【DRAGONGATE】シュンが妄言連発で大暴走 マンテ&豹とKAMEI勧誘合戦 2024/1/10

『OPEN THE NEW YEAR GATE 2024 望月マサアキ デビュー30周年記念大会』後楽園ホール(2024年1月10日)
○JACKY“FUNKY”KAMEI&BIGBOSS清水vs望月ススム&神田ヤスシ×

 シュンがマンテ&豹と再びKAMEI勧誘合戦を展開。妄想が止まらないシュンは「KAMEIは心の中でこう言ってる。『シュン・スカイウォーカーと共に戦いたい』って」と言い張ると、ついには脳内で勝手に会話まで始めた。

 現在はNATURAL VIBESに所属しているKAMEIだが、シュンとマンテ&豹がそれぞれ自分たちのユニットに勧誘中。KAMEI自身は困惑するばかりだが、この日、さらに混乱に拍車がかかった。

 KAMEIはNATURAL VIBESの盟友・清水と組んで、M3Kのススム&神田と対戦。序盤から一方的に攻め込まれたKAMEIは、清水との連係で活路を開いたものの、神田のジョン・ウー、ススムのジャンボの勝ち!を連続して食らって大ピンチに。清水のボディプレス誤爆まで続いたが、最後まで勝負を捨てず、神田が再びジョン・ウーを放った瞬間、上手く避けると、すぐさま“JACKY"ナイフでクルリ。逆転の勝利を手にした。

 そんなKAMEIの前に現れたのがマンテと豹だ。マンテは明日(11日)の後楽園大会でKAMEIとのシングルマッチが組まれており、そこで思いの丈をぶつけるつもり。流暢な日本語で「カメチャン、勝利おめでとう。本当に凄いね。カメチャン、明日シングルマッチ楽しみだね。頑張りましょう! カメチャン、本当に愛してます」とメキシコ人らしく真っ直ぐに気持ちを言葉にした。

 豹も「何回も言うようだけど、俺たちビッグハグには君の力が必要だ。でも、俺たちはシュンと違って、無理矢理に勧誘するつもりはない。明日の後楽園のシングルマッチでマンテの気持ちを汲み取ってくれ。熱い試合、期待しているよ」と熱いメッセージを送る。そして、マンテが「カメチャン、明日よろしくお願いします!」と握手を求めるが、そこにシュンが割って入ってきた。

 「帰れ」コールの中、マイクを持ったシュンは「おい、お前ら、年は明けたんだぞ。いつまでそんな独善的な勧誘してるんだ。お前たちが帰れ。人の気持ちをないがしろにして、KAMEIを理由しようとする。お前らほど最低な人間はいないよ」と独自理論を展開してマンテ&豹を糾弾。さらに、「KAMEIの心の声を聞け。聞こえるか、KAMEIの心の叫びが。KAMEIは心の中でこう言ってる。『シュン・スカイウォーカーと共に戦いたい』って」と勝手にKAMEIの思いまで代弁し始めた。

 呆れた様子の豹が「そんなこと言っているわけねえだろ。どこからどうみてもお前はKAMEIにムチャクチャ嫌われてるぞ」とツッコむが、シュンの妄想は止まらない。「KAMEIを利用するなんてNATURAL VIBESのKzyと一緒だよ。あいつと同じ、お前も害悪だ。KAMEIの心の声を聞けって何度も言ってるだろ」と言い張った。

 シュンと豹は明日の後楽園大会のメインイベントで一騎打ちが組まれている。それに向けてシュンは「豹。お前わかってんのか。KAMEIがどうとか言っている場合じゃないだろ。お前は明日の後楽園2日目のメインイベント、天上人であられるシュン・スカイウォーカー、この俺とシングルマッチするんだよ。それ、わかってんのか? お前みたいな身分不相応な分際で俺の前に立てること、まずはその感謝が必要なんじゃねえのか。お前、明日覚悟しとけよ」と凄まじい上から目線で通告した。

 妄言はこれにとどまらない。「いいこと、思いついた」とマスク越しからもわかるほど不敵な笑みを浮かべると、「KAMEI、うんうん、OK、OK」とKAMEIが何も反応していないにもかかわらず、妄想で会話をし始める。観客がドン引きする中、気にせずシュンは「明日のメインイベント、シュン・スカイウォーカー対豹、KAMEIがリングサイドで観戦します。楽しみだなあ!」と断言した。これにはKAMEIも困惑するしかなく、明日の後楽園大会に向けて、さらに暗雲が立ちこめた。


【試合後のKAMEI、豹&マンテ】

▼豹「カメちゃん! わかった、わかった。明日マンテとのシングルでマンテの気持ち、しっかり受け取ってくれ。そしてメイン、セコンド? セコンドじゃない。リング周りで観戦するのかわかんないけど、俺の試合もしっかり見てほしい。カメちゃん、どっちに入った方がいいか、しっかり考えてくれ。カメちゃん、いい返事を期待してるよ」

▼KAMEI「やめてくれ…」

▼豹「しつこくすると嫌われちゃうから。俺たちはシュンと違ってしつこくしないから」

▼KAMEI「もういい、さっさと帰れお前ら!」

▼マンテ「カメチャン、アシタ、タノシミダネ!」

※豹とマンテが去ると

▼KAMEI「どうなってんだ? まあ、とにかく明日はマンテとのシングルマッチ。熱い試合したいと思います。そして、あいつらが何と言おうと俺はNATURAL VIBESのJACKY“FUNKY"KAMEIだ。皆さん、明日応援よろしくお願いします。ポン!」