍し、しばらくDRAGONGATEマットから遠ざかっていたが、近年はそれぞれ参戦が実現。2019年の20周年興行では悪冠一色が復活した。 久々に集結した悪冠一色の3人は、現在のヒールユニット・Z-Bratsのシュン&ISHIN&加藤と対戦した。あとから入場したZ-Bratsは悪冠一色をリングから排除。シュンは「お前たちが上がるリングじゃないんだよ。悪冠一色? 知らねえよ、そんなもん。思い出作り、同窓会がしたいんだったら、もっと安いリングでやってくれ。お前らがこのリングに上がるな。帰れ!」と糾弾し、場外乱闘に突入する。 序盤からZ-Bratsは反則上等の無法ファイトを展開。ISHINはTシャツやむき出しになったコーナー金具を使って菅原を暴行する。シュンも「お前、誰だよ?」と嘲笑しながらいたぶった。 しかし、大鷲が巻き返しに出る。普段のコミカルなファイトを封印し、荒々しくフロントハイキックを連発すると、合間にルチャ流の動きも披露。チョップ合戦でもシュンを圧倒した。ISHINがボックス攻撃を連発して強引にペースを強奪すると、再び菅原が捕まるが、今度は近藤が大暴れ。Z-Bratsの集中砲火を受けても闘志は消えず、ISHINを馬乗りナックルパンチで殴りつけると、シュン&加藤をブルドッキングヘッドロック&ランニングネックブリーカードロップで黙らせた。 そして、ISHINに照準。近藤&大鷲がサンドイッチラリアット、サンドイッチ延髄斬りを決めると、菅原は十三不塔で叩きつける。すかさず近藤がキングコングラリアットを振り抜いた。が、セコンドのKAIがレフェリーのカウントを妨害するとリングは無法地帯に。代わって八木レフェリーがリングに入ると、イスを持ち込んだ田中を止めるが、大鷲がそのイスを強奪。ブチ切れて田中のみならず、止める八木レフェリーを突き飛ばしたため、悪冠一色の反則負けという裁定が下された。 勝敗がついても気にせず、シュンもパイプイスを持ち込み、悪冠一色を制裁。収まらないZ-Bratsの面々は八木レフェリーに詰め寄って、暴行を加えた。すると、菅原がイスを持ち込んでZ-Bratsを威嚇。すかさず近藤と大鷲がISHINを羽交い締めにする。かつてプロレスラーだった八木レフェリーは同世代の悪冠一色の暴れっぷりに触発されたのか、ISHINにフロントハイキックを一撃。暴行を受けた憂さを晴らした。 極悪軍団対決の決着は持ち越しに。大鷲は「かつて我々、悪冠一色を結成した時の名付け親は望月さんであって。そんな望月さんを悪冠一色に入れて2ヵ月で追放したけども、それもいい思い出で」と望月との思い出を明かし、「今日、望月さんの30周年に花を添えに来たはずなのに。何だ? あいつらのやり方はよ。俺らはな、ヒールでもちゃんと筋の通ったヒールしてきたんだ。試合をぶっ壊すようなヒールは俺らしてきてねえんだよ」とZ-Bratsに怒りをあらわにした。 目を引いたのは八木レフェリーの攻撃。近藤が「最後、八木さんが全部持ってったよ」と指摘すると、大鷲は「八木は私の同期の七期生なんでね。あの蹴りがあったら、もう一回ぐらい試合できると思う」と八木レフェリーの復帰に太鼓判を押していた。 【試合後の近藤&大鷲&菅原】 ▼大鷲「今日はなんつっても俺らが来たっていう理由の一つ、望月さんの30周年ってのがあって。かつて我々、悪冠一色を結成した時の名付け親は望月さんであって。そんな望月さんを悪冠一色に入れて2ヵ月で追放したけども、それもいい思い出で。1周、2周、3周ぐらい回って我々、今日、望月さんの30周年に花を添えに来たはずなのに。何だ? あいつらのやり方はよ。俺らはな、ヒールでもちゃんと筋の通ったヒールしてきたんだ。試合をぶっ壊すようなヒールは俺らしてきてねえんだよ。これが何だ? Z世代か?」 ▼菅原「Z世代? 言葉がないよね。ある? なんか」 ▼近藤「最後、八木さんが全部持ってったよ」 ▼大鷲「八木は私の同期の七期生なんでね。あの蹴りがあったら、もう一回ぐらい試合できると思う。どう?」 ▼近藤「本人に聞いてくれ」 ▼菅原「今日のでケガしてなきゃいいけどな。大丈夫かな」 ▼近藤「アキレス腱切ってるかもしれない」 ▼大鷲「アキレス腱、大丈夫?」
『OPEN THE NEW YEAR GATE 2024 望月マサアキ デビュー30周年記念大会』後楽園ホール(2024年1月10日)
○加藤良輝&シュン・スカイウォーカー&ISHINvs近藤修司&菅原拓也&大鷲透×
久々に復活した悪冠一色がZ-Bratsとの極悪軍団対決でバチバチの火花を散らした。試合は悪冠一色の反則負けに。試合後のZ-Bratsの暴走に怒った八木隆行レフェリーがISHINに蹴りを入れる場面も見られた。
