【ブラッドスポーツ】スミスに大苦戦も…船木が狙い通りのアンクル葬で逆転勝利 2024/6/22
『Bloodsport Bushido』両国国技館(2024年6月22日) ○船木誠勝vsデイビーボーイ・スミスJr.× 船木がスミスに大苦戦を強いられながらも、自身が日本に持ち込んだアンクルホールドで逆転勝利を決めた。 日本のプロレスやキャッチ・アズ・キャッチ・キャンにも造詣が深いスミスはブラッドスポーツ常連選手。初の日本大会ではUWF出身で総合格闘家としても活躍していた大物・船木と注目の対決が実現した。両者は2019年3月のストロンスタイルプロレス後楽園大会で一度だけタッグマッチで対戦。一騎打ちは今回は初めてとなった。 ローキックを何発も放ってけん制する船木に対し、スミスは蹴り足をキャッチしてグラウンドに持ち込む。ガードを固めた船木はスタンドに戻し、ローキックを見舞ったが、組みついたスミスは投げを打ってケサ固めへ。馬乗りになるとヘッドシザースで動きを止め、サイドを取ってエルボースタンプを何発か振り下ろした。 猪木アリ状態から側転を披露したスミスは、船木がローキック、ミドルキックで応戦しても、バックドロップでぶん投げた。すかさずシャープシューターを仕掛けたが、船木もステップオーバーさせず。アンクルホールドで絞め上げて逆転のタップを奪った。 船木がスミスのパワーとテクニックに苦しめられながらも逆転勝利。自らが日本に持ち込んだアンクルホールドでタップを奪った。 「35キロぐらい差があるんで、上になられると、本当に防ぐのが精一杯ですね。ローキックがちょっと効いてたんで、そこを狙おうと思ったんですけど、途中グラウンドで時間を取られたんで」と船木。苦しい展開が続いたものの、最後の切り返しは以前から考えていた形で「サソリ固めを回って足首を取るというのは、昔から考えてました。あまりサソリを使う人いないですよね。長州さんも辞めちゃったんで。でも、こうやってたまに出る時があるので、そういう時はちゃんとこうやってやろうと考えてました」と狙い通りだったと明かした。 「違う競技になっちゃうんで。自分はロープあってほしいですね。ロープがあったほうがいいなと再確認しました」とロープがない形には戸惑いを感じていた様子だったが、「でも、声がかかったらやります」 とブラッドスポーツへの継続参戦には前向きだった。 【試合後の船木】 ▼船木「重いですね。35キロぐらい差があるんで、上になられると、本当に防ぐのが精一杯ですね。ローキックがちょっと効いてたんで、そこを狙おうと思ったんですけど、途中グラウンドで時間を取られたんで。最後はちゃんと入って。投げられましたけど、一瞬の返しですね。サソリ固めを回って足首を取るというのは、昔から考えてました。あまりサソリを使う人いないですよね。長州さんも辞めちゃったんで。でも、こうやってたまに出る時があるので、そういう時はちゃんとこうやってやろうと考えてました」 ――ルールについては? ▼船木「やっぱりロープがないんで。自分はいつもフットワークを使うんですけど、あんまりフットワークを使っていたら、ストンと落ちちゃったらどうしようかなってそれを気にしてたので。なんとなく周りが暗いんで、暗い部分が近くなったら、あんまり後ろに行っちゃダメだなって気にしながらやってましたんで。真ん中真ん中を取っていこうと思ったんですけど、やっぱり蹴り合いとかやっているうちに距離が。ちょっと気になりますね。ロープあったほうがいいです。それから落ちない平面のほうがいいなと思いました。それ以外は一緒です。エスケープなしで、3カウントなしで、ギブアップ、ノックアウト。一番シンプルでいいと思います」 ――また出たい? ▼船木「リングに段があるのがちょっと嫌ですね。違う競技になっちゃうんで。自分はロープあってほしいですね。ロープがあったほうがいいなと再確認しました。でも、声がかかったらやります」
『Bloodsport Bushido』両国国技館(2024年6月22日)
○船木誠勝vsデイビーボーイ・スミスJr.×
船木がスミスに大苦戦を強いられながらも、自身が日本に持ち込んだアンクルホールドで逆転勝利を決めた。
日本のプロレスやキャッチ・アズ・キャッチ・キャンにも造詣が深いスミスはブラッドスポーツ常連選手。初の日本大会ではUWF出身で総合格闘家としても活躍していた大物・船木と注目の対決が実現した。両者は2019年3月のストロンスタイルプロレス後楽園大会で一度だけタッグマッチで対戦。一騎打ちは今回は初めてとなった。
ローキックを何発も放ってけん制する船木に対し、スミスは蹴り足をキャッチしてグラウンドに持ち込む。ガードを固めた船木はスタンドに戻し、ローキックを見舞ったが、組みついたスミスは投げを打ってケサ固めへ。馬乗りになるとヘッドシザースで動きを止め、サイドを取ってエルボースタンプを何発か振り下ろした。
猪木アリ状態から側転を披露したスミスは、船木がローキック、ミドルキックで応戦しても、バックドロップでぶん投げた。すかさずシャープシューターを仕掛けたが、船木もステップオーバーさせず。アンクルホールドで絞め上げて逆転のタップを奪った。
船木がスミスのパワーとテクニックに苦しめられながらも逆転勝利。自らが日本に持ち込んだアンクルホールドでタップを奪った。
「35キロぐらい差があるんで、上になられると、本当に防ぐのが精一杯ですね。ローキックがちょっと効いてたんで、そこを狙おうと思ったんですけど、途中グラウンドで時間を取られたんで」と船木。苦しい展開が続いたものの、最後の切り返しは以前から考えていた形で「サソリ固めを回って足首を取るというのは、昔から考えてました。あまりサソリを使う人いないですよね。長州さんも辞めちゃったんで。でも、こうやってたまに出る時があるので、そういう時はちゃんとこうやってやろうと考えてました」と狙い通りだったと明かした。
「違う競技になっちゃうんで。自分はロープあってほしいですね。ロープがあったほうがいいなと再確認しました」とロープがない形には戸惑いを感じていた様子だったが、「でも、声がかかったらやります」 とブラッドスポーツへの継続参戦には前向きだった。
【試合後の船木】
▼船木「重いですね。35キロぐらい差があるんで、上になられると、本当に防ぐのが精一杯ですね。ローキックがちょっと効いてたんで、そこを狙おうと思ったんですけど、途中グラウンドで時間を取られたんで。最後はちゃんと入って。投げられましたけど、一瞬の返しですね。サソリ固めを回って足首を取るというのは、昔から考えてました。あまりサソリを使う人いないですよね。長州さんも辞めちゃったんで。でも、こうやってたまに出る時があるので、そういう時はちゃんとこうやってやろうと考えてました」
――ルールについては?
▼船木「やっぱりロープがないんで。自分はいつもフットワークを使うんですけど、あんまりフットワークを使っていたら、ストンと落ちちゃったらどうしようかなってそれを気にしてたので。なんとなく周りが暗いんで、暗い部分が近くなったら、あんまり後ろに行っちゃダメだなって気にしながらやってましたんで。真ん中真ん中を取っていこうと思ったんですけど、やっぱり蹴り合いとかやっているうちに距離が。ちょっと気になりますね。ロープあったほうがいいです。それから落ちない平面のほうがいいなと思いました。それ以外は一緒です。エスケープなしで、3カウントなしで、ギブアップ、ノックアウト。一番シンプルでいいと思います」
――また出たい?
▼船木「リングに段があるのがちょっと嫌ですね。違う競技になっちゃうんで。自分はロープあってほしいですね。ロープがあったほうがいいなと再確認しました。でも、声がかかったらやります」