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　『AEW:ワールドエンド 2024』が現地時間28日、フロリダ州オーランドで行われ、オカダ・カズチカが決勝戦でウィル・オスプレイを激闘の末に破って『AEWコンチネンタル・クラシック』優勝を飾った。

　シングルリーグ戦『AEWコンチネンタル・クラシック』はこの日が最終戦。まず準決勝2試合が行われ、ゴールドリーグ2位のオスプレイが流血に追い込まれながらもブルーリーグ1位のカイル・フレッチャーを撃破。ブルーリーグを2位で突破したAEWコンチネンタル王者・オカダはゴールドリーグ1位のリコシェをレインメーカーで破って決勝進出を決めた。

　かつて新日本時代に激闘を繰り広げたオカダとオスプレイの間で決勝戦が争われた。頭に包帯を巻いて出陣したオスプレイがプランチャで先制すれば、オカダは場外DDTを連発して譲らず。コーナーに上がったオスプレイをドロップキックで逆さ吊りにし、足攻めを展開したが、オスプレイもリング内外でオスカッターを決めた。

　オカダもリバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロッフと攻め立て、ドロップキックも見舞ったが、レインメーカーを食い止めたオスプレイはスタイルズクラッシュをさく裂。3カウントを許さないオカダはレインメーカーで応戦し、オスカッターをドロップキックで撃墜した。ストームブレイカーで逆襲されても、ヒドゥンブレードは回避。最後はレインメーカーを叩き込んで3カウントを奪った。

　オカダがオスプレイとの激闘を制し、『AEWコンチネンタル・クラシック』優勝を決めた。試合後、かつて新日本でライバル関係にあったケニー・オメガが優勝の証であるベルトを贈呈。オカダはベルトを掲げてケニーとしばし向き合った。