【WWE】マッキンタイアとの死闘から2日 パンクが休養宣言、復帰エールのロリンズはリードに対戦要求 2024/10/8

 ロウが現地時間7日、ミズーリ州セントルイスで行われ、CMパンクが休養を宣言。セス“フリーキン"ロリンズは怨敵ブロンソン・リードに対戦を要求した。

 パンクは10・5『バッド・ブラッド』でドリュー・マッキンタイアと今年3度目の対決。大流血戦となったヘル・イン・ア・セル戦を制し、遺恨に決着をつけた。

 その代償として肉体的なダメージは尋常ではなかった。パンクはこの日、足を引きずりながらオープニングに現れたものの、花道で立ち止まってリングに上がることすらできず。「地獄の週末だった。見ての通り本当は来られる状態じゃなかった。リングまで歩けないレベルだ。笑うのも痛いぐらいだ。正直、今生きているのが信じられない」と切り出すと、「試合には勝ったが、実感がない。試合後、地獄のドアを閉めた時は最高だった」と振り返った。

 一方でマッキンタイアと決着をつけた今の心境を「あの試合を終えて思ったんだ。CMパンクはここからどこに向かうのかと。人生でこれだけ痛つけめられたことはない。この先どうなるか本当に分からない」と話した。ファン、選手、スタッフに感謝を述べたパンクは「家に5週間も帰っていないから妻に花束を買って帰らないとな。みんな、ありがとう。いつまた会えるかわからないが、本当にありがとう」とファンにしばしの別れを告げ、休養を宣言した。

 そこへ現れたのがロリンズ。入場ゲート前で二人が視線を交わすと、パンクは去っていった。「CMパンク、早く治して戻ってこい。俺がボコボコにして本当に引退させてやるからよ!」とメッセージを送ったロリンズは「俺はブロンソン・リードを破壊するために戻ってきた」と宣言。この日、リードは不在だったが、ロリンズは「よく聞け。2ヵ月前、よくも奇襲しやがったな。何のためだ? 名を上げたかったのか? 6回スプラッシュを食らってお前の名前は覚えた。有名になりたいんだな? クソガキ、叶えてやるよ。セス“フリーキン"ロリンズvsブロンソン・リードの一騎打ちだ。時間と場所はてめえが決めろ!」とシングル対決を迫った。

 ロリンズは8・5ロウでリードのツナミ6連発によって病院送りにされて欠場。先週のロウで電撃復帰を果たし、リードを襲撃してカーブストンプをお見舞いした。それでも怒りは収まらず、直接対決で完全に報復を遂げる構えだ。

 今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。