【全日本】めんそーれV1戦でいきなり陥落 立花がGAORA王座奪取 2024/1/14

『新春ジャイアントシリーズ2024〜渕正信デビュー50周年&70歳バースデー記念大会〜』後楽園ホール(2024年1月14日)
GAORA TVチャンピオンシップ ○立花誠吾vsブラックめんそーれ×

 めんそーれが初防衛戦でいきなり陥落。立花がGAORA TV王座奪取を果たした。

 めんそーれは1・2後楽園大会でGLEATの田中稔を破ってGAORA王座を奪還。試合後、立花が挑戦を表明し、この日の初防衛戦を迎えた。自身のSNSに赤いベルトとの写真を連日投稿。GAORA愛を表現してきたが、V1戦で思いがけない結果が待ち受けていた。

 立花に出鼻をくじかれためんそーれだったが、右腕攻めでペースを奪い取る。立花がノータッチトペコンヒーロで挽回しても、連発狙いはドロップキックをカウンターで浴びせて阻止。顔をガードする立花にトラースキックを浴びせて、腕にさらなるダメージを蓄積させると、コーナー2段目からダイビングフットスタンプを投下。一気にスネークスパイクで仕留めにかかった。

 これを回避した立花はスピアーで逆転。急角度のバックドロップでぶん投げる。めんそーれは何度も丸め込んで3カウントを迫るも立花は止まらず、イケメン落としで叩きつけた。さらに、えびす落としでもぶん投げると、粘るめんそーれにヤンキーハンマー(走り込んでの後頭部へのエルボースタンプ)をズバリ。3カウントをもぎ取った。

 めんそーれが立花に敗れ、初防衛に失敗。戴冠からわずか12日で陥落の憂き目にあってしまった。立花は全日本でのシングル初栄冠。WRESTLE-1時代に第3代W-1リザルト王者となって以来、2度目のシングルベルト獲りとなった。めんそーれは潔く敗北を認め、自ら立花の腰にベルトを巻いて祝福。2人はハブポーズを合わせて、健闘を称え合った。

 パートナーの黒潮TOKYOジャパンにも祝福された立花は「全日本にコロナになってから出始めて、もう4年近くだな。アジアタッグは1回獲ったけど、シングルのベルトは初めてだぞ、コノヤロー。今はそれぐらい変わりつつあるぞ。俺から目を離すんじゃねえぞ」と喜びをあらわに。「俺が全日本で面白い面白い防衛戦いっぱいやってやるからよ。楽しみにしとけ、コノヤロー」と予告した。さっそく黒潮が「いつかてめぇからGAORAぶんどってやるよ」とアピールしたが、立花は「お前の挑戦なんか受けるか」と拒否した。

【試合後の立花、黒潮】

▼立花「チャンピオンになったぞ!」

▼黒潮「おめでとうーー!!!」

▼立花「おお。ありがとな。第2試合終わりでセコンド付いて。まあまあ、そんなことはいいや」

▼黒潮「そんなこと言うな、お前」

▼立花「とにかく全日本にコロナになってから出始めて、もう4年近くだな。アジアタッグは1回獲ったけど、シングルのベルトは初めてだぞ、コノヤロー。今はそれぐらい変わりつつあるぞ。俺から目を離すんじゃねえぞ、コノヤロー。これからメチャクチャ面白い…(同時に黒潮が喋り始めると)俺が喋ってんだろうが」

▼黒潮「喋ろよ、お前」

▼立花「これから、俺とイケメン…いや、俺が全日本で面白い面白い防衛戦いっぱいやってやるからよ。楽しみにしとけ、コノヤロー。(またも黒潮が同時に喋り始めると)おめえよ」

▼黒潮「なんだよ、オラ」

▼立花「痛えな、テメエ、コノヤロー。あっち行ってろ、ボケ」

※先に立花が去っていく

▼黒潮「いつかてめぇからGAORAぶんどってやるよ」

▼立花「(後ろで聞いていて)お前の挑戦なんか受けるか」

※めんそーれはノーコメント