悪冠一色は2003年にDRAGONGATEで生まれた極悪ユニット。3人の他に“brother"YASSHIや高木“ジェット"省吾も所属していたが、2004年末に素行不良を理由にメンバー全員が解雇された過去を持つ。その後、各選手は新天地で活躍し、しばらくDRAGONGATEマットから遠ざかっていたが、近年はそれぞれ参戦が実現。2019年の20周年興行では悪冠一色が復活した。
久々に集結した悪冠一色の3人は、現在のヒールユニット・Z-Bratsのシュン&ISHIN&加藤と対戦した。あとから入場したZ-Bratsは悪冠一色をリングから排除。シュンは「お前たちが上がるリングじゃないんだよ。悪冠一色? 知らねえよ、そんなもん。思い出作り、同窓会がしたいんだったら、もっと安いリングでやってくれ。お前らがこのリングに上がるな。帰れ!」と糾弾し、場外乱闘に突入する。
序盤からZ-Bratsは反則上等の無法ファイトを展開。ISHINはTシャツやむき出しになったコーナー金具を使って菅原を暴行する。シュンも「お前、誰だよ?」と嘲笑しながらいたぶった。
しかし、大鷲が巻き返しに出る。普段のコミカルなファイトを封印し、荒々しくフロントハイキックを連発すると、合間にルチャ流の動きも披露。チョップ合戦でもシュンを圧倒した。ISHINがボックス攻撃を連発して強引にペースを強奪すると、再び菅原が捕まるが、今度は近藤が大暴れ。Z-Bratsの集中砲火を受けても闘志は消えず、ISHINを馬乗りナックルパンチで殴りつけると、シュン&加藤をブルドッキングヘッドロック&ランニングネックブリーカードロップで黙らせた。
そして、ISHINに照準。近藤&大鷲がサンドイッチラリアット、サンドイッチ延髄斬りを決めると、菅原は十三不塔で叩きつける。すかさず近藤がキングコングラリアットを振り抜いた。が、セコンドのKAIがレフェリーのカウントを妨害するとリングは無法地帯に。代わって八木レフェリーがリングに入ると、イスを持ち込んだ田中を止めるが、大鷲がそのイスを強奪。ブチ切れて田中のみならず、止める八木レフェリーを突き飛ばしたため、悪冠一色の反則負けという裁定が下された。
勝敗がついても気にせず、シュンもパイプイスを持ち込み、悪冠一色を制裁。収まらないZ-Bratsの面々は八木レフェリーに詰め寄って、暴行を加えた。すると、菅原がイスを持ち込んでZ-Bratsを威嚇。すかさず近藤と大鷲がISHINを羽交い締めにする。かつてプロレスラーだった八木レフェリーは同世代の悪冠一色の暴れっぷりに触発されたのか、ISHINにフロントハイキックを一撃。暴行を受けた憂さを晴らした。
極悪軍団対決の決着は持ち越しに。大鷲は「かつて我々、悪冠一色を結成した時の名付け親は望月さんであって。そんな望月さんを悪冠一色に入れて2ヵ月で追放したけども、それもいい思い出で」と望月との思い出を明かし、「今日、望月さんの30周年に花を添えに来たはずなのに。何だ? あいつらのやり方はよ。俺らはな、ヒールでもちゃんと筋の通ったヒールしてきたんだ。試合をぶっ壊すようなヒールは俺らしてきてねえんだよ」とZ-Bratsに怒りをあらわにした。
目を引いたのは八木レフェリーの攻撃。近藤が「最後、八木さんが全部持ってったよ」と指摘すると、大鷲は「八木は私の同期の七期生なんでね。あの蹴りがあったら、もう一回ぐらい試合できると思う」と八木レフェリーの復帰に太鼓判を押していた。
【試合後の近藤&大鷲&菅原】
▼大鷲「今日はなんつっても俺らが来たっていう理由の一つ、望月さんの30周年ってのがあって。かつて我々、悪冠一色を結成した時の名付け親は望月さんであって。そんな望月さんを悪冠一色に入れて2ヵ月で追放したけども、それもいい思い出で。1周、2周、3周ぐらい回って我々、今日、望月さんの30周年に花を添えに来たはずなのに。何だ? あいつらのやり方はよ。俺らはな、ヒールでもちゃんと筋の通ったヒールしてきたんだ。試合をぶっ壊すようなヒールは俺らしてきてねえんだよ。これが何だ? Z世代か?」
▼菅原「Z世代? 言葉がないよね。ある? なんか」
▼近藤「最後、八木さんが全部持ってったよ」
▼大鷲「八木は私の同期の七期生なんでね。あの蹴りがあったら、もう一回ぐらい試合できると思う。どう?」
▼近藤「本人に聞いてくれ」
▼菅原「今日のでケガしてなきゃいいけどな。大丈夫かな」
▼近藤「アキレス腱切ってるかもしれない」
▼大鷲「アキレス腱、大丈夫?」