【新日本】ザックが鷹木撃破でIWGP世界ヘビー熱闘V2 ドーム2連戦へ海野名乗り、リコシェも乱入表明 2024/11/4
『POWER STRUGGLE〜SUPER Jr.TAG LEAGUE 2024〜』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)(2024年11月4日) IWGP世界ヘビー級選手権試合 ○ザック・セイバーJr.vs鷹木信悟× ザックが鷹木との王者対決を制して、IWGP世界ヘビー級王座V2を果たした。試合後、海野翔太が再び挑戦をアピールすると、AEWのリコシェが乱入してこちらも挑戦表明。来年の1・4&1・5東京ドーム大会に向けて、2人の挑戦者が浮上した。 10・14両国大会で内藤哲也を下し、IWGP世界ヘビー級王座初戴冠を果たしたザック。G1制覇に続く栄冠を手にすると、10・20ロンドン大会ではSANADAを返り討ちにして早くも初防衛に成功した。迎えた2度目の防衛戦ではNEVER王者の鷹木を迎え撃つことに。両者の対戦は今年3度目。G1公式戦では鷹木が勝利したものの、G1優勝決定トーナメント準決勝ではザックが雪辱。2人は大阪大会のメインで決着戦に臨んだ。 これまで何度も激闘を繰り広げてきただけに、序盤は先の読み合いに。ザックは首攻めでリズムを刻むと、執ような右腕攻めにシフト。しかし、鷹木もデスバレーボムなのでスキを突いて抵抗を見せると、痛む右腕でパンピングボンバーをぶち込み、両者大の字に持ち込んだ。 鷹木はリング中央でWARスペシャルに持ち込むと、立ち上がろうとするザックをタイガースープレックスで投げ捨てる。再びパンピング弾もさく裂。ならばとザックはグラウンドに引きずり込み、横三角絞めへ。屈しない鷹木は王者を担ぎ上げて、そのままコーナーに上がり、奥の手STAY DREAM(雪崩式変型デスバレーボム)を敢行した。MADE IN JAPANもさく裂する。 肩を上げたザックは必殺ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを防ぐと、今度は足攻めで活路。挽回を狙う鷹木をザックドライバーで突き刺した。しかし、連発を決めさせない鷹木は怒とうの追い上げを見せ、胴絞めスリーパーに捕らえてギブアップ寸前まで追い詰める。 ザックは大ピンチを迎えたものの、ギリギリでロープに足が届く。鷹木の攻勢に苦しみながらも、首に飛びついたザックはスイング式DDTから流れるようにセイバードライバーをズバリ。フォールを返した鷹木の足に飛びつき、アキレス腱固めに持ち込んだ。そして、変型ヒールホールドに移行。耐えに耐えた鷹木がロープに逃れると、場内はドッと沸く。 粘る鷹木は掟破りの逆ザックドライバーから強引にラスト・オブ・ザ・ドラゴンを繰り出す。しかし、痛めつけられた足に痛みが走り、即座にフォールできず、勝負は継続となる。鷹木は痛む右腕でこん身のパンピングボンバーを決めるも、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンは不発。ザックは投げ捨てジャーマンでイーブンに戻した。ラリアットは相打ちに終わるが、ザックは低空ドロップキックで鷹木を棒立ちにさせると、足を固めた状態から決める変型ザックドライバーで熱戦に終止符を打った。 ザックが鷹木を下してIWGP世界ヘビー級王座V2。リングを去る鷹木に「鷹木、めっちゃ痛いよ。でも、ありがとう」と日本語でメッセージを送ったザックは「次の挑戦者は誰ですか? どうぞ。時間ないよ」とアピールした。 ここで現れたのは以前からIWGP世界王座挑戦をアピールしていた海野。客席からはブーイングも巻き起こるが、海野は英語で挑戦表明をぶち上げた。ザックが「英語全然知らないよ。日本語がいい」と返すと、海野は「自分は挑戦者だから、何も言わない。いつでもどこでも準備ができている。問題ない。チャンピオンであるザックさんが決めてくれ。よろしくお願いします」と改めて宣言。ザックは「翔太君、いつでもいいよ。頑張ってね」と応じ、2人は握手を交わして対戦に同意した。 リングに残ったザックは「今年のドリームは3つだね。1つはG1優勝、2つはIWGP世界ヘビー級チャンピオン、3つは東京ドームメインイベントだ! 大阪の皆さん、おおきにありがとうね」と締めくくったが、ここで事件が起きた。 突然、AEWで活躍するリコシェが乱入。スーツ姿のままザックにスワンダイブ式ラリアットを放って叩き潰す。「リコシェ」コールに包まれると、日本語で「オーサカ、久しぶり」とあいさつしたリコシェは、「皆に、そして自分自身に対して、俺の中の燃える炎が、これまでになく明るく燃えていることを証明するために、お前からその王座を奪う。俺がここ日本でまだ力があることを証明するいい機会はこれ以上ないだろう」とIWGP世界ヘビー級王座への挑戦を表明。舞台を1・5東京ドーム大会に指定した。 リコシェは「別れのプレゼントを置いていこう」とさらにザックへ攻撃を加えようとするが、ここでリングに戻った海野が割って入る。「お前の噛ませ犬じゃねえんだ」と吠えるが、錯乱状態のザックは海野を場外に蹴散らし、花道を下がるリコシェに罵声を浴びせた。ブチ切れた海野がザックをデスライダーで突き刺してKO。ブーイングが飛ぶ中で「俺は噛ませ犬じゃねえからな。俺から目を離すんじゃねえよ」と叫んだ。 鷹木を下したばかりのザックの前に、海野とリコシェが登場。次期挑戦者として急浮上した。リコシェは1・5東京ドーム大会を明確に舞台として指名した一方、海野は「チャンピオンが決めてくれ」と決断を王者に託したが、ザックは「会社が決めていい」「いつでもいい」と語るにとどまった。 2011年を最後に、11月の大阪大会以降でIWGP世界ヘビー級戦が行われたことはない。例年だと1・4東京ドーム大会が次なる防衛戦の舞台となるが、海野の挑戦はどこで実現するのだろうか。 【試合後のザック】 ▼ザック「なんだったんだ、あれは?俺はやり遂げたかった。(※日本語で)今年の秋、もっと面白い(※英語に戻り)面白いことになったのかもしれないな。(※日本語で)リコシェ……お帰りなさい、ハゲ。(※英語に戻り)お前は世界を回ったかもしれないけど、髪は全く生えなかったんだな? (増毛で有名な)トルコは行かなかったようだな。おかえり、リコシェ。お前は世界で最強のプロレスラーの一人だ。だからお前のようなヤツから新日本への復帰第一戦でこのIWGP世界ヘビー級王座を狙うというのは喜ばしいことなのかもな。俺はどんな挑戦も受けて立つ。髪があってもなくてもだ。リコシェ、『WRESTLE DYNASTY』ではAEWのどのアホづらでもいいと言った。お前はイチバンのアホづらだ(※日本語で)やりましょう。(※英語に戻り)そして、翔太(※日本語で)いつでも良いよ。(※英語に戻り)この王座を防衛できる限り防衛すると言ってきた。(※日本語で)自分のチョイスじゃないね。いつでも良いよ。(※英語に戻り)会社が決めていい。俺が流れを変える。王者になって2週間が経った。この2週間で、2回の防衛を2つの大陸で成し遂げた。何度でもやってやる。ダブルドーム。2倍大変だけど、素敵じゃないか。すごく素敵。TMDKにとって複雑な夜になった。(※祝杯用の缶ビールを手に取り日本語で)今日、飲めない。(※英語に戻り)今夜は祝杯はあげられない。コークン(藤田)とロビー。ジュニアヘビー級で最高のタッグチームだ。本当におめでとう。マイクとシェイン……俺たちは倒されてきた。でも、何度も立ち上がる。俺たちはひざまづかない、なぜなら俺たちは強いから。マイクとシェイン、次はヘビー級タッグリーグだ。メジャーなトーナメント3つ、全部俺たちで乗っ取ろうぜ。マイクとシェイン。ヘビー級タッグチームでトップに立つ奴らだ。(※日本語で)多分もうすぐ忙しいな。 楽しみよ。楽しみ。(※英語に戻り)この王座を獲ってから、俺は世界最強のテクニカルレスラーでいることは辞めた。それでも、このザック・セイバー Jr.が世界最強のプロレスラーであることを世界に証明し続けてやる。その前にやるべきことがある。(※記者に対し)やあ、ハンサム。質問があるかい?」 ――チャレンジャーとして名を挙げた海野選手はチャンピオンにどこで挑戦するか決めて欲しいと言っていたが、今、ザック選手はチャンピオンとして海野選手に決めろという話もあった。海野選手に決めてもらって構わないという認識でいい? ▼ザック「(※日本語で)全然大丈夫よ。いつでもいい。『G1』で勝ったから。(※英語に戻り)あいつは俺が今年リベンジしないといけない最後のヤツだ。これで何勝だ? 20連勝。シングルスで20連勝だ。この王座なしでも俺は新日本のトップのプロレスラーだけど、この王座を獲った今、問答無用だ。翔太、ブーイングにやられるなよ。ブーイングに屈するな。でも、お前は自分でなんとかしないといけない。でもな、(※日本語で)そういう翔太は、面白い。(※英語に戻り)35分もの激戦後にドロップを見舞うなんて。翔太、お前は気合いを入れなおして、モクスリーの影から出てこないといけない。お前の挑戦(※日本語で)どこで、どこで、どこがいい。(※英語に戻り)東京ドームのメインが欲しいなら、お前はもっと真剣にやらないといけないぞ! 俺は東京ドームのメイン戦のレベルに達してる。俺に挑戦したいヤツこそが、俺のレベルまで上げてくるんだ。ビールなんてクソ食らえだ! (※缶ビールを投げ倒し控室へ)」 【鷹木の話】「(ヤングライオンの安田に肩を担がれコメントスペースに登場し、そのまま床に横たわると、安田に対して)靴(リングシューズ)脱がしてくれ。ああ……ぐうの音も出ねえよ、完敗。完敗だよ。何度も、何度も勝てると思った。もう一歩先、もう一歩先のほうに……ああ、イタタタタ……。(※安田にニーパットを外してもらい氷嚢を当ててもらうと)もう一歩、何度も勝てると思ったが、その一歩がえげつない差なのかもしれんな。これでIWGP戦、2022年、2023年、2024年と3年連続3連敗だ。もしかしたら今日の負けによって俺なりにIWGPに対しては区切りをつけなきゃいけないかもしれない。いや、そんなこと言ったら俺らしくねえな! 令和のジャイアン、ジャイアンニズムの俺らしくねえな。確かに今日負けたがNEVERのタイトルは持ってる。ベルト保持者は出られないかもしれない? ふざけんな、そんなの関係ねえよ。こんな負けて、負けて、負けてばかりで2024年終われるか! 『WORLD TAG LEAGUE』出てやるぞ。パートナーは誰でもいい。サンドカン(・ジュニア)でも、(辻)陽太でも、パンチ富永でもいい! 出てやるぞ……。海外でも、他団体でも、チャンスがあれば俺は行く。行くぞ。終わりじゃない。俺の……俺の2024年、20周年イヤー、辰年は終わりじゃない。安田、今日のところは医務室へ行ってくれ。まだまだここからだ! あと2ヵ月! (※安田に肩を担がれ医務室へ向かう)」 【海野の話】「何を言われようと、ブーイングをどれだけ浴びようと、関係ねえよ。俺はSNSと闘っているんじゃねえんだ。リングで闘っているんだ。ザック、いつまでも下に見てんじゃねえぞ。今の状況も、評価も、何もかもブチ壊して、ぜんぶ覆してやるからな。必ずお前からそのIWGP世界ヘビー級チャンピオンを……チャンピオンにシッカリなってそのベルトお前から獲る」 【リコシェの話】「俺は帰ってきた。新日本プロレスに俺、リコシェがまだ日本で影響力があることを証明するために帰ってきた。俺がこれまでやってきたことを皆、忘れているようだ。俺が築き上げたキャリアを忘れているようだ。新日本プロレスで成し遂げてきたことを忘れているようだ。だからこそ、このように衝撃的な登場をして王者に挑戦表明をすること以上に名案はないだろう。ザックとはこれまで共に世界を周ってきた。アメリカ、ヨーロッパ、ドイツ、オーストラリア、そして日本も共にまわり、対戦してきた。でもザック、これは今までと違う。お前も、俺も、これまでとは異なる人生のステージにいる。俺はしばらくここにいなかったけど、帰ってきた。そして俺は今も、まだここで影響力がある。だから1月5日、世界中の人々は俺がこの世のものじゃない存在だということを知らしめてやる」
『POWER STRUGGLE〜SUPER Jr.TAG LEAGUE 2024〜』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)(2024年11月4日)
IWGP世界ヘビー級選手権試合 ○ザック・セイバーJr.vs鷹木信悟×
ザックが鷹木との王者対決を制して、IWGP世界ヘビー級王座V2を果たした。試合後、海野翔太が再び挑戦をアピールすると、AEWのリコシェが乱入してこちらも挑戦表明。来年の1・4&1・5東京ドーム大会に向けて、2人の挑戦者が浮上した。
10・14両国大会で内藤哲也を下し、IWGP世界ヘビー級王座初戴冠を果たしたザック。G1制覇に続く栄冠を手にすると、10・20ロンドン大会ではSANADAを返り討ちにして早くも初防衛に成功した。迎えた2度目の防衛戦ではNEVER王者の鷹木を迎え撃つことに。両者の対戦は今年3度目。G1公式戦では鷹木が勝利したものの、G1優勝決定トーナメント準決勝ではザックが雪辱。2人は大阪大会のメインで決着戦に臨んだ。
これまで何度も激闘を繰り広げてきただけに、序盤は先の読み合いに。ザックは首攻めでリズムを刻むと、執ような右腕攻めにシフト。しかし、鷹木もデスバレーボムなのでスキを突いて抵抗を見せると、痛む右腕でパンピングボンバーをぶち込み、両者大の字に持ち込んだ。
鷹木はリング中央でWARスペシャルに持ち込むと、立ち上がろうとするザックをタイガースープレックスで投げ捨てる。再びパンピング弾もさく裂。ならばとザックはグラウンドに引きずり込み、横三角絞めへ。屈しない鷹木は王者を担ぎ上げて、そのままコーナーに上がり、奥の手STAY DREAM(雪崩式変型デスバレーボム)を敢行した。MADE IN JAPANもさく裂する。
肩を上げたザックは必殺ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを防ぐと、今度は足攻めで活路。挽回を狙う鷹木をザックドライバーで突き刺した。しかし、連発を決めさせない鷹木は怒とうの追い上げを見せ、胴絞めスリーパーに捕らえてギブアップ寸前まで追い詰める。
ザックは大ピンチを迎えたものの、ギリギリでロープに足が届く。鷹木の攻勢に苦しみながらも、首に飛びついたザックはスイング式DDTから流れるようにセイバードライバーをズバリ。フォールを返した鷹木の足に飛びつき、アキレス腱固めに持ち込んだ。そして、変型ヒールホールドに移行。耐えに耐えた鷹木がロープに逃れると、場内はドッと沸く。
粘る鷹木は掟破りの逆ザックドライバーから強引にラスト・オブ・ザ・ドラゴンを繰り出す。しかし、痛めつけられた足に痛みが走り、即座にフォールできず、勝負は継続となる。鷹木は痛む右腕でこん身のパンピングボンバーを決めるも、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンは不発。ザックは投げ捨てジャーマンでイーブンに戻した。ラリアットは相打ちに終わるが、ザックは低空ドロップキックで鷹木を棒立ちにさせると、足を固めた状態から決める変型ザックドライバーで熱戦に終止符を打った。
ザックが鷹木を下してIWGP世界ヘビー級王座V2。リングを去る鷹木に「鷹木、めっちゃ痛いよ。でも、ありがとう」と日本語でメッセージを送ったザックは「次の挑戦者は誰ですか? どうぞ。時間ないよ」とアピールした。
ここで現れたのは以前からIWGP世界王座挑戦をアピールしていた海野。客席からはブーイングも巻き起こるが、海野は英語で挑戦表明をぶち上げた。ザックが「英語全然知らないよ。日本語がいい」と返すと、海野は「自分は挑戦者だから、何も言わない。いつでもどこでも準備ができている。問題ない。チャンピオンであるザックさんが決めてくれ。よろしくお願いします」と改めて宣言。ザックは「翔太君、いつでもいいよ。頑張ってね」と応じ、2人は握手を交わして対戦に同意した。
リングに残ったザックは「今年のドリームは3つだね。1つはG1優勝、2つはIWGP世界ヘビー級チャンピオン、3つは東京ドームメインイベントだ! 大阪の皆さん、おおきにありがとうね」と締めくくったが、ここで事件が起きた。
突然、AEWで活躍するリコシェが乱入。スーツ姿のままザックにスワンダイブ式ラリアットを放って叩き潰す。「リコシェ」コールに包まれると、日本語で「オーサカ、久しぶり」とあいさつしたリコシェは、「皆に、そして自分自身に対して、俺の中の燃える炎が、これまでになく明るく燃えていることを証明するために、お前からその王座を奪う。俺がここ日本でまだ力があることを証明するいい機会はこれ以上ないだろう」とIWGP世界ヘビー級王座への挑戦を表明。舞台を1・5東京ドーム大会に指定した。
リコシェは「別れのプレゼントを置いていこう」とさらにザックへ攻撃を加えようとするが、ここでリングに戻った海野が割って入る。「お前の噛ませ犬じゃねえんだ」と吠えるが、錯乱状態のザックは海野を場外に蹴散らし、花道を下がるリコシェに罵声を浴びせた。ブチ切れた海野がザックをデスライダーで突き刺してKO。ブーイングが飛ぶ中で「俺は噛ませ犬じゃねえからな。俺から目を離すんじゃねえよ」と叫んだ。
鷹木を下したばかりのザックの前に、海野とリコシェが登場。次期挑戦者として急浮上した。リコシェは1・5東京ドーム大会を明確に舞台として指名した一方、海野は「チャンピオンが決めてくれ」と決断を王者に託したが、ザックは「会社が決めていい」「いつでもいい」と語るにとどまった。
2011年を最後に、11月の大阪大会以降でIWGP世界ヘビー級戦が行われたことはない。例年だと1・4東京ドーム大会が次なる防衛戦の舞台となるが、海野の挑戦はどこで実現するのだろうか。
【試合後のザック】
▼ザック「なんだったんだ、あれは?俺はやり遂げたかった。(※日本語で)今年の秋、もっと面白い(※英語に戻り)面白いことになったのかもしれないな。(※日本語で)リコシェ……お帰りなさい、ハゲ。(※英語に戻り)お前は世界を回ったかもしれないけど、髪は全く生えなかったんだな? (増毛で有名な)トルコは行かなかったようだな。おかえり、リコシェ。お前は世界で最強のプロレスラーの一人だ。だからお前のようなヤツから新日本への復帰第一戦でこのIWGP世界ヘビー級王座を狙うというのは喜ばしいことなのかもな。俺はどんな挑戦も受けて立つ。髪があってもなくてもだ。リコシェ、『WRESTLE DYNASTY』ではAEWのどのアホづらでもいいと言った。お前はイチバンのアホづらだ(※日本語で)やりましょう。(※英語に戻り)そして、翔太(※日本語で)いつでも良いよ。(※英語に戻り)この王座を防衛できる限り防衛すると言ってきた。(※日本語で)自分のチョイスじゃないね。いつでも良いよ。(※英語に戻り)会社が決めていい。俺が流れを変える。王者になって2週間が経った。この2週間で、2回の防衛を2つの大陸で成し遂げた。何度でもやってやる。ダブルドーム。2倍大変だけど、素敵じゃないか。すごく素敵。TMDKにとって複雑な夜になった。(※祝杯用の缶ビールを手に取り日本語で)今日、飲めない。(※英語に戻り)今夜は祝杯はあげられない。コークン(藤田)とロビー。ジュニアヘビー級で最高のタッグチームだ。本当におめでとう。マイクとシェイン……俺たちは倒されてきた。でも、何度も立ち上がる。俺たちはひざまづかない、なぜなら俺たちは強いから。マイクとシェイン、次はヘビー級タッグリーグだ。メジャーなトーナメント3つ、全部俺たちで乗っ取ろうぜ。マイクとシェイン。ヘビー級タッグチームでトップに立つ奴らだ。(※日本語で)多分もうすぐ忙しいな。 楽しみよ。楽しみ。(※英語に戻り)この王座を獲ってから、俺は世界最強のテクニカルレスラーでいることは辞めた。それでも、このザック・セイバー Jr.が世界最強のプロレスラーであることを世界に証明し続けてやる。その前にやるべきことがある。(※記者に対し)やあ、ハンサム。質問があるかい?」
――チャレンジャーとして名を挙げた海野選手はチャンピオンにどこで挑戦するか決めて欲しいと言っていたが、今、ザック選手はチャンピオンとして海野選手に決めろという話もあった。海野選手に決めてもらって構わないという認識でいい?
▼ザック「(※日本語で)全然大丈夫よ。いつでもいい。『G1』で勝ったから。(※英語に戻り)あいつは俺が今年リベンジしないといけない最後のヤツだ。これで何勝だ? 20連勝。シングルスで20連勝だ。この王座なしでも俺は新日本のトップのプロレスラーだけど、この王座を獲った今、問答無用だ。翔太、ブーイングにやられるなよ。ブーイングに屈するな。でも、お前は自分でなんとかしないといけない。でもな、(※日本語で)そういう翔太は、面白い。(※英語に戻り)35分もの激戦後にドロップを見舞うなんて。翔太、お前は気合いを入れなおして、モクスリーの影から出てこないといけない。お前の挑戦(※日本語で)どこで、どこで、どこがいい。(※英語に戻り)東京ドームのメインが欲しいなら、お前はもっと真剣にやらないといけないぞ! 俺は東京ドームのメイン戦のレベルに達してる。俺に挑戦したいヤツこそが、俺のレベルまで上げてくるんだ。ビールなんてクソ食らえだ! (※缶ビールを投げ倒し控室へ)」
【鷹木の話】「(ヤングライオンの安田に肩を担がれコメントスペースに登場し、そのまま床に横たわると、安田に対して)靴(リングシューズ)脱がしてくれ。ああ……ぐうの音も出ねえよ、完敗。完敗だよ。何度も、何度も勝てると思った。もう一歩先、もう一歩先のほうに……ああ、イタタタタ……。(※安田にニーパットを外してもらい氷嚢を当ててもらうと)もう一歩、何度も勝てると思ったが、その一歩がえげつない差なのかもしれんな。これでIWGP戦、2022年、2023年、2024年と3年連続3連敗だ。もしかしたら今日の負けによって俺なりにIWGPに対しては区切りをつけなきゃいけないかもしれない。いや、そんなこと言ったら俺らしくねえな! 令和のジャイアン、ジャイアンニズムの俺らしくねえな。確かに今日負けたがNEVERのタイトルは持ってる。ベルト保持者は出られないかもしれない? ふざけんな、そんなの関係ねえよ。こんな負けて、負けて、負けてばかりで2024年終われるか! 『WORLD TAG LEAGUE』出てやるぞ。パートナーは誰でもいい。サンドカン(・ジュニア)でも、(辻)陽太でも、パンチ富永でもいい! 出てやるぞ……。海外でも、他団体でも、チャンスがあれば俺は行く。行くぞ。終わりじゃない。俺の……俺の2024年、20周年イヤー、辰年は終わりじゃない。安田、今日のところは医務室へ行ってくれ。まだまだここからだ! あと2ヵ月! (※安田に肩を担がれ医務室へ向かう)」
【海野の話】「何を言われようと、ブーイングをどれだけ浴びようと、関係ねえよ。俺はSNSと闘っているんじゃねえんだ。リングで闘っているんだ。ザック、いつまでも下に見てんじゃねえぞ。今の状況も、評価も、何もかもブチ壊して、ぜんぶ覆してやるからな。必ずお前からそのIWGP世界ヘビー級チャンピオンを……チャンピオンにシッカリなってそのベルトお前から獲る」
【リコシェの話】「俺は帰ってきた。新日本プロレスに俺、リコシェがまだ日本で影響力があることを証明するために帰ってきた。俺がこれまでやってきたことを皆、忘れているようだ。俺が築き上げたキャリアを忘れているようだ。新日本プロレスで成し遂げてきたことを忘れているようだ。だからこそ、このように衝撃的な登場をして王者に挑戦表明をすること以上に名案はないだろう。ザックとはこれまで共に世界を周ってきた。アメリカ、ヨーロッパ、ドイツ、オーストラリア、そして日本も共にまわり、対戦してきた。でもザック、これは今までと違う。お前も、俺も、これまでとは異なる人生のステージにいる。俺はしばらくここにいなかったけど、帰ってきた。そして俺は今も、まだここで影響力がある。だから1月5日、世界中の人々は俺がこの世のものじゃない存在だということを知らしめてやる」