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　『AEWダイナマイト: ホリデーバッシュ2024』が現地時間18日、ワシントンDCで行われ、ウィル・オスプレイが『AEWコンチネンタル・クラシック』ゴールドリーグ公式戦でダービー・アリンと熱戦を展開したものの敗戦。3戦目にしてリーグ戦初黒星を喫した。

　12・28オーランド大会『ワールズ・エンド2024』で優勝戦が行われるコンチネンタル・クラシック。ゴールドリーグにエントリーしているオスプレイはここまでクラウディオ・カスタニョーリ、コマンデルを破って連勝中。3戦目となったこの日、1勝1敗のアリンと対決した。

　序盤からスピーディーな読み合いで沸かせると、アリンがトペコンヒーロで先手を取った。続くコフィンドロップ(背面式ダイビングセントーン)はオスプレイが回避し、アリンはエプロンに自爆。ここからオスプレイが主導権を握ったが、アリンはセカンドロープに飛び乗ってのトペレベルサで反撃し、前方回転式スタナーをさく裂させた。

　アリンがコーナーに上がると、オスプレイがチーキーナンドスキックで阻止。ヒドゥンブレードを叩き込んだが、ストームブレイカー狙いはアリンが回転エビ固めで切り返した。エルボーを連発するアリンに対し、オスプレイは逆水平連打で応戦。トラースキックで棒立ちにさせ、オスカッターを狙ったが、アリンも回避してコフィンドロップを発射した。

　オスプレイは2カウントでキックアウト。断崖式スタイルズクラッシュを敢行してアリンをリングアウト寸前に追い込んだ。すかさずオスカッターで追い討ちをかけたが、ストームブレイカーはアリンが師匠・スティングばりのスコーピオンデスドロップ(リバースDDT)で切り返した。すかさずアリンがコフィンドロップを連発すると、オスプレイは返せず3カウントが入った。

　オスプレイが3戦目にしてリーグ戦初黒星。これでゴールドリーグはオスプレイ、アリン、カスタニョーリ、リコシェが2勝1敗で首位タイの混戦模様となった。次戦は12・21コリジョン。オスプレイがリコシェ、アリンがカスタニョーリと対戦する首位対決が組まれている。

　一方、2勝1敗1分のオカダ・カズチカがエントリーしているブルーリーグはこの日、シェルトン・ベンジャミンがビースト・モルトスを破って2勝目。次週ダイナマイトでオカダと対決する